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前後のゲームメーカー(アストンビラ対アーセナル)

2014-01-22 21:06:43 | ワールドサッカー
今日はNHK-BSで放送されたプレミアリーグ、アストンビラ対アーセナルを見ていました。プレミアでは埼スタでPSMを生で見たこともあって、アーセナルの組織力が好きです。今回はシーズン直前の移籍だったので埼スタには来られなかったトップ下、エジル(11番)の動きを中心に追ってみました。

エジルはドイツ代表でおなじみの選手なので、パスが得意な典型的トップ下タイプということは知っていますが、今日はテクニックの豊富さに惹かれました。足の裏やアウトサイドのキックを使ってダイレクトで予想外の方向にさばくプレーは、味方でも予測できないのではと思うほど瞬時に行われ、彼の技術の高さを感じることができました。

この日の試合はアーセナルが2-1で勝利しましたが、その原動力になったのは1得点1アシストのボランチ、ウィルシャー(10番)でした。アストンビラはイングランドでは珍しい3バックで2ラインを引いて守る格下サッカーでアーセナルの攻撃を抑えようとしてきましたが、このやり方ではエジルを消せてもその後ろにいる第二のゲームメーカー、ウィルシャーのところまではケアし切れませんでした。

ウィルシャーは埼スタに来た選手の中では一番うまいと思えた選手で、長短自在のパスワークが光っていましたが、この日も左SBモンレアル(17番)のオーバーラップからバイタルエリアに入り込んで、ダイレクトで打ったシュートでうまく相手GKの届かないところを狙って先制しました。

ただ、アストンビラも決して弱いチームではありませんでした。理由は2トップが切り札的役割ができるからです。スピード型のアグボンラホール(11番)とポストプレーヤーのベンテケ(20番)は役割分担もはっきりしていて、カウンターを狙うならアグボンラホール、アーリークロスでヘディングを狙わせるならベンテケと狙いやすく、ボール支配率では70%と圧倒したアーセナルも安心はできなかったはずです。

アストンビラは今回は格下サッカーに徹しましたが、アグボンラホールとベンテケを生かすトップ下は欲しがっている様子で、昨年はニュルンベルクの日本代表、清武弘嗣の獲得に11億円を打診したという噂もありました。このチームなら清武が入れば面白いと思えたのは確かで、噂が現実になればいいなと思っています。

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