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3バック気味に入る(8/25浦和対広島)

2021-08-29 11:39:26 | 浦和レッズ
ようやく、水曜日の広島戦の映像を見ました。浦和はこの中断期間で新加入した、DFショルツを左SBで起用してきました。これまで、SBには攻撃力のあるタイプを置いて、SBを思い切りよく高い位置に張らせてきたのがロドリゲス采配でしたが、本来CBのショルツはどちらかといえばCBタイプの選手です。この起用は何か意味があると思いましたが、それは3バック的な意味合いも持った起用でした。

この「3バック的な布陣」で、ショルツがヘディングの強さで相手クロスをクリアできることで、広島の1トップ2シャドーに強さを出させない狙いがありました。この布陣の影響で、左MFの関根が3バックのアウトサイド並みの守備を要求されて大変そうでしたが、その関根が得点に絡むことができました。広島は伝統の3バックで守りの強いチームですが、強さではなくDFライン裏へパスを出してスピードで勝負したのが当たりました。

伊藤敦樹の縦パスで関根が抜け出したチャンスに、関根のシュートを相手GK大迫が止めたところを、ユンカーがうまく反応して前半14分と早い時間で浦和が先制点を得ました。また、右サイドの酒井宏樹はこの日も安定しており、相手左アウトサイドの藤井に対して1対1で確実に勝ち、スピードも高さもバランス良く持っている現役代表の強さを見せます。

広島の攻めは外は使えたものの、1トップ2シャドーが浦和の3バックに消されていました。そのため、広島は54分に動き、浅野雄也を下げて柏を入れて、長沼をシャドーに回して柏をアウトサイドに入れてきました。浦和も江坂の負傷で65分に小泉が投入されます。この小泉は久しぶりの出番でしたが、この交代で中盤の運動量が増え、ユンカーの後ろを動き回ってフォローします。

浦和のチャンスは岩波が出したパスを追いかけたユンカーが、ドリブルで運んでシュートを打ったものがありましたが、連戦のコンディションの影響で次第に広島に押し込まれ、苦しくなった浦和は関根を下げて宇賀神を入れて5バック気味に引いて守り、広島のクロスをクリアする手に出て、何とかこのゲームを1-0で逃げ切って勝利しました。

浦和にはまだ、会心のゲームができるほどの強さは完全には備わっていませんが、それでも酒井宏樹ら新加入選手の起用が当たりチームの流れは悪くないと思います。3連勝と結果は出ているので、ユンカーの決定力を生かしながら試合運びを改善できればと思います。そうすれば、ACL出場権の3位も、決して不可能な目標ではないと思います。

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