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オープンゲーム(1/16U-22日本対タイ)

2016-01-17 21:43:30 | ワールドサッカー
五輪代表のタイ戦も見ていました。東南アジアのチームはスピードがあるので、堅守速攻を予想していましたが、意外にもタイは前からプレスを掛けにきました。タイは最終ラインの位置も高く設定し、日本と似たようなコンパクトにパスを回すサッカーを目指そうとしたように見えました。

その戦い方に面食らって、早い時間で失点すると守備を固めてくる恐れがありましたが、このサッカーはスピード型の鈴木武蔵、浅野の2トップで速攻を狙う日本にとっては、やりやすい相手でした。相手の守備が整わないうちに、ダイレクトプレーで相手守備陣の穴を狙い、そこに俊足2トップを走らせる、これがこの日の日本の狙いでした。

タイは日本のFWや攻撃的MFは監視できていましたが、ボランチの遠藤航や原川の動きに対応できていませんでした。そのため、バイタルエリアに日本がボランチを上げると比較的簡単にフリーになれたので、鈴木武蔵の先制点につながった遠藤航の浮き球のパスはまさに相手の弱点を狙ったものでした。

この大会は、中2日の試合が続くので、日本にとってはベンチも含めた総合力が試された試合です。この日、日本はスタメンを6人入れ替え、初戦がベンチスタートだった多くの選手に出番を与えました。結果の4-0は会心の勝利ですが、無理にベストメンバーを並べず、力を温存した状態でも勝てたことは次につながるはずです。

また、タイが高さを狙った攻めに弱いというところもゴールという結果に表しています。矢島の2点目のヘディングシュートは、タイがゴール前で細かく動くと、ターゲットを空けることがある弱点をうまく狙いました。矢島は浦和からJ2の岡山にレンタル移籍しているMFですが、出番を得ればこれだけのプレーができることを、ミシャ監督も見て欲しいと、ちょっと愚痴です。

もちろん、タイにもチャンスはありました。それは2点ビハインドで得たPKです。これが決まって2-1になっていれば試合はわかりませんでしたが、そのPKを7番が軸足を滑らせるミスでバーに当てたことで、タイのチャンスは途絶えたと言ってもいいでしょう。

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