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クラブW杯決勝戦(2/12チェルシー対パルメイラス)

2022-02-13 15:13:16 | ワールドサッカー
冬季五輪で忘れそうな話題ですが、サッカー系ブログとしてはどうしても見ておきたいのが、UAEで開催されていたクラブW杯決勝戦でした。昨年末に日本で開催される予定だったものが、コロナ禍で日本開催が中止になってUAEで代替開催されたものです。カードはチェルシー(イングランド)対パルメイラス(ブラジル)で、どちらも出場歴はあるものの優勝がないという、悲願の初優勝を賭けた対戦でした。

私はこのカードが日本開催になることを想定し、FWルカク(ベルギー代表)の写真を撮ることを狙っており、カメラを新調して自分の写真コレクションに加えたいと願っていました。結果的にその夢はかなわず、遠くの国で行われる映像をビデオで見るにとどまりましたが、パルメイラスのサポーターがブラジルから車を売却してでも遠征費用を調達して、地球の裏側までやってくるエネルギーを感じていました。

試合は、力ではやや劣るパルメイラスがうまく工夫してゲーム展開を互角にしました。その手は、3-4-3のチェルシーに対して、マンツーマンでマークをつけて、チェルシーの球回しをブロックの外側に限定させるものでした。この手で、ルカクには前半を通して決定的な場面は訪れず、パルメイラスの思惑通り前半は0-0で折り返すことになります。

ルカクはあのガタイの良さを誇りますが、意外にもスピード型で、縦のスルーパスに走るのが得意なFWです。パルメイラスが引いて守っている展開では苦しいですが、左サイドをハドソン=オドイが仕掛けてからのクロスに、ルカクが相手DFに競り勝って頭でゴールを決めて、得意な形ではないもののしっかりゴールという結果を出しました。

それでも、5バックで守るパルメイラスもサイドからの仕掛けで対抗し、右からのアーリークロスからのシュートを相手DFチアゴシウバがハンドしたという判定でPKになり、このPKをパルメイラス23番(ヴェイガ)が決めて同点に追いつきます。チェルシーはルカクを下げて4-4-2に組み替え、ハフェルツとベルナーの2トップにして攻勢をかけますが、90分では決着がつかず延長戦にもつれ込みます。

延長戦でもスコアは動かない展開でしたが、最後の4分で混戦からパルメイラスDFルアンにハンドがあったとVARでチェックされ、これがPKとなります。キッカーはハフェルツで、相手GKの逆に蹴ってゴールとなり、試合は2-1でチェルシーの勝利に終わりました。チェルシーは2012年、横浜国際競技場でブラジルのコリンチャンスに0-1で敗れて目前のタイトルを逃しており、そのリベンジとなりました。当時から残るDFアスピリクエタにとっては、悲願のタイトルになりました。

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