Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バランスの良さが売り(長澤和輝)

2017-11-05 21:04:46 | 浦和レッズ
代表にサプライズ選出された、今が旬の選手、MF長澤和輝選手を取り上げます。長澤は専修大学卒業後、ドイツのケルンと契約しますが、浦和が完全移籍で獲得し、最初の1年はJ2千葉にレンタル移籍する条件を提示しました。そのため、浦和でプレーするのは今季が初めての25歳です。

千葉では背番号10を背負い、41試合に出場して4得点という結果を残しました。十分J1でも通用する力を証明したこともあり、浦和は柏木のバックアッププレーヤーとして、満を持して加入させました。長澤はPSMのさいたまシティカップのFCソウル戦で、ゴールを見せて浦和サポに名前をアピールします。

しかし、ミシャ時代は不遇でした。長澤を獲得した理由として、柏木欠場時のボランチからの展開力があったと思いますが、ミシャは柏木の不在時は阿部勇樹と青木のダブルボランチで臨み、長澤を使うことはほとんどありませんでした。そんな長澤にとって、転機になったのはミシャの解任による堀監督の就任でした。

堀監督は当初、ミシャの3-6-1を受け継いでいましたが、結果が出なかったため4-1-4-1への再編成を行います。そのインサイドハーフの適任者として長澤が起用されることになりました。このサッカーのインサイドハーフは、アンカーの青木を助けながら攻撃にも絡む、バランスの良さを要求されるポジションです。

そのバランスの良さが、長澤の最大の武器です。パスも出せますし、上海上港戦ではブラジル代表のオスカルからボールを奪うなど、守備力も持っています。まだ、柏木のようにキラーパス連発とはいかないものの、いいなと感じるパスは出してくれます。柏木と似たタイプが、ようやく育ってくれたという思いです。

代表では守備的MFという期待でしょう。このポジションは長谷部がベテランになっているので後継者が必要で、チャンスはあると思います。ブラジル戦ではまたオスカルと対峙する可能性もあり、オスカルに「長澤の顔は見たくない」と言わせるくらいの活躍を期待したいと思います。
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別所沼公園の散歩

2017-11-05 20:59:44 | 埼玉
この3連休、好天に恵まれました。こういうときは外に出ておかないと後悔するという思いで、写真の別所沼公園を散歩していました。少しずつですが、秋が到来し、木々が色づく様子が写真にも現れています。また、紅葉狩りで出かけたいなという気分にさせてくれた散歩でした。



ハクセキレイです。












カンナです。


ノジギクです。














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何もさせてもらえなかった(11/5鹿島対浦和)

2017-11-05 17:29:41 | 浦和レッズ
今日のアウェイ鹿島戦、DAZNのみの中継で結果をご存知ないかたもいらっしゃるでしょうが、0-1で浦和の敗戦に終わりました。相手にシュートの嵐を浴びるような、圧倒的な実力差を感じた負けではありませんでしたが、浦和がやりたいサッカーを封じられたという思いが強い敗戦です。

浦和は、現時点で考えられるベストメンバーを並べてきました。おそらく、アルヒラル戦を見越して、できるだけ良いサッカーをして勢いをつけたいという思いが強かったと思います。4-1-4-1で青木をアンカーに置き、守備はインサイドハーフの長澤や柏木がサポートしながら、サイドのウイングを使って攻めたいのがいつもの浦和のパターンです。

しかし、この日の鹿島は、手堅く守備のタスクを全員で実行してきました。浦和がボールを持っているときに、SBやサイドハーフがサイドにしっかり蓋をして、浦和のパスの出しどころをなくしてくる手でした。この鹿島のバランス重視の手に、右ウイングの武藤は完全に消されてしまい、可能性があるとすれば左ウイングのラファエル・シルバの個人技だけでした。

この日の浦和は、思い切ってシュートを狙う意識が不足していたように感じます。鹿島の守備でスペースがないなら、遠目からでも思い切って打つことで相手DFを前に出させることも可能だと思いますが、この日の鹿島は、植田と昌子のCBで浦和に対し高さで優位に立つ強さを利用した試合運びでした。

浦和にとって、痛かったのはアンカーの青木の負傷交代です。DFを入れて阿部勇樹を上げる手もあったと思いますが、堀監督の決断は長澤のアンカー起用でした。しかし、長澤はどちらかといえば前目で力を発揮するタイプで、DFラインをサポートするアンカーというのは本来のポジションではない印象を受けました。

それが決勝点につながりました。鹿島の西のクロスに対して、ファーサイドのレアンドロのマークが空くという、手痛いミスを犯し、鹿島はそれを見逃してくれませんでした。柏木が気付いて戻りましたが手遅れで、ここに青木がいれば間に合った残念感は強いです。青木は何度もDFラインを助けるプレーを見せていただけに、彼がアルヒラル戦に間に合わないような怪我だと、先が少し心配になります。
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