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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

無事是名馬(魁皇)

2024-02-12 20:49:29 | 他スポーツ
ネタのないオフの時期は、困ったときの昔の力士ネタで、写真の元大関魁皇の浅香山親方の記憶です。魁皇は福岡県の筑豊炭田があった直方市の出身で、大相撲には中学を卒業して入門しました。入門当時は普通の体格で、この一般人がのちの大関と予想した人は皆無だったと思われます。魁皇の記録には史上2位となる、通算勝利数1047勝があります。

もっとも、それまで史上1位だった千代の富士の1045勝は、強さで達成した記録でした。魁皇の場合は、39歳まで現役だった驚異的な力士寿命の長さで達成した記録で、千代の富士の記録とは意味合いが違います。事実、魁皇自身も「勝ち星の数で上回ったと言っても、あの大横綱を上回ったことにはならない」と認めています。のちにこれを更新した白鵬は、正真正銘の強さで達成した記録でした。

それでも、魁皇は大関以下の力士では最多となる、5回の優勝を誇る強い大関でした。たまたま、その優勝が連続していなかったことで横綱になっていない不運もあった力士です。また、魁皇の時代は、横綱昇進のためには絶対に連続優勝しなければならないと角界がかたくなだった時代という、不運もありました。それでも、横綱に上がっていないから39歳まで取れたということは言えます。

相撲ぶりは左四つ右上手から繰り出す上手投げが強い力士でした。魁皇の若手時代、当時の最強横綱貴乃花に、四つ相撲で勝つことができた唯一の力士でした。魁皇が勝つときは右上手を引いてすぐに投げを打ったときでしたが、リンゴを握り潰せる、ビールケースを中身が入った状態で片手で2個持てるなど、怪力伝説を持っていた魁皇らしい勝ち方でした。

もっとも、どうしても最高位が大関の力士は、晩年のカド番の連続がイメージに残ってしまいがちです。魁皇の場合はその怪力に体が耐えられなくなる負傷休場が多かった記憶です。カド番回数11回と、何度も陥落寸前に追い込まれた大関でしたが、カド番の7勝7敗で当時の小結白鵬に勝って辛くもカド番を脱出した取組の印象もあります。

魁皇は福岡県出身ということもあって、地元の九州場所では絶大な人気を誇っていました。九州の人は魁皇の勝敗は気にしていると、当時は言われていたことを思い出しました。その5回の優勝の中に、地元九州場所がなかったことは、彼が相撲に残したほんのちょっとの悔いだったかもしれません。
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昭和記念公園のメジロ

2024-02-12 15:22:23 | 雑記
昭和記念公園では野鳥観察も可能ならしてみたかったですが、見つけたのは写真のメジロです。梅といえば定番の鳥ですが、何枚も失敗しながらも当たりの写真があったので載せます。

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