Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

男子ジャンプ、ノーマルヒル

2018-02-11 21:37:52 | 他スポーツ
平昌五輪では、男子ジャンプのノーマルヒルを見ていました。葛西紀明選手の活躍に刺激を受けて、トレーニングを再開した私としては、結果はともかく葛西選手の姿は見届けておこうと思ったのが、テレビを見たきっかけです。

ノーマルヒルは、現在W杯ではほとんど行われておらず、W杯ではラージヒルとさらに大きな台のフライングヒルでの開催です。それはなぜか、この日の競技を見ていれば想像できます。理由はノーマルヒルでは、あまり差がつかないからです。2日前の予選ではトップの104mに対し3m以内に10人以上の選手がいたほどでした。

この日の競技は、複雑な方向に強く吹く風のため、運営側が苦労している様子がうかがえました。かつては、一旦設定したゲートは全員同じでしたが、今では下位の選手が大ジャンプを見せると途中からでもゲートの高さを下げることがあります。それは点数に反映され、ゲート1段で3.4点の加算があります。

その風に、今季日本勢W杯ランキングトップの小林潤志郎選手が泣くことになりました。小林潤志郎選手が飛ぶときに、ジャンプでは「どうしようもない」と言われる追い風が吹いていました。これで、小林潤志郎は93mという、ノーマルヒルでは失敗ジャンプの距離しか飛ぶことができず、31位で2回目に進めない痛恨の結果になりました。

1本目は伊東19位、葛西16位、小林陵侑9位で2回目に進みました。彼らにとっては良いジャンプでしたが、W杯総合ランキング上位の選手たちのジャンプは上を行っていました。だいたい、W杯ランキング通りの結果になるという解説の原田氏の予想通り、最終的には小林陵侑7位、伊東20位、葛西21位で終わりました。

葛西のジャンプは、2本とも本人によれば「失敗した」とのことです。ジャンプの場合、意識的にタイミングを計れるような余裕はなく、体が勝手に反応するくらいでないとうまく行かないと聞きます。葛西のジャンプは「今一つしっくり行っていない状態」だったこともあって、踏み切りのタイミングがずれたとのことでした。
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ボール支配率40%の快勝(2/10川崎対C大阪)

2018-02-11 20:33:02 | 他チーム
今日のゼロックス杯、川崎対C大阪というカードでした。埼スタなので現地参戦も考えましたが、疲れ気味の体調を考えて自宅でテレビ観戦にしました。川崎はかつてのJ1得点王、大久保嘉人がFC東京から「出戻り移籍」した目玉がありますが、彼はベンチスタートで、川崎は昨年のチームをベースにしたスタメンで臨みました。

これに対し、C大阪もソウザがいなかった以外はスタメンは去年のメンバーで臨みました。そのため、去年のこの両者の対戦が参考になります。この両者が対戦すると、川崎がポゼッションして、C大阪は自陣に2ラインを深く引いて守る図式が予想できます。事実、ルヴァン杯の決勝では序盤の1点を得たC大阪がボール支配率33%で守り切ってタイトルを手にしています。

この試合は本当にそういう展開になりました。C大阪のコンディションが非常に良く、川崎が誇るトップ下の中村憲剛やFWの小林悠にほとんどボールを入れさせないという狙い通りの試合運びを見せます。この試合でもC大阪のボール支配率は40%と相手に支配されましたが、それでもほとんどがDFラインでの球回しで、決定的な形は作らせていない試合運びでした。

その狙い通り、先制点はC大阪に入ります。右サイドを崩してマイナスのパスから、ボランチの山口蛍が低く抑えたミドルシュートを突き刺して、C大阪にゴールが生まれます。川崎サイドは、この苦戦を見て、中村憲剛の位置をボランチ気味に下げたり、後半頭から大久保嘉人を投入したりと対策を打ちましたが、相手のロングボールの落としを田坂が処理ミスした2点目を食らって、勝負はほぼ決着しました。

C大阪のコンディションの良さが目立ったということは、川崎のコンディションが今一つという意味でもあります。特に、球際に寄せきれない弱さが出た、2失点目の形は気になります。そのプレーが出た、田坂の交代は当然とも言える判断で、これから長丁場になるACLの戦いで、どこまでそれを修正できるか、川崎にとっては練習が試されます。

逆にC大阪は、自分たちのサッカーに自信を持って良いという結果になりました。カウンター主体のスタイルが、アジアのライバルにどこまで通用するか、思い切って挑戦を目指していいと思います。もちろん、リーグが始まれば浦和主体に見ますが、そういうライバルの動向がわかった意味では面白い試合でした。
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