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オーストラリア戦プレビュー

2009-02-07 21:56:23 | ワールドサッカー
オーストラリア(以下豪州)の来日予定メンバーは、マスコミには発表になっているようですが、JFAのHPには載っていません。そのため、誰がいるいないの議論は残念ながらできません。ただ、ここまで3連勝の豪州は、決して毎試合万全のサッカーをして3連勝したわけではないことが、11月のバーレーン戦でわかっています。

確かに、ホームでカタールから4点取ったのは会心のサッカーかもしれませんが、その後のバーレーン戦の内容はひどく、ゲームを支配していたのはバーレーンの方でした。バーレーンがあと一つ決定機を決めていればと、バーレーンが勝ち点0に終わったことが惜しまれる試合でした。

ただ、豪州というチームは追い詰められたらアジアレベルではトップクラスの身体能力を全面に押し出して、パワープレーで攻められるチームです。日本がドイツW杯で逆転負けを食らったのも、このパワープレーに日本が「体力負け」したからです。結果の1-3は皆覚えていらっしゃるでしょうが、そのうち2点がロスタイムだったことは私もメモを見るまで忘れていました。

そのためには、DFに強さと粘りが必要になってきます。岡田監督は中澤と闘莉王にこだわっていますが、確かに彼らなら身体能力で豪州のFWに対抗できるでしょう。ただ、単にクリアするだけでは意味がなく、しっかりゲームの流れを切るとか、うまく行けばカウンターを狙うとかの明確なプランが必要です。

アジアレベルでは有数の強豪に成長した日本にとって、豪州は突然送り込まれた強力な「刺客」です。ほぼ全員が欧州のリーグに所属し、パワープレーだけでない戦術的熟成もある程度ある豪州は、おそらく真剣勝負で戦える相手としてはW杯本番を除くと最強でしょう。ただ、日本も欧州のリーグ戦がスカパーで見られる環境がありますから、彼ら代表選手の動向はチェックしているでしょう。

情報戦はきっと五分でしょうから、岡田監督が4-4-2のどこにボールを集めてくるか、逆に豪州がどこからボールを取りにくるかという、戦術的駆け引きがこの試合を分けるのではと思います。また、先ほどのテレビ番組で豪州のピム監督が語っていた限りでは、豪州は相手に合わせてサッカーを変えるチームではないとのことです。

それならば、おそらく4-4-2で、同じポジションの相手がぶつかり合うサッカーになります。そこでの1対1に勝った方が、この試合に勝てると思います。
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