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FC東京戦マニアック分析

2022-04-11 22:26:20 | 浦和レッズ
後半頭で動いたのはFC東京の方で、左FWを紺野からアダイウトンに替えてきました。紺野は、何度もオーバーラップしていた長友の裏のスペースをケアしていた印象ですが、攻めという意味では今一つで、ここにスピードのあるアダイウトンが入ってくると脅威だなと感じていました。事実、高い身体能力を持っている酒井宏樹を置き去りにしたドリブル突破もあり起点になっていました。

もっとも、浦和も左SB明本のオーバーラップで反撃しました。FC東京の右SB渡邉は内に絞り気味の位置を取ることが多く、左サイドのタッチライン際は意図的に空けていたのかもしれませんが、ここは浦和の狙いどころで推移することになります。特に、モーベルグが交代して左MFに松尾が投入されると、松尾はタッチライン際を狙いどころとみて何度もボールを要求していました。

この突破からのクロスを辛くもFC東京がクリアに逃れていたので、決定機には至らないことが多かったですが、それでは浦和ボールの左サイドのCKが多くなり浦和は合わせればという期待もありました。岩尾が蹴ったCKを合わせることはできなかったものの、岩尾は70分にエリアのちょっと外のFKの好機に絶妙なキックを見せます。相手GKヤクブが好セーブを見せてゴールとはならなかったもののチャンスでした。

FC東京は松木を下げて中村を入れてきます。中村が入ったポジションは右SBで、青木をアンカーに残して4-1-4-1気味の布陣に変更してきました。それでもFC東京の左サイドのタッチライン際は空いており、そこを松尾が突破してチャンスを得ます。それが浦和優位に進んだ理由ではあるのですが、なかなかゴールが遠い展開に、ロドリゲス監督は新外国人FWシャルクを小泉に代えて投入してきます。

このあたりになってくると、浦和はボランチの岩尾を最終ラインに入れて3バック気味にして、両SBを思い切って上げてくる攻めを見せてきました。それでもゴールが得られないので、シャルクには思い切ってシュートを打って欲しいという期待での投入でした。それでも、FC東京のDFが早めに寄せてシュートをブロックして、シャルクの決定機はロスタイムにGKに止められた一本にとどまります。

結局、このゲームは0-0で引き分けることになりました。勝てたゲームだと思われましたが、FC東京のGKヤクブの好セーブもありました。これで3試合連続の引き分けとなった浦和は、上位に行けないままACLの遠征に行くことになりました。序盤は強行日程で厳しいと予想していた浦和ですが、正直ここまで勝ち点10と1試合平均勝ち点1の低迷は、これほどとは思っていませんでした。今シーズンはしんどい展開になりそうです。










































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