W杯準々決勝、フランス対イングランドの映像を見ました。イングランドはケインを1トップに置いたオーソドックスな4-2-3-1ですが、イラン戦で先制ゴールなど好調ぶりをアピールしているベリンガムを、ボランチから1列上げてトップ下で起用してきました。それだけ、この19歳の伸び盛りの才能の攻撃力を買っているという起用です。これに対し、フランスはいつもの4-3-3で両ウイングにデンベレとエムバペを置きました。
この試合ではイングランドが良く練ったエムバペ対策を立ててきました。エムバペは圧倒的なスピードはあるものの、あまり守備をしないFWなので一旦奪えば攻撃の起点にできるという読みで、エムバペに対し最大3枚で寄せてボールを取りにきました。このイングランドの守りでエムバペは多くの場面で消され、スピードの力勝負でしか見せ場を作れませんでした。
それでも、フランスはそれ以外の箇所が機能して先制点を奪えました。右サイドでグリーズマンが折り返したボールに、ボランチのチュアメニが驚くようなロングシュートを突き刺して、前半で1点を先制します。そのため、攻めるしかなくなったイングランドは、ベリンガムの個人技に、何本か取ったCKでマグワイアの頭に合わせるなど、多彩な攻めで対抗します。
そのイングランドの執念は一旦は実りました。右サイドでベリンガムのパスから仕掛けたサカがゴール前でファウルされたという判定でPKが宣告されます。これを蹴ったケインが、GKの逆に正確に蹴って同点に追いつきます。もっとも、フランスもエムバペが封じられても別の長所がありました。代表通算ゴール数でそれまでのアンリの記録に並んでいたFWジルーの頭です。そこが狙えるとわかったフランスが、アーリークロスを入れ始めたことでゲームの流れが変わりました。
決勝点になったのもそのアーリークロスでした。左サイドからグリーズマンが入れたクロスを、ジルーが頭で合わせて2-1とフランスがリードを奪います。それでも、フランスには大きなピンチがありました。ゴール前でFWマウントがフランスDFエルナンデスに肩で当たられたプレーが、VARの結果ファウルと判定されて、イングランドに2本目のPKが宣告されたからです。
しかし、気負いすぎたケインが、このPKをクロスバーの上に外したことで、このゲームは2-1でフランスの勝利に終わりました。最後までどういう展開になるかわからない、このゲームはW杯でも有数の名勝負でした。こういう試合を見たいから、自分はワールドサッカーを見ているとさえ思えた試合後の感想でした。
この試合ではイングランドが良く練ったエムバペ対策を立ててきました。エムバペは圧倒的なスピードはあるものの、あまり守備をしないFWなので一旦奪えば攻撃の起点にできるという読みで、エムバペに対し最大3枚で寄せてボールを取りにきました。このイングランドの守りでエムバペは多くの場面で消され、スピードの力勝負でしか見せ場を作れませんでした。
それでも、フランスはそれ以外の箇所が機能して先制点を奪えました。右サイドでグリーズマンが折り返したボールに、ボランチのチュアメニが驚くようなロングシュートを突き刺して、前半で1点を先制します。そのため、攻めるしかなくなったイングランドは、ベリンガムの個人技に、何本か取ったCKでマグワイアの頭に合わせるなど、多彩な攻めで対抗します。
そのイングランドの執念は一旦は実りました。右サイドでベリンガムのパスから仕掛けたサカがゴール前でファウルされたという判定でPKが宣告されます。これを蹴ったケインが、GKの逆に正確に蹴って同点に追いつきます。もっとも、フランスもエムバペが封じられても別の長所がありました。代表通算ゴール数でそれまでのアンリの記録に並んでいたFWジルーの頭です。そこが狙えるとわかったフランスが、アーリークロスを入れ始めたことでゲームの流れが変わりました。
決勝点になったのもそのアーリークロスでした。左サイドからグリーズマンが入れたクロスを、ジルーが頭で合わせて2-1とフランスがリードを奪います。それでも、フランスには大きなピンチがありました。ゴール前でFWマウントがフランスDFエルナンデスに肩で当たられたプレーが、VARの結果ファウルと判定されて、イングランドに2本目のPKが宣告されたからです。
しかし、気負いすぎたケインが、このPKをクロスバーの上に外したことで、このゲームは2-1でフランスの勝利に終わりました。最後までどういう展開になるかわからない、このゲームはW杯でも有数の名勝負でした。こういう試合を見たいから、自分はワールドサッカーを見ているとさえ思えた試合後の感想でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます