
毎朝散歩に行く洗足池には沢山の捨て猫が居ます。
みんな丸々と太って、野良っぽくなく、可愛い猫たちです。
(写真提供は散歩仲間のHANANOさん)
だからって、彼ら/彼女らの不安定な境遇を思うと、
捨てた人間の身勝手さに腹が立ちます。
この春に公演したミュージカル「夢~猫たちの春」では
捨て猫ゴロニャーゴがパパゲーノのアリアに乗せて
♪僕はトラ猫ゴロニャーゴ 街の人気者
語り合う友達もいりゃ、恋人も居る
幸せな暮らし 気楽な野良猫だよ
辛いときもあるが なんとかなるものさ
身体を鍛えて 歌い踊るのさ
こうやって、友達の手を取り、足並み揃え高く ピョンと跳ぶのさ
こんなもんさ! 極楽だよ♪
と、歌います。(作詞:KoMaria)
人間でも「恋人」はおろか、「友達」も居ない高齢者が居るそうですから、
自由と友情・愛情を手にできれば、猫も人間も同じかもしれません。
でも、でもでもでも、
人間は自分の努力で、人間関係や住環境を改善できるけれど
猫たちに与えられた選択肢は少ないのだから、
私の心は捨て猫達を見るたびにモヤモヤと疼くのです。
