最近は空がかすんでいて見えないことが多い富士山ですが、今日は雨上がりで空気が澄んでいて写真のように見渡せました。そろそろ、富士山から雪がなくなる頃で、そうなるともっと富士山は見えにくい季節になります。
この時期のさいたま市は、歩けば花が見つかる花盛りの季節です。どこにでもある街路樹の定番ですが、写真のハナミズキが見頃を迎えていました。木の背が高いので、撮りやすいところに咲かないこともありますが、この写真は階段の上から撮ることができました。
G大阪戦で手痛い黒星を喫した浦和レッズですが、今週は強行日程で、水曜日にアウェイのAxisバードスタジアムで、ルヴァン杯の鳥取戦です。今年からルヴァン杯はJ1からJ3が参加するトーナメント戦になっており、この鳥取戦を敗れると浦和レッズのルヴァン杯は終了になります。もっとも、すべての大会でベストメンバーで勝ちに行くのは難しいのは確かで、ある程度はメンバーが落ちるものと思われます。
相手の鳥取はJ3のチームです。J2以下のチームにとって、最優先されるのは昇格というのが共通しており、それ以外の大会はメンバーを落とすのが通例です。もっとも、鳥取のGMである岡野雅行氏にとっては、初めて実現する古巣浦和戦になります。ルヴァン杯の組み合わせが決まった段階で、この浦和戦を楽しみにしていると聞きます。
鳥取については、オフィシャルHPで調べた限りでは、元横浜FMのMF長谷川アーリアジャスールと、浦和のユースに所属したDF大城が知っている選手です。前節のアウェイ富山戦の出場メンバーを見ましたが、大城はスタメンで90分フル出場、長谷川はベンチにも入っていませんでした。鳥取は一時はJ2にもいたチームですが、J3降格後はJ2復帰を果たしていません。
浦和のヘグモ監督にとっても、こういうルヴァン杯の采配は初めてになります。どうやって、この試合をうまく使いながらチーム状態を上げていくかは入念に考えているでしょう。もし、ヘグモ監督の代名詞の4-3-3に手直しをするとすれば、この試合はちょうど試すには良いタイミングです。3枚のMFをダブルボランチにしてトップ下を置くような変化もあり得るでしょう。
この試合はスカパーの800chで生中継があります。鳥取は遠いので、平日のこの試合に行くのは相当なサポーターだと思いますが、映像で見て、この試合で見られる熱量を、少しでも感じられたらと思います。
相手の鳥取はJ3のチームです。J2以下のチームにとって、最優先されるのは昇格というのが共通しており、それ以外の大会はメンバーを落とすのが通例です。もっとも、鳥取のGMである岡野雅行氏にとっては、初めて実現する古巣浦和戦になります。ルヴァン杯の組み合わせが決まった段階で、この浦和戦を楽しみにしていると聞きます。
鳥取については、オフィシャルHPで調べた限りでは、元横浜FMのMF長谷川アーリアジャスールと、浦和のユースに所属したDF大城が知っている選手です。前節のアウェイ富山戦の出場メンバーを見ましたが、大城はスタメンで90分フル出場、長谷川はベンチにも入っていませんでした。鳥取は一時はJ2にもいたチームですが、J3降格後はJ2復帰を果たしていません。
浦和のヘグモ監督にとっても、こういうルヴァン杯の采配は初めてになります。どうやって、この試合をうまく使いながらチーム状態を上げていくかは入念に考えているでしょう。もし、ヘグモ監督の代名詞の4-3-3に手直しをするとすれば、この試合はちょうど試すには良いタイミングです。3枚のMFをダブルボランチにしてトップ下を置くような変化もあり得るでしょう。
この試合はスカパーの800chで生中継があります。鳥取は遠いので、平日のこの試合に行くのは相当なサポーターだと思いますが、映像で見て、この試合で見られる熱量を、少しでも感じられたらと思います。
今日は浦和敗戦で元気が出ないので、とりあえず撮ってきた写真だけ先に貼っておきます。
以下翌日追記
昨日の浦和レッズのホームG大阪戦は、0-1で浦和の敗戦に終わりました。この日はCBショルツが復帰していました。彼がいることで最終ラインで安心してボールが回せます。また、右SBの石原が相手左MFウェルトンに抜かれたピンチも、ショルツが難なくカバーしてピンチを防いでいました。ショルツ欠場時に代役を務めていた佐藤も悪いCBではないですが、ショルツが持っている危険察知能力は常人には真似できないものを感じます。
また、相手のG大阪の布陣を確認すると、宇佐美、坂本の2トップに、唐山を右MF、ウェルトンを左MFに置くボックス型の4-4-2でした。この布陣は最も一般的でバランスの良い布陣ですが、浦和の強みであるアンカーのグスタフソンのところを消すためには、両FWが相当ハードワークする必要があります。少なくとも90分間グスタフソンを監視し続けるのは無理でしょう。
浦和の布陣である4-3-3は、ウイングとサイドハーフ、時にはSBが加勢すると、サイドに最大3人をかけて攻められる強みがあります。G大阪の4-4-2ではサイドは二人なので、その数的優位を生かせれば浦和のゲームになりますが、この日は左サイドは中島翔哉と大久保が入れ替わりながらキープしてボールが持てましたが、右サイドは伊藤敦樹のところから前に出せず機能しないことになります。
また、ここまで浦和の勝ち点が伸びていない要因として、CFのチアゴ・サンタナになかなかいいボールが入っていないことがあります。チアゴ・サンタナ本人も、待っているだけではボールは来ないと改善を目指したようで、興梠がやっているような引いてきてさばいてから前に行くプレーも出し始めましたが、結果的には彼の決定力不足が一つの敗因になります。
このゲームはなかなか動かない膠着状態になります。浦和がショルツとホイブラーテンでパスを回すときは、時にロングフィードにつながることもありますが、この日はパスの出し所がなくて苦しんでいる様子に見えました。そのため、グスタフソンがアンカーの位置にこだわらずにサイドに流れてボールを受けたりと工夫も見せますが、決定機も決定的なピンチもそれほどない前半になります。
こういう試合は、最悪でもスコアレスドローに持ち込む試合運びも必要ですが、それができなかった要因については、明日以降マニアック分析で補足します。
以下翌日追記
昨日の浦和レッズのホームG大阪戦は、0-1で浦和の敗戦に終わりました。この日はCBショルツが復帰していました。彼がいることで最終ラインで安心してボールが回せます。また、右SBの石原が相手左MFウェルトンに抜かれたピンチも、ショルツが難なくカバーしてピンチを防いでいました。ショルツ欠場時に代役を務めていた佐藤も悪いCBではないですが、ショルツが持っている危険察知能力は常人には真似できないものを感じます。
また、相手のG大阪の布陣を確認すると、宇佐美、坂本の2トップに、唐山を右MF、ウェルトンを左MFに置くボックス型の4-4-2でした。この布陣は最も一般的でバランスの良い布陣ですが、浦和の強みであるアンカーのグスタフソンのところを消すためには、両FWが相当ハードワークする必要があります。少なくとも90分間グスタフソンを監視し続けるのは無理でしょう。
浦和の布陣である4-3-3は、ウイングとサイドハーフ、時にはSBが加勢すると、サイドに最大3人をかけて攻められる強みがあります。G大阪の4-4-2ではサイドは二人なので、その数的優位を生かせれば浦和のゲームになりますが、この日は左サイドは中島翔哉と大久保が入れ替わりながらキープしてボールが持てましたが、右サイドは伊藤敦樹のところから前に出せず機能しないことになります。
また、ここまで浦和の勝ち点が伸びていない要因として、CFのチアゴ・サンタナになかなかいいボールが入っていないことがあります。チアゴ・サンタナ本人も、待っているだけではボールは来ないと改善を目指したようで、興梠がやっているような引いてきてさばいてから前に行くプレーも出し始めましたが、結果的には彼の決定力不足が一つの敗因になります。
このゲームはなかなか動かない膠着状態になります。浦和がショルツとホイブラーテンでパスを回すときは、時にロングフィードにつながることもありますが、この日はパスの出し所がなくて苦しんでいる様子に見えました。そのため、グスタフソンがアンカーの位置にこだわらずにサイドに流れてボールを受けたりと工夫も見せますが、決定機も決定的なピンチもそれほどない前半になります。
こういう試合は、最悪でもスコアレスドローに持ち込む試合運びも必要ですが、それができなかった要因については、明日以降マニアック分析で補足します。
地元さいたま市を走っていた、貨物列車を牽引する電気機関車EF210系「桃太郎」です。今は貨物駅が郊外に移転し、都心ではこのような車両は見られませんが、武蔵野線はもともと貨物線の都心迂回ルートとしてできた経緯があるので、こういう貨物列車をよく見かけます。先日、NHKBS4Kの鶴見線の特集を見ましたが、鶴見線もそういう貨物列車マニアにはたまらない場所です。
浦和レッズは明日、ホーム埼玉スタジアムで、ガンバ大阪と対戦します。G大阪はここまで3勝3分け2敗で10位と、11位浦和の一つ上にいます。データを見ると7得点7失点で、1試合平均1点を取れていない攻撃力の弱さを守備でカバーしてこの位置につけているチームです。移籍市場の動向を見ると、ベテラン藤春(→J3琉球)など出て行った選手が目につきますが、J2を中心に即戦力を補強しています。
新戦力の中では、名古屋から獲得したCB中谷がここまで8試合すべてに出場しています。チーム得点王はFW宇佐美が3得点を挙げています。チュニジア代表FWのジェバリはスタメンは1試合のみで無得点です。スペイン人指揮官のポヤトス監督の2年目のシーズンで、チーム戦術という意味では熟成されてきている様子です。
G大阪は札幌、横浜FMに連敗したものの、前節鳥栖に勝利して一息ついたことでしょう。前節、柏に敗れてなかなか波に乗れない浦和にとっては、この相手に勝てば上に行ける対戦ですが、簡単な試合にはならなそうです。浦和は4-3-3でアンカーのグスタフソンにボールを集めたいチームなので、これまで対戦してきた相手は何とかグスタフソンを消そうと、前からパスコースを消す守備をしてきました。
浦和対G大阪はかつて「ナショナルダービー」とも呼ばれた、J1の天王山で当たる対戦でもありました。2006年には優勝を賭けて直接対決したこともあります。今回の試合はそこまでの注目度ではないですが、古巣対決になるDF佐藤など、このカードに思い入れがある選手もいるので、面白い試合が見られるように期待したいです。
新戦力の中では、名古屋から獲得したCB中谷がここまで8試合すべてに出場しています。チーム得点王はFW宇佐美が3得点を挙げています。チュニジア代表FWのジェバリはスタメンは1試合のみで無得点です。スペイン人指揮官のポヤトス監督の2年目のシーズンで、チーム戦術という意味では熟成されてきている様子です。
G大阪は札幌、横浜FMに連敗したものの、前節鳥栖に勝利して一息ついたことでしょう。前節、柏に敗れてなかなか波に乗れない浦和にとっては、この相手に勝てば上に行ける対戦ですが、簡単な試合にはならなそうです。浦和は4-3-3でアンカーのグスタフソンにボールを集めたいチームなので、これまで対戦してきた相手は何とかグスタフソンを消そうと、前からパスコースを消す守備をしてきました。
浦和対G大阪はかつて「ナショナルダービー」とも呼ばれた、J1の天王山で当たる対戦でもありました。2006年には優勝を賭けて直接対決したこともあります。今回の試合はそこまでの注目度ではないですが、古巣対決になるDF佐藤など、このカードに思い入れがある選手もいるので、面白い試合が見られるように期待したいです。
地元さいたま市の公園にあったライラックです。昔の歌で「リラの咲く頃バルセロナへ」がありましたが、リラはライラックのことです。特に匂いはないですが、春を告げる一つの風物詩ですね。ライラックで検索すると、北海道の特急「ライラック」が結構出てきます。