Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

バルセロナ対Rマドリード

2023-03-21 22:28:40 | ワールドサッカー
ラリーガのクラシコ、バルセロナ(バルサ)対Rマドリード(レアル)のビデオを見ました。レアルはCBがミリトン(写真)とリューディガーというスピードのあるコンビで、待ちのFWのレバンドフスキが消されたのが前回のクラシコでした。今回も、バルサがDFラインの裏を狙う攻めをすると、「走り負け」をする可能性もありました。もっとも、バルサは立ち上がり、しっかりとボールを保持して、2試合連続ゴールと好調な右FWラフィーニャに回してきました。

先制点は意外な形でレアルに入ります。レアルは左FWのビニシウスを使ってスピードで仕掛けます。真ん中にはベンゼマ1枚だけで決定的な場面には見えなかったですが、ビニシウスのクロスがバルサDFアラウホの頭に当たってオウンゴールとなり、レアルが開始9分で1点リードを得ます。レアルは右FWのバルベルデは攻撃から守備まで幅広く使える選手ですが、バルサの保持の前にバルベルデが引かされる場面も目立ちました。

押す割にはゴールが遠かったバルサですが、前半終了間際にチャンスが来ました。ラフィーニャがゴールライン近くまでドリブルで切れ込んだところから、マイナスのクロスからシュートを連打して、最後はこの日は本来の右SBでなくMFで起用された、セルジ・ロベルトがシュートを決めて、バルサは同点に追いつきます。勝ち点で9点リードするバルサは、このまま引き分けでも悪くない結果です。

もっとも、クラシコという重要な試合ということもあって、バルサは引き分けを狙って引いて守るつもりはない様子でした。バルサはリズム良くボールを回してレアルゴールに迫り、レアルの4-3の後ろ2ラインは自陣に押し込まれます。それでも、ちょっとしたバルサの横パスのミスがあると、レアルは鋭くカウンターを繰り出し逆にバルサを押し込んで、流れをバルサが戻すのに3分ほどかかるほどでした。

レアルは早めに選手を替えて、逆転優勝のためには勝利が欲しい意志を見せます。それが実りかけます。右SBカルバハルのクロスから、Lバスケスが合わせて勝ち越し点に思われた場面を作りましたが、VARの結果Lバスケスがわずかにオフサイドとなりゴールは取り消されます。これはカンプノウを埋めたバルサのサポから大歓声でした。

最後はバルサのカウンターで、アンス・ファティのクロスからケシエが勝ち越し点を得て、試合は2-1でホームのバルサの勝利に終わりました。クラシコらしい攻防は見られた試合でしたが、内容通りのバルサの勝利だった印象はあります。


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サクラソウ

2023-03-21 16:38:08 | 埼玉
地元さいたま市の特別天然記念物、田島ヶ原のサクラソウです。園芸品種ではよく見られる花ですが、自然の環境で育つサクラソウは少なく、この田島ヶ原の自生地は貴重です。まだこの時期は早いかなと期待しないで出かけましたが、早咲きの株の一部が見頃を迎えていました。今年はさくら草まつりが久しぶりに開かれるでしょうが、その1週間ほど前が、サクラソウの本当の見頃です。









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WBC日本対メキシコ

2023-03-21 16:26:01 | 他スポーツ
今日のWBC日本対メキシコ、テレビで見ていました。日本の先発投手は佐々木朗希でした。先日のチェコ戦ではその球威で十分抑えられましたが、1番を打つアメリカンリーグ新人王アロサレーナ(レイズ)ら、メジャーリーグの一線級を並べるメキシコは強い相手でした。3回までは抑えられた佐々木ですが、4回に不運な当たりで2安打を許した後に、3ランを被弾してリードを奪われます。

これを見た栗山監督は、5回から継投に入り、山本由伸をマウンドに上げます。この継投は当たりで、彼の持っている150km超のストレートによく落ちるフォークでメキシコ打線を手玉に取ります。日本打線は、先発のサンドバルを打ちあぐね、2度の満塁のチャンスにあと一本が出ない消化不良な展開でした。しかし、リリーフ投手が出てきてから、7回裏に1,2塁のチャンスに吉田正尚がライトポール際に3ランを打って同点に追いつきます。

ここで日本の勢いで逆転を期待するのがファン心理ですが、メキシコはついに8回表に山本由伸を捕らえます。アロサレーナが2塁打を放って口火を切ると、その後タイムリーが2本出て5-3と大きなリードを得ます。急遽登板した湯浅が後続を断ったものの、同点弾直後の失点は雰囲気が悪くなりそうで、ちょっと気になりました。

その流れが変わったのは8回裏の攻撃でした。メキシコは8回のリリーフに、3Aの投手を送りました。この投手が制球で苦しみ、先頭打者を死球で出すと無死1,2塁とピンチを広げます。今回の大会の規則で、投手は一度登板すると打者3人と対戦するか、その回を投げ終わるまで投げないといけない、ワンポイント禁止ルールがあります。

このルールが、日本に有利に作用しました。源田の送りバントで1死2,3塁としてから、代打山川穂高のレフトへの犠飛で1点差まで追い上げます。その後は近藤が打てず一気の逆転はできなかったものの、9回裏にメキシコの抑え投手を打ちます。先頭打者が大谷翔平だったのがポイントで、絶対に塁に出ると初球を打った二塁打で流れができます。

吉田正尚が四球を選んで、代走に周東を送ったのが、栗山監督の逆転サヨナラを狙うメッセージでした。ここまで打率2割1分と不振だった村上宗隆はその信頼に応え、センターを越える2塁打で逆転サヨナラ打を放ちました。ここまで侍ジャパンが苦しんだ試合は今大会初めてでしたが、メキシコの唯一の弱点だったリリーフ陣を確実に捕らえた、最後の集中がものを言った勝利でした。
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