去年夏に家族の仲間入りした熱帯魚のグッピーとエビちゃんたち。
寿命は結構短くて、せいぜい2年だそうな。
で、毎日観察していると、自然界の掟(?)が見えてきます。
グッピーの美しい色は、交配を繰り返す毎に褪せていく(?)
これは先祖返りかもしれません。悲しいのは、
買ってきた時は、美しいペアばかりだったのに、老化とともに
メスは鮒のような(?)黒っぽい肥満体になっていく・・・・
あ~、若くて美しい時代は「あっという間に」流れ去り???
最期のときが近づくと、動きが緩慢になり、水槽の底に横たわりがちに。
ま、仕方ないか? 私もいずれ・・・・と思っていたら予想外の展開が。
先月、購入して3カ月の赤いグッピーの雌がそんな状態になり、
「いやぁ~ん、赤ちゃんを産んでよ~」と、新しいカップルを入れました。
すると、驚いたことに水槽の底で寝そべっていた雌が突然元気になり、
新入りの2組と、古株の雄1匹と一緒に遊ぶようになりました。
生物学的なことは分かりませんが、ミュージカル的に考察すると、
以前のお相手は「性格不一致」(?)で元気がなかったけれど、
新しい雄が入ったお陰で「生きる希望が湧いた」・・・・
我が家の二つの水槽は、直径わずか27㎝の円柱状で水位は20㎝・・・と、
本当に小さな世界ですが、眺めていると時間を忘れるほど楽しめます。
コロナ禍で山や旅行に行けない分、ペットの需要が伸びているのは
充分理解できます。
願わくば、全ての飼い主が、水槽の掃除や水の管理などをきちんと行って
小さな命を全うさせてやって欲しいと思います。