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驚異的な走力(マルキーニョス)

2010-03-17 20:07:59 | 他チーム
今週はナビスコもACLもない、Jリーガーにとっては貴重な「休める水曜日」です。今のサッカーニュースはベッカムのアキレス腱断裂のネタが多いですが、ニュース以上のことはわからないので、今日は穴埋めネタにします。

先週、ACLの全北現代対鹿島戦をレベルの高い好ゲームと書きました。それを演出した一人として、雨が降って「重馬場」だったピッチにもかかわらず前線から激しくプレスを掛けていたマルキーニョス選手を今回は取り上げます。

ウェズレイ(前大分)が引退、シジクレイ(前京都)が退団した今、Jリーグの外国人選手で最も古くから日本にいる選手は帰化した選手を除くとマルキーニョスになりました。ただ、鹿島に入ったのは2008年シーズンからです。それ以前は東京V、横浜FM、千葉、清水と渡り歩いています。

FWでありながら、マルキーニョスはゴール数が評価される選手ではありませんでした。ブラジル人選手にしては珍しいハードワーカーで、前線から激しくプレスに行くことを苦にしないことが、長い間Jリーグでプレーできた理由です。

戦術に凝るタイプの監督が多い日本向きの選手で、結果重視の欧州では最初の5年間で二桁ゴールが一度しかないFWはお払い箱になるかもしれません。そんなマルキーニョスが安定して二桁ゴールを決められるようになったのは、清水時代がきっかけです。

当時トップ下を置かない4-4-2だった清水の布陣で、運動量の多いマルキーニョスなら空いているトップ下の位置でボールを受けて、ワンツーで飛び出せば点が取れると長谷川監督が指導したように、プレーを見る限りでは思えます。

その成果もあって、鹿島からおそらくサッカー人生で最も好待遇のオファーが来ます。それからの活躍はJリーグ得点王やMVP授賞などすっかりリーグを代表するFWになりました。今は33歳とベテランなので、中東からのオファーはなさそうですが、できるだけ長くJリーグでプレーして欲しい選手です。

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