以前、下手でも点を取る選手の代表格として、豪州代表のティム・ケーヒル選手を取り上げたことがあります。確かに、パスセンスなどは全然なく、なぜこんなに下手な選手が代表なんだと思いますが、点だけはいつもきっちり取っていました。
このケーヒルが点を取るパターンはだいたい決まっていて、セットプレーかクロスです。いつの間にかフリーになっていて、決定機を外さないシュート技術があります。シュート技術は本人の努力としても、フリーになる技術は外からある程度わかりますから、自分のいたゴール裏に近い方にケーヒルが来たタイミングで観察してみました。
確かに、CKやFKのタイミングでケーヒルを見ると、よくフリーになっていて、豪州にいいキッカーがいたら怖いなと思う場面は何度もありました。しかし、ケーヒルのファウルで試合が途切れる場面もあって、どうやら何回ファウルしても、一回フリーになれば決められるという自信があるのではと思いました。
事実、ケーヒルが前線でクロスを待っているタイミングで、じっくり観察すると、手を使って日本DFを押さえつけてファウルを取られていました。要するに、泥臭くてもいいから、体を強引にねじ込んでフリーになるのです。
ただ、もちろんこのプレースタイルはカードと紙一重です。プレミアリーグのエバートンに在籍しているケーヒルですが、エバートンにとっては同じ街のリバプールとの「マージーサイドダービー」は重要な試合と位置付けられています。
この「マージーサイドダービー」で、ケーヒルは2度の退場の経験があります。これがあるから、ドイツW杯やアジア杯でも、ケーヒルは途中出場の切り札でした。やはり、ベンチにとっては退場は怖いようで、できるだけ少ない出場時間で点を取って欲しいと思っているようです。
しかし、それでも点を取ってしまうケーヒルという選手は、やはり日本にとっては相当の強敵でしょう。今回は何とか抑えましたが、最終戦のアウェイでの対戦では気をつけた方が良さそうです。
このケーヒルが点を取るパターンはだいたい決まっていて、セットプレーかクロスです。いつの間にかフリーになっていて、決定機を外さないシュート技術があります。シュート技術は本人の努力としても、フリーになる技術は外からある程度わかりますから、自分のいたゴール裏に近い方にケーヒルが来たタイミングで観察してみました。
確かに、CKやFKのタイミングでケーヒルを見ると、よくフリーになっていて、豪州にいいキッカーがいたら怖いなと思う場面は何度もありました。しかし、ケーヒルのファウルで試合が途切れる場面もあって、どうやら何回ファウルしても、一回フリーになれば決められるという自信があるのではと思いました。
事実、ケーヒルが前線でクロスを待っているタイミングで、じっくり観察すると、手を使って日本DFを押さえつけてファウルを取られていました。要するに、泥臭くてもいいから、体を強引にねじ込んでフリーになるのです。
ただ、もちろんこのプレースタイルはカードと紙一重です。プレミアリーグのエバートンに在籍しているケーヒルですが、エバートンにとっては同じ街のリバプールとの「マージーサイドダービー」は重要な試合と位置付けられています。
この「マージーサイドダービー」で、ケーヒルは2度の退場の経験があります。これがあるから、ドイツW杯やアジア杯でも、ケーヒルは途中出場の切り札でした。やはり、ベンチにとっては退場は怖いようで、できるだけ少ない出場時間で点を取って欲しいと思っているようです。
しかし、それでも点を取ってしまうケーヒルという選手は、やはり日本にとっては相当の強敵でしょう。今回は何とか抑えましたが、最終戦のアウェイでの対戦では気をつけた方が良さそうです。