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3月頃の思い出

2010-03-18 18:50:26 | 雑記
3月といえば、一般的なイメージでは卒業でしょうが、私は中高一貫校にいたので、普通の方より卒業の回数が一回少ないです。そのため、周りが受験一色のはずの中学3年の春休みに旅行するなどという経験をしています。

私の旅仲間は、唯一私を除いてみんなが運動部の所属でした。私も後に大学で多少走っていたのでイメージはつかめますが、スポーツ系は体を動かしていないと一気にコンディションが落ちてしまいます。そのため、休み中も常に部活のある彼らですが、一日だけ「空白の一日」がありました。

それは期末試験が終わった翌日でした。私の学校ではこの日に部活をすることは禁止されていました。おそらく試験で「一夜漬け」した寝不足状態で運動したら負傷者が続出してしまうからでしょう。私たちにとってはこの日しか、旅ができる日はありませんでした。

青春18切符の二千円(当時)で、大垣まで夜行列車に揺られたり、常磐線の最終列車で水戸に向かって、そこで3時間始発列車を待ったりした思い出があります。水戸経由だと、家から始発列車で出るより遠くへ行けるので、この旅のゴールはなんと秋田でした。

秋田に友人の親戚の方のお宅があったのですが、到着は夜の11時過ぎで、翌日は午後2時まで寝ている、迷惑な客だったなと、今では反省するほどです。ただ、この旅で、少年時代の私にとって当時は一つの大きな壁だった新幹線の改札を一度もくぐらずに、名古屋や山形、秋田などの地を踏むことができたのは貴重な経験でした。

当時の在来線は特急列車の待ち合わせでよく停車するので、ちょっと列車を降りて牽引の電気機関車を見に行ったり、駅の途中下車印を集めたりしました。当時あまり旅慣れていなかった私は、夕食時に駅弁の営業がなく、早い時間に夕食を買っておかないと空腹で苦しくなることを知らずにはまりました。

今、もう一度この旅をやりたいとは思いませんが、少年時代の貴重な思い出として、今でも輝いています。

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