Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

保持率は高かったが(12/8浦和対新潟)

2024-12-08 20:56:54 | 浦和レッズ
今日の浦和レッズのホーム新潟戦は、0-0の引き分けに終わりました。この日は浦和にとっては消化試合ですが、相手の新潟が降格圏18位の磐田に対して勝ち点差3で、引き分け以上で残留決定という難しい状況の試合でした。もちろん、最初は両チームともに勝つつもりで試合に入るでしょうが、新潟は同点のまま終盤に差し掛かれば引き分けの勝ち点1を狙いに来る試合でしょう。

そんな試合は、浦和が今季限りで引退を表明しているFW興梠慎三を1トップで先発出場させて始まりました。もちろん、浦和にとっては何もかかっていない試合なので、功労者の興梠のスタメンに異議はないですが、興梠というFWが中盤に降りてボールをキープして球回しを良くするタイプのFWなので、彼の1トップを機能させるためにはトップ下の渡邉凌磨などが追い越してFWの位置に上がらないといけなかったでしょう。

ゲームは浦和が若干優位に進みました。この日の浦和で良かったのは高い位置からの回収でした。新潟は写真の松橋監督が導入した、DFラインからつないで攻めるポゼッションサッカーを旗印にしているチームなので、浦和としてはその球回しを高い位置で回収することができれば、チャンスは作れることは浦和のスコルジャ監督も話していました。

新潟の攻めを、ボランチのグスタフソンや安居のところで回収できていたので、前半の新潟のシュート数は0本と浦和としては狙い通りに試合を運べたように見えます。それでも、右MFで先発出場した前田直輝がドリブルで相手を抜きに行ったボールタッチがミスになってゴールラインを割るなど、攻撃に関してはちぐはぐなところが見られた試合になりました。

興梠は60分まで出場し、ベンチスタートだった今季限りで浦和を退団するリンセンと交代します。グスタフソンを下げて渡邉凌磨をボランチに回し、トップ下で小泉佳穂を起用するような試みもしましたが、新潟も0-0のまま終盤まで来るのはある程度狙い通りだったこともあってあまり無理をせず、FWの2枚だけで攻め切る選択をしました。

その新潟のFW2枚に決定機を作られるなど、危ない場面も何度もあった浦和ですが、何とか引き分けて勝ち点1を確保しました。もちろん、J1で13位の浦和が、来年6月に予定されているクラブW杯でリバープレート(アルゼンチン)やインテル(イタリア)などとどうやって戦うんだと、これからの課題は山積ですが、選手だけでなくサポーターの自分も、ちょっと休みの時期も欲しいかなと思い始めたタイミングなので、少しワールドサッカーなどを見て気分を変えたいです。
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宇賀神友弥、現役引退

2024-12-08 19:45:11 | 浦和レッズ
今日のホーム最終戦、新潟戦は体調不良のため自宅でテレビ観戦でした。それでも、DAZNでは試合後の引退セレモニーまで放送してくれたので、写真の宇賀神友弥選手の引退セレモニーの様子は見ることができました。宇賀神はジュニアユース、ユースと浦和の下部組織でプレーしていましたが、ユース卒業時にトップチームに上がれず、流通経済大学を経由する回り道をしています。

しかも、流通経済大学時代も1年生から順調とは行かず、三軍チームである「クラブ・ドラゴンズ」に所属したこともあり、1年生からレギュラーだった1年後輩の武藤雄樹をスタンドから応援していたこともあります。そんな宇賀神ですが、4年生のときにようやくトップチームで抜きん出た存在になり、天皇杯のガンバ大阪戦である程度通用したことで「J1でもやれる」と確信して浦和レッズのトップチームに入団してきました。

1年目のフィンケ監督時代には、左サイドの攻撃的な位置で起用されて活躍した宇賀神ですが、2年目のゼリコ・ペトロヴィッチ監督時代に左SBで出場したときに頭上を抜かれるミスをして、「DFではない」という評価になってベンチスタートが多くなる挫折を味わいます。そんな宇賀神が36歳の今までプレーできた要因に、3バックの左アウトサイドには最適な選手だったことが考えられます。

長く続いたミシャ時代、浦和の布陣はほとんど3-4-2-1で固定でした。この頃、宇賀神自身も努力して体力レベルを上げたことで、時にはFWのラインまで行くこともあるミシャのアウトサイドへの要求をクリアできるようになります。もちろん、浦和というチームは選手間競争にはシビアなので、順調に思われたミシャ時代にも梅崎や関口などライバルが多く在籍しましたが、ミシャがどちらかと言えば体力のあるアウトサイドが好みだったことも追い風になりました。

また、宇賀神は左右どちらのサイドでもこなせる強みがありました。もともと利き足は右なので、右SBで起用してもそれなりにプレーできたことが、彼の長い現役生活を支えていました。一度浦和を戦力外になり、J3の岐阜で2年間プレーしていましたが、今季荻原、明本とSB候補が次々と流出したことで宇賀神に復帰のオファーが来ることになりました。

今季は2試合出場と、トップチームの戦力になったとは言い難い結果だったことも引退の決断の理由でしょう。引退後は本人の口から「浦和レッズのGMになりたい」と抱負を明確に語ってくれました。一足先にGMになった先輩堀之内聖さんからも学ぶこともあるでしょう。まずは裏方からスタートして、その夢が実現するように願うばかりです。
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弘南鉄道中央弘前駅

2024-12-08 19:40:09 | 雑記
先日、写真の弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅から大鰐駅間が廃止になるというニュースを見ました。確かに、JRの弘前駅と直結していない線で、ここから弘前駅に出るには20分ほど歩かないといけない、ちょっと中途半端な路線ではあります。今年の5月、弘前市内を歩いて観光した際に、ここは入場券を買ってでも見ようと思っていました。実際は、この中央弘前駅は川沿いにあり、上にある橋から写真を撮れば丸見えだったので、目的の写真は撮ることができました。もうこの風景が見られないと思うと、寂しいですね。



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