Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

スコア通りの内容の差(4/26浦和対ウェスタンシドニー)

2017-04-28 16:05:50 | 浦和レッズ
おとといのウェスタンシドニー(以下Wシドニー)戦、6-1という浦和の完勝に終わりました。この結果、浦和のグループリーグ2位以内が確定し、決勝トーナメントへの進出が決まりました。まだ、相手がどこかは未定ですが、もうしばらくACLも楽しませてくれそうです。

この試合に関しては、スコア通りの内容の差がありました。理由は、Wシドニーボールになったときの浦和守備陣の対応です。Wシドニーの中盤から前の選手は、ヘディングで合わせる能力は持っていますが、トラップが大きく、浦和守備陣が粘り強く体を寄せて行けばボールを奪える確率が高かったことが、このスコアの大きな要因でした。30%台はあったWシドニーのボール支配率でしたが、イメージとしてはもっと低かったと感じたほどです。

Wシドニーは、5-4-1で自陣に引く、浦和対策の定番とも言える手できました。しかし、この布陣で浦和の攻撃を抑えるには、1対1で負けないことが条件です。その条件を、この日のWシドニーは満たすことができず、中盤で取られたりDFラインが浦和FWにスピードで負けたりと、局面でのプレーに差がありました。

もちろん、浦和側にも勝利の要因はあります。それは、瞬間的な動き出しの速さが冴えていたからです。先制点の関根のゴールの場面では、武藤がうまく相手守備陣のスペースを見つけており、そこに柏木から精度の高いロングボールが入ったことで、関根へのマークが遅れて得点になりました。

また、ラファエル・シルバが浦和の組織サッカーになじんでいることも後半の3点の追加点の要因です。FC東京戦で見せた、ラファエル・シルバから興梠へのスルーパスと似た形もありましたし、得意のスピードでカウンターから点を取る形もできています。苦しくなったらカウンターでも浦和は強いとなれば、今後の相手も無理に押し込みに来れなくなる効果もあります。

ズラタンにもゴールが生まれ、誰が出ても点が取れる浦和という理想像はでき始めています。これまで、2007年浦和、2008年G大阪と日本のACL優勝チームは出ていますが、当時は無理に全試合ベストメンバーを並べに行ってチームを消耗させた優勝でした。今季、浦和がうまくターンオーバーを回して勝てれば、新たな「勝利の方程式」となる可能性も持っていると思います。




























コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大宮戦プレビュー | トップ | さいたま市花めぐり(初夏) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浦和レッズ」カテゴリの最新記事