ドイツ・ブンデスリーガのドルトムント対フライブルクのビデオを見ました。香川真司のゴールは前半10分ほどで、クロスが相手に当たってコースが変わったところをジャンピングボレーで押し込む、難易度の高いシュートでした。しかし、この試合から伝わってきたのは、相手フライブルクの戦い方でした。
フライブルクは3-6-1の布陣を引き、守備のときは5バックにして守る格下戦術を上位のドルトムントとの対戦で仕込んできました。そのため、ドルトムントが誇る両ウイングのプリシッチ(22番)とサンチョ(7番)が持つと、フライブルクのアウトサイドが常についてくるという苦しい展開を強いられることになります。
それでも、サンチョは驚異的な個人技でキープすることはできていましたが、ドルトムントの1トップ、オバメヤン(17番)はスペースがなくて孤立してしまいました。もともと、スピード型のFWのオバメヤンにとって、相手が引いて守っているのは苦手な展開です。ボール支配率は圧倒的なドルトムント優位でも、シュートにはなかなか持ち込めない展開でした。
それからがフライブルクの強さを感じました。フライブルクは少ないチャンスを確実につなげる、攻撃面での高い連動性を持っています。ほとんどなかったチャンスですが、その最初のチャンスを得点に結びつけて同点にすると、後半には相手アンカーのシャヒン(8番)のミスを拾ってから意表を突くロングシュートで勝ち越しに成功します。
試合は、最後のロスタイムにドルトムントが追いついて辛くも引き分けに持ち込みましたが、かつては元浦和のフィンケ監督が率いていた地方クラブのフライブルクに、そうした強さが備わっていたことが驚きでした。そういう発見があることが、欧州のサッカーのビデオを見る楽しみです。
香川真司については、個人技を中心に見ていました。ドリブルを鋭角に切り返して相手DFを振り切ったり、ボールを足の裏で止めて方向を変えるなどのテクニックを持っていました。うまくなることを目指した、日本サッカーの育成は間違っていなかったと、香川真司の個人技がドイツで通用していることを見ると思います。
フライブルクは3-6-1の布陣を引き、守備のときは5バックにして守る格下戦術を上位のドルトムントとの対戦で仕込んできました。そのため、ドルトムントが誇る両ウイングのプリシッチ(22番)とサンチョ(7番)が持つと、フライブルクのアウトサイドが常についてくるという苦しい展開を強いられることになります。
それでも、サンチョは驚異的な個人技でキープすることはできていましたが、ドルトムントの1トップ、オバメヤン(17番)はスペースがなくて孤立してしまいました。もともと、スピード型のFWのオバメヤンにとって、相手が引いて守っているのは苦手な展開です。ボール支配率は圧倒的なドルトムント優位でも、シュートにはなかなか持ち込めない展開でした。
それからがフライブルクの強さを感じました。フライブルクは少ないチャンスを確実につなげる、攻撃面での高い連動性を持っています。ほとんどなかったチャンスですが、その最初のチャンスを得点に結びつけて同点にすると、後半には相手アンカーのシャヒン(8番)のミスを拾ってから意表を突くロングシュートで勝ち越しに成功します。
試合は、最後のロスタイムにドルトムントが追いついて辛くも引き分けに持ち込みましたが、かつては元浦和のフィンケ監督が率いていた地方クラブのフライブルクに、そうした強さが備わっていたことが驚きでした。そういう発見があることが、欧州のサッカーのビデオを見る楽しみです。
香川真司については、個人技を中心に見ていました。ドリブルを鋭角に切り返して相手DFを振り切ったり、ボールを足の裏で止めて方向を変えるなどのテクニックを持っていました。うまくなることを目指した、日本サッカーの育成は間違っていなかったと、香川真司の個人技がドイツで通用していることを見ると思います。