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自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子
膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。
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2012-06-26 04:35:40
|
登山&Trekking
。
夫の希望で、ベトナムの世界遺産・ハロン湾を見に行くことになりました。
「6泊7日の旅が59000円」という宣伝に釣られて申し込んだら
サーチャージで9万円弱に跳ね上がったのが残念なところ。
写真は一日目:ホーチミン市内見学です。
元フランスの植民地ですから、フランス風の教会が残っています。
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「これを食べれば…」 ③
2012-06-25 11:47:06
|
健康法
P.119 「肉を食べると甘いものがほしくなる」
肉料理を食べたときに、生野菜のサラダがおいしく感じられ、
食後に甘いデザートを食べたくなる……のは、
からだが陰陽のバランスをとろうとしているから。
P.121 甘党の人は必ずといっていいほど肉をよく食べています。
肉を食べなかったら、そんなに甘いものなど食べたくなりません。
***************************************
私としては、上記には大いに異論があります。
昔から「肉を食べない(殆ど魚)私は、大の甘いもの好き」でした。
ま、23日に紹介した「高体温・陽性体質」だから、という理由で、
納得はしているのですが。
P.156 「大豆はからだを冷やす。どう食べるか」
この項は、読者の皆さんがご自分で読んで判断するしかないと思います。
P.161 「煮干の出汁は良くなくて、鰹節か椎茸か昆布がお奨め」
理由:煮干は干す段階で酸化しているし、茹でるときにオキシフルなど
いろいろな薬品を入れている。
鰹節は湯がいて燻蒸しているから、それらの段階で脂が落ちて
酸化現象は起こらない。香りもよい。
P.199 F1の種は、実をつけられない(=生殖器がない)。
在来の種というのは、その土地の在で脈々と引き継がれたモノ。
それぞれの野菜の、その年にできた種の中で一番立派なものを
残して、それを翌年蒔く。
本来野菜というものはそうやって作られてきたのです。
******************************************
以上、マクロビオティック系の野草料理の先生の考えをメモってきました。
私自身が習ったのは「穀物菜食系料理教室(東城百合子先生主宰)」です。
共通点もありますが、異なる部分が際立つ論調の本なのです。
同じものを食べても、心の持ち方や環境で、結果はそれぞれに違う筈。
私自身、「主食」という概念を捨てて、穀物摂取が激減。
今は、その経過を観察中の身です。
穀物菜食や粗食の先生たちが目を剥きそうな食べ方なのですが、
「何しろ体調が良く、跳んで歩けて、仕事がはかどる」のです。
その上、4ヶ月前と比べて体重が、たった2kgしか違わないのに、
「細くなりましたね。」とか「益々姿勢が良いですね」と言われるので、
現在の「糖質調整食」はマダマダ続きそうです。
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「これを食べれば…」 ②
2012-06-24 06:19:32
|
健康法
玄米食を薦める教室で良く聞く話は
「白い米と書いて、(米へんに白)粕(価値の無いモノ)となる。」
確かに、漢字としては、そのような表記になりますね。
似たような発想で、著者は書いています。
P.85 「府」の中に「肉」と書いて「腐」となる。
五臓六腑という言葉からもわかるように、「府」というのは消化器系の
内臓を表す文字。「腐」が意味するのは、消化器系の内臓に肉が入ると
「腐敗現象が起きる」ということなんです。
P.87 がんは漢字で「癌」と書く
病(やまい)だれの中に、「品」という字と「山」が重なっています。
食品を山のように食べると「癌」になる、……、食べ過ぎを象徴、
つまり癌は食べすぎの病だということなんです。
食べ過ぎていない人もたくさん、癌になる時代ですから、
これは断定し過ぎでは?と思います。
コメント
「これを食べれば医者はいらない」
2012-06-23 06:00:47
|
健康法
マクロビオティクス系の本で、著者は若杉友子さん(食養研究家・1937年生まれ)
こういうタイトルを見ると、「一応読んでみる」のが習性です。
一つ、はっきりしているのは、
P.19 彼女のご主人(2003年に小細胞肺ガンで余命2ヶ月と宣告された)が
「肉・卵・牛乳・乳製品を一切やめ、
日本製のご飯と味噌汁を基本とした一汁一菜の食事に、
玄米の黒焼き茶・マコモのお茶と
梅干しの黒焼きを、朝、昼、晩と必ず飲む。」
それだけで、2009年1月にお医者さんから
「ガンは完治したので、もう病院に来る必要はない」と言われたそうです。
紹介されている玄米や梅干の黒焼きの作り方はp.20~21に載っています。
その他、私が初めて触れたマクロビWorldからの情報で、
へぇ~っと思ったことをメモにしておきます。
P.54 F1の種の危険性
P.67 子供や体温が高い人は玄米を食べる必要がない。
(or食べてはいけない?)
著者によれば、(陽性の玄米は身体を暖める作用があるから、)
「私だって暑い季節に玄米は食べません。いよいよ寒くなり、
からだが玄米を欲するようになってきたら食べ始めます。」
P.74 「炊きたてご飯より冷えたご飯がいい」
消化・吸収・燃焼・排泄を促す酵素は、
ご飯が冷めていく過程で活性化される……そうです。
コメント
「日本ひとめぼれ」 ⑤
2012-06-22 11:36:01
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生き方
P.198 (坪内逍遥の「国語読本」を例 にとり、戦前の<勇気ある文筆活動>を紹介後)
しかし、こうしたものは明治末までに完了した教育の標準化により、すべて残さず
姿を消してしまうことになる。その結果として現れたのは、一つには
一つの国が自分達の倫理規範が正しいと信じて疑わない若者たちによって
運営されることになったことだ。
不幸にもこうした規範で武装化した彼らは、アジアや他の太平洋諸国に侵攻し、
身の毛もよだつ残酷極まるレイシストの戦争を開始した。そしてもう一つの結果として
数百万人もの日本人の命が奪われ、日本の多くの都市が瓦礫の山に変わるという、全く
悲惨な状況がもたらされた。
***************************************************
今、日本人の何割の人が、この事実を知り、考えているのでしょう?
私の身近に、「そんな自虐的な考えはやめよう! 日本人は優秀な民族なのだ!」と
声を荒げている勢力が居ます。
そしてパルバース氏が心配する、以下のような状況が未だに……どころか
ますます蔓延している実態が私の憂鬱であり、仕事意欲に繋がっています。
***************************************************
P.199 現在の日本の教育システムには、読み書きの力や計算力を伸ばすなど、
素晴らしい面がたくさんある。こどもたちはさらに「人の気持ちを考えなさい」とか、
「自分勝手はいけません」などとも教えられる。
厳しい試験制度を伴った教科書統一により、文部省は
「国民の高い知的水準の維持」、および
「与えられた仕事はなんであろうと勤勉にこなす若い日本人の育成」を可能なものと
した。確かにこれは、前の世代が残した瓦礫の山をなんとか片付け、そこから
日本という国をもう一度作り直すために必要不可欠な教育哲学であった。
しかし、二十一世紀に入ってもこれが日本にとって
正しい哲学であり続けるだろうか? ぼくはそうは思わない。
(中略)
子供たちが自己表現を学べる場が、
「なぜ自分は努力するのだろう?」という疑問に
自分自身で答えを出せる公の場所が絶対に必要だ。
日本の子供たちは今日に至るまで、そうした質問をぶつけられることはなかった。
(中略)
P.201 ぼくはぼくの子供たちが集団生活に慣れてくれればいいと思う。
そして優しくて思いやりのある上品な人間になって欲しいし、日本人の非常に高い
読み書きの水準から何かを学び取って欲しい。
しかし、子供たちが学校を卒業した後で、
個人的なことや独創的なことは何一つ言えず、
かつその子の天賦の才能までかき消されていたとしたら、
将来、子供たちは社会にとってどんな良いことをもたらすと言うのだろう?
コメント
「日本ひとめぼれ」 ④
2012-06-21 22:00:54
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生き方
P.105 日本の価値観はいたわりの気持ちの上に形成されるべきだ。
P.106 (1980年代以前に)日本人が持っていた「人生における大切なものは
金では決して買うことができない」という素晴らしい考え方は
残念ながら80年代において消滅してしまった。
だから今こそそれを復活させねばならない。
そしてケアリングは、何より自分自身の世話ができるほどに強くない人や
恵まれていない日本人にこそ、施されるべきだ。
*****************************
この考えには、私なりの異論があります。
一つ一つの文章は、正論かもしれないけれど、
身の回りの日本人を見ると、
「いたわられることを期待している人」が多過ぎる気がするのです。
私の母も、物事を計画的に進められない理由として、常に(ずっと若い頃から)、
「貴女も私のトシになったら分るわよ。出来ないことは出来ないんだから!
その時初めて、年老いた母を責めて悪かったと思うでしょうよ。」
と、恫喝のようなことを言って開き直るのです。
*****************************
「アメリカン・ドリーム」が絶対的に素晴らしいなどとは言いませんが、
「夢を持たない」という生活態度は、私を絶望的な気持ちにします。
確かに夢を持てば、努力も必要だし、貯金も必要です。
そんなことは出来ないから、ひたすら「他人に迷惑をかけない」ことのみを考え、
「早くお迎えが来るように!」と祈るのは、私にとっては ???!!!???なのです。
私は<陰陽>でいうところの<極陽性>タイプなので
体力や挑戦性が溢れ、結果として膝をこわし、少し中庸に近づきましたが、
生き方に関しては、まだまだ、というか、完璧にアグレッシブ(攻撃的)です。
賢治のように、「困っている人を助ける」ことにやぶさかではないのですが、
<いたわり>に関しても、トリアージ(Triage)は必要なことだと思っています。
コメント
「日本ひとめぼれ」 ③
2012-06-18 05:47:10
|
健康法
P.86 しぐるゝや 蒟蒻冷えて 臍の上
死の床に伏した子規が、なんとも哀れなことに、こんにゃくを懐炉か
湯たんぽの代わりにして身体を暖めている……しかし、こんにゃくはいまや
すっかり冷え、胸の上から下っ腹のほうにずり落ちてしまった……
そんな状況を詠んだ俳句だ。ぼくはPulversならぬ Perverse(へそ曲がり)だから、
これぞ日本のユーモアだと、思わずにやりとしてしまったが、
当の子規もこれを詠んだ時は
やはりその口元に笑みを浮かべていたのではないだろうか。
*************************
この項だけは、アメリカ人であるパルバース氏はご存知なかったかもしれないので
私の見解をあげておきます。
子規の最期の情景を見てはいないので、「別の可能性」というだけのことですが。
<こんにゃく療法>という手当て法があって、
「知る人ぞ、知る」日本の民間療法なのです。
(今、ネットで検索するだけで40万件以上出てきます。)
正しくは、「臍の上」ではなく、臍の下3cmあたり、丹田と肝臓あたりの二箇所を
セットで暖めます。(こんにゃくの数により、適当で良い。)
私は<どうせお湯を沸かすのだから><4個一度に温め(沸騰10分)>
上記のほかに、足の裏に2個、腎臓に2個など、
自分が気持ちよく感じる場所に当てて温めるのです。
でも、決して「冷え切る」までではなく、20~30分程度で、
終ったら冷たいタオルで脾臓を引き締めることを忘れてはいけません。
この手順を踏めないほど弱ってしまった身体を自分で眺める(感じる)ことは、
苦笑せざるをえないほど、情けないことに違いありません。
コメント
「日本ひとめぼれ」 ②
2012-06-17 06:02:00
|
生き方
P.66 目的を統一し、多元性をなくす……
こうした「すべては一人のために、一人はすべてのために
(all for one and one for all)」といった政治的・社会的考えは、
もはやよく言っても時代遅れのものであり、もっと悪く言えば、
擁護しようのない、危険なものと判断されるだろう。
一国の価値体系は、もはや教育されたエリート官僚たちによって
中央で計画されるものではないのだから。
***************************************
負けると分っている戦争でも、途中で引き返すことができなかった日本。
情報操作されている国民(しかも特高の脅威にさらされていた!)には難しくても、
一部のエリート階層たちは、本当に無力だったのか?? どうでも良かったのか???
最近、東工大のレクチャーシリーズなどで、近代史を学ぶ機会があったので、
わが国の、この辺の危うさが気がかりであり、情けなく思います。
何故なら、この本は15年前に描かれた、アメリカ人の目から見た日本なのですが、
状況は良くなるどころか、益々混迷を深めているように見えるからです。
コメント
「日本ひとめぼれ」を読んで ①
2012-06-14 05:44:12
|
推薦図書
1997/1 ロジャー・パルバース 著 岩波書店
P.57 ・・・・・沖縄の伝統音楽が流れてきた。
それは情念(パトス)と調和(ハーモニー)が混淆したような音だった。
*上記<混淆>という文字の入力にあたり、多分 <ぎょくせきこんこう>の
文字よネ!と思いつつ、結構手間取りました。
理由① 普段使っている電子辞書のBAT切れ
② NETで漢字辞書を使ったことがなかった
が、今初めてNETの部首索引というページを開いてみて、その手軽さに吃驚。
これでまた、私の辞書離れが進み、電池切れに気づかない事態が想像されます。
閑話休題
パルバース氏の感性は、民芸品から装飾物、芸術など多岐にわたって
日本人以上に日本人的なのかもね~、と思いながら読み進んできました。
でも、<音楽を楽しむ一日本人>として我が感性を眺めてみると、
「なんと西洋寄りであることよ!」と思った次第です。
なんとなれば、毎日夫婦で歌っている曲は、殆どが洋物で、
数少ない日本歌曲も、洋風アレンジに和音を付けているからです。
日本人だからという理由で、和風である必然性も、必要性もないのですが、
カルメンやドイツ歌曲のコード進行に胸が震える私は、かなり変なのか?とも思います。
因みに、こんな私も、琉球舞踊の曲にISASミュージカルで挑戦した経験があります。
演奏ではなくて、踊りでしたが、全然板につかず、落ち着かなかった苦い思い出のみ。
コメント
知られざるイタリア その2
2012-06-13 15:39:19
|
生き方
この本には、色々な生き方を楽しむ人々が登場し、
生の声を聞かせてくれています。(そんな気がします。)
P.175 トスカーナに住む元レストランオーナーとか、
P.179 イタリア語の勉強をしながら将来の夢に向かっているキララさん、
P.195 素晴らしい農園で農作業とワイン作りを楽しむ貴族の男性、
その息子で若き小説家の壮大な夢。
P.210 「幸せの意味」
ここに登場する貴族のジュゼッペ氏は言う。
「私の一番の幸せの源? それは簡単だよ。」
「まずはもちろんファミリア、家族だよ。
もうひとつはこの田舎の生活にあるね。
ワインを造ること、農業に従事することが昔から一番やりたいことだった。
そしてそれは今でも変わらない。
僕は幸せ者だよ。
好きなことをずっとやってこれたんだからね。」
もともと美しい土地に住み、貴族出身(=多分大金持ち?)の男性の人生を
聞かせてもらったって、それがなんになる?とは、私は思いません。
彼は彼、私は私の「幸せの形(意味)」があり、
お互いの夢や幸せを、キラキラと喋りあえる旅は素晴らしいと思います。
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