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5枚のMFで止めた(11/15日本対ベルギー前半)

2017-11-17 22:10:27 | ワールドサッカー
ようやく、水曜日未明のベルギー戦のビデオを前半だけ見ました。今、最も旬な新興勢力のベルギーは、FIFAランキングも5位と世界の強豪です。この試合には、攻撃的MFのエース、エデン・アザールが欠場していましたが、それでもさすがベルギーと思わせる強さは見せていました。

ベルギーに感じた一番の強さは、クロスを上げさせてもらえないことです。この日のベルギーは3-4-3の布陣で、日本に対して早い時間で圧倒しようとしたようですが、3バックの両サイドは狙えるという世界共通の攻略法があります。そこにスピードのある浅野を走らせるまでは日本のプラン通りでしたが、そこからクロスを上げさせてもらえませんでした。

浅野の切り返しなどはベルギーDFフェルトンゲンにとっては子ども扱いで、いとも簡単に止められてしまいました。これを見て、浅野はDFより先に触れる唯一の選択肢としてダイレクトプレーを選択せざるを得なくなり、可能性の薄いシュートを放たざるを得なくなりました。もちろん、左アウトサイドのチャドリの戻りの速さも理由ですが。

それでも、前半だけ見れば0-0で折り返しています。それができた理由には日本の組織的守備があります。4-3-3だった日本ですが、3トップのウイングの原口、浅野は半分以上の仕事は守備で、相手のサイドに蓋をしてクロスをアーリークロスにさせることで何とか抑えることができました。初代表の長澤は予想以上の健闘で、ここに行けばボールが回るという感覚に冴えが見られ、ボールを落ち着かせることができていました。

しかし、この守備は得点の可能性を狭めるという意味合いもあります。原口と浅野が引いたことで、FWの大迫は前に一人だけ残される格好になり、相手DFの餌食になってしまいました。日本の得点の可能性があるプレーとしては、アーリークロスとセットプレーで一瞬長身選手が空くタイミングしかなかった印象です。

それでも、FKキッカーの井手口のキックの精度が予想以上だったので、前半終了間際にFKからの吉田のヘディングシュートが出るなど、日本にとってはプラン通りだったように思えた前半でした。後半については、ビデオを確認してから書くつもりです。
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