<鏡の法則>
P.215
予防医学の基本的な考え方は、
「鏡の向こうに20年後の自分が見えていて、そのうえで今日の自分をトリートメントする」
「毎朝、鏡に向ったときに、20年後、30年後の自分を見なさい。
現在の、または今日の夕方の自分しか見ていないのでは、老化は避けられない。」
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最新・おどろき情報
P.127
運動前のストレッチがケガの原因になっている?!
スポーツ選手はもちろん一般の人たちも、
運動する前にケガを防止するために行っているストレッチが、
逆にケガの原因になっている可能性を指摘する声が強まっている。
P.128 人間の体がいろいろな運動をスムーズに行うことができるのは、
全身の筋肉が縮んだり伸びたりする働きのおかげです。
このとき全身の筋肉は、それぞれ「縮む」筋肉(屈筋)と、伸びる筋肉(伸筋)とに
役割分担され、お互いに協調して働きます。
重要なのは、筋肉が収縮する際には十分な血液が必要なこと。
この血流を調整しているのが自律神経です。
P.129 多くのスポーツ選手や一般の人が行っているストレッチは、筋肉を伸ばすものばかり。
そのような屈筋か伸筋のどちらか一方を伸ばすストレッチが
自律神経のバランスを崩す原因になっていることがわかってきた。
すると、筋肉に送られる血流のバランスも崩れて、その結果、
縮む筋肉と伸びる筋肉のバランスが崩れて、
肉離れや転倒などのケガを招いていると考えられる。
筋肉が一度伸びてしまうと、柔軟性がなくなり、
可動域も狭くなるので、動きが悪くなる。
私自身は山行のスタート時、ゆっくり歩くことを準備運動と考え、
とくにストレッチはしません。むしろ、下山時に、20~30分毎に
アキレス腱伸ばし、イチロー式スクワットなどで筋肉を伸ばします。
が、必ず、膝の曲げ伸ばし・膝擦りなど、
<伸ばす>以外の別の調整も行っています。
最近、下りでバテないのは、これのお陰!と思っています。