P.137 おうちの「ツボ」を押さえると、おうちが健康になる
私の祖父は鍼灸師で東洋医学の研究者だったので、
私自身、小さい頃から体のツボや健康法について詳しいほうでした。
お~、突然、「自力整体」の世界が近づいてきました。
なるほど、彼女の家族観とか幼少期の家族関係が分かるにつれ、
<世界の人を唸らせる片づけ法>が生まれた理由が分かってきます。
お祖父さんは「健康とはつまり『巡り』だよといいつつ、
ニコニコしながら孫娘に針をぶっ刺したそうです。
こんな生活環境から彼女が感じ取っていったのが、
<家にもツボがあり、巡りが必要だ>
P.138 おうちの中のツボとは:そこを綺麗にするだけで、
おうち全体の空気のめぐりがよくなってしまうような場所のこと。
正解は、玄関・中心・水まわり。
「中心」というのは、家の中心付近にあり、
「フッと空気の感じが変わるポイント」
注意すべきは、この「ツボ」に「ゴミを置かない」ことだそうです。
処分予定の不用品とか、ゴミ箱が置いてあったり、
明らかにお役目終了のモノが置かれていたりすると、
一気におうち全体にモヤモヤする感じが漂うので、要注意だそうです。
P.141 お祖父さんの口癖
「表情は明るく、腸内は軽く。あとはきちんと風呂に入って
日々の清潔さえ保てば、人は健康になるんだよ」
これをおうちにたとえて見ていくと、つまり、
おうちの第一印象を決める顔である玄関は明るく、
中心(腸)にはゴミを置かず、
お風呂や洗面所などの水まわりはピカピカにして清潔にする。
この三つのツボを押さえておけば、いつでもごきげんでいられる
健康的なおうちがキープできること、間違いありません。