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攻勢を緩めない(6/8日本対ヨルダン)

2012-06-09 14:12:43 | ワールドサッカー
昨日のヨルダン戦、6-0のスコアにとどまらず、内容でも完勝でした。ヨルダンのハマド監督の話では、ヨルダンはシーズンが終わったばかりで、しかもホームでイラクと引き分けてから移動を挟んでいたので、コンディションは良くないとのことです。確かに、アジア杯で見せた恐るべき集中力で日本から勝ち点1を奪った片鱗は、埼スタでは見られませんでした。

ヨルダンは4-2-3-1の布陣でした。極端に引いてきたアジア杯とは違って、スキンヘッドの9番やFWの10番などは日本相手に仕掛けてきました。前回のオマーンは組織サッカーをやろうとしたものの十分に機能していない印象でしたが、ヨルダンはアジア杯のときのように中盤の5人がボランチ気味に引いてスペースをなくしてしまえば日本相手にロースコアに持ち込むこともできたかもしれませんが、勝ちたいと思って攻撃の駒を残し、4バックとダブルボランチで守り切れると思っていたようです。

そういう意味では、今回も早い時間で先制点が入ったことが重要でした。アジア杯でザッケローニが指摘した通りのセットプレーで、しかも決めた選手が相手をうまく出し抜くタイプの前田だったところは、狙い通りだったのではと思っています。また、ヨルダンは比較的4バックが間を取られやすく、本田圭佑が決めた2点目などはあそこまで本田圭佑にスペースを与えたら決めるなと思いました。

ヨルダンが退場者を出したのは、その2点目が入った後だったので、6点入ったのは数的優位のためと思いますが、勝負を左右した退場ではなかったです。そういう相手に、時として「お付き合い」してしまって追加点を入れられないチームもありますが、ヨルダンが2点ビハインドでは引いていられないと4バックのままで来たので、日本は面白いように点を入れられました。

オマーンとヨルダンに共通しているのは、前の動きはそこそこできますが、後ろへ走るのは得意ではないというところです。この試合でも左サイドの長友が効いていたように、うまく浮き球でDFラインの裏へ出して走り込ませると、比較的簡単にフリーになれました。そういう意味では、そういうパスを出した遠藤や長谷部も、陰のヒーローだったと思います。

これで、埼玉→鳥栖→埼玉と続いた私のサッカー旅は終わりました。できるだけ体力を温存しようと九州の観光を最小限に抑えたので、無理をすれば当日券があったソフトバンク対巨人を見ることや大宰府天満宮を見るなど予定を詰め込むことはできましたが、あえて無理をしなかったので無事消化?できました。

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