ラリーガのバジェカーノ対Rマドリードのビデオを見ていました。結果は1-1の引き分けでした。バジェカーノのホームスタジアムはマドリードの市内にあるものの、小さなスタジアムでレアルのサポはあまり見かけませんでした。それだけ、バジェカーノのサポがこのレアル戦を大事な試合と考えて、仲間内でチケットを確保したのでしょう。
対するレアルは、欧州CLが週の間に挟まっている強行日程のさなかで、右SBカルバハルやFWロドリゴなどをベンチスタートにして温存を図りました。布陣的な予想はしにくい試合でしたが、バルベルデ(写真)とカマビンガのダブルボランチに、トップ下にモドリッチを置く4-2-3-1でした。今季のレアルが、絶対的なエースストライカーに頼らず、多数の選手が点を取っていることも予想がしにくい理由です。
現状でレアルの1トップに入っているのはベテランのホセルです。決してワールドクラスのFWではないので、長期間彼に頼ることはないでしょうが、今のレアルには「9番」タイプがいないのでレンタルで獲得した彼を必要としています。そのホセルが効きました。バジェカーノがシュートを狙ってミスになったところから、バルベルデがカウンターで独走して、ホセルがワンタッチで合わせて前半5分にレアルに先制点が入ります。
しかし、レアルのような「巨人」でも何が起こるかわからないのが敵地です。バジェカーノがサイドをえぐって演出したマイナスのクロスから、思い切り放ったシュートが、カマビンガの握った手に当たったというVARの判定になり、ハンドでPKになります。このPKはデトマスが蹴り、GKルニンが飛ぶと読んで中央に大胆に蹴り込んだのが幸いして、バジェカーノが同点ゴールを得ました。
バジェカーノは1部と2部を行ったり来たりしているチームで、有名な選手は元コロンビア代表のFWファルカオくらいです。そういう、スターがいないチームでも戦い方次第で勝ち点が取れる可能性があるのがサッカーの面白さで、バジェカーノの良さはサイドのMFがファウル覚悟で向かう守備でした。このプレーに、ブラジル代表の実績のあるビニシウスも、苦しんでいるのがありありとしていました。
もちろん、この守備はイエローカードを招く要因にもなり、主力MFイシが次節出場停止になるなど犠牲も払いましたが、バジェカーノにとっては望みうる最高の結果であろう、引き分けの勝ち点1を得ました。それだけ、レアルといえど確実に勝てるわけではないのが、スペインリーグの難しさですね。
対するレアルは、欧州CLが週の間に挟まっている強行日程のさなかで、右SBカルバハルやFWロドリゴなどをベンチスタートにして温存を図りました。布陣的な予想はしにくい試合でしたが、バルベルデ(写真)とカマビンガのダブルボランチに、トップ下にモドリッチを置く4-2-3-1でした。今季のレアルが、絶対的なエースストライカーに頼らず、多数の選手が点を取っていることも予想がしにくい理由です。
現状でレアルの1トップに入っているのはベテランのホセルです。決してワールドクラスのFWではないので、長期間彼に頼ることはないでしょうが、今のレアルには「9番」タイプがいないのでレンタルで獲得した彼を必要としています。そのホセルが効きました。バジェカーノがシュートを狙ってミスになったところから、バルベルデがカウンターで独走して、ホセルがワンタッチで合わせて前半5分にレアルに先制点が入ります。
しかし、レアルのような「巨人」でも何が起こるかわからないのが敵地です。バジェカーノがサイドをえぐって演出したマイナスのクロスから、思い切り放ったシュートが、カマビンガの握った手に当たったというVARの判定になり、ハンドでPKになります。このPKはデトマスが蹴り、GKルニンが飛ぶと読んで中央に大胆に蹴り込んだのが幸いして、バジェカーノが同点ゴールを得ました。
バジェカーノは1部と2部を行ったり来たりしているチームで、有名な選手は元コロンビア代表のFWファルカオくらいです。そういう、スターがいないチームでも戦い方次第で勝ち点が取れる可能性があるのがサッカーの面白さで、バジェカーノの良さはサイドのMFがファウル覚悟で向かう守備でした。このプレーに、ブラジル代表の実績のあるビニシウスも、苦しんでいるのがありありとしていました。
もちろん、この守備はイエローカードを招く要因にもなり、主力MFイシが次節出場停止になるなど犠牲も払いましたが、バジェカーノにとっては望みうる最高の結果であろう、引き分けの勝ち点1を得ました。それだけ、レアルといえど確実に勝てるわけではないのが、スペインリーグの難しさですね。
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