Kobby loves 埼玉&レッズ

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愛すべきプレーヤー(田中達也)

2010-12-20 18:55:49 | 浦和レッズ
たとえ怪我が多くても、点をあまり取っていなくても、田中達也選手のことは浦和サポの多くが期待していると思います。不運な重傷を負ってからは怪我がちになっていますが、田中達也の持っている瞬間的な切れと運動量はまだ失われていません。

田中達也は短い距離のスプリント力が売り物で、本人は3mは自信があるけど5mを超えるとちょっと落ちると浦和レッズマガジンに話しています。最適なポジションは2トップの一角で、エメルソンと2トップを組んでいた頃が一番輝いていたと思います。

次期監督のペトロがどんな布陣を導入するかはまだわかりませんが、エジミウソンの周りを衛星のように動き回る形がベストのように思えます。3トップの噂もありますが、その場合は左ウイングに入るでしょう。

田中達也は見ていて楽しい選手です。1対1は思い切って仕掛けますし、足がつるまで走る気力も評価できます。初めて見た2001年の磐田戦でボールを呼び込む体の向きが良かった印象もあります。あの当時トップ下に入っていた小野伸二は田中達也のスペースの使い方を見て本当にやりやすそうに見えました。

そんな田中達也も、プロ入りの直後は相手を抜くことをやりたいプレーに挙げていて、点を取ることはそれほど重視していませんでした。田中達也が有名になったのはアテネ五輪の代表あたりですが、当時エメルソンと組んだことで、得点を取ることの重要さに気づいたようです。

3トップのウイングプレーヤーを探している代表監督ザッケローニの好みにはマッチしている選手ですが、最低でも常時スタメンで出られる状態にならないと代表はないでしょう。しかし、そのスピードは最終予選当時の岡田監督には必要とされました。

まだ終わった選手ではないはずで、南アフリカも予備登録の残り7人に入ったのですから、もちろん本人には代表を狙って欲しいです。南米選手権など、面白そうな大会はあるので、世界で活躍する田中達也を見たいです。
コメント (2)
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