自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

小食への道 2

2016-03-30 07:41:33 | 生き方


昨日の著書。南雲医師の主張です。
説得力があって、私は好きです。
本から、そのまま書き写します。

P.120 「いろいろなことを我慢する健康法なんて無理。好きに生きてこそ人生」
   「食べたいものが食べられないなら、生きている甲斐がない」
   とおっしゃる人もいます。

   でも、ちょっと想像力を働かせてみてください。
   不摂生をして好きなものを食べ放題にしていると、
   やがては高い確率で病気になります。
   そうなれば、好きなものを食べられなくなるのです。
   
   
   私は好きなものを食べるのを我慢しているのではありません。
  
   好きなものがいつまでも食べられるように
   「一日一快食」を選んだのです。

   「生涯、現役で働きたい」「好きなものを食べ続けたい」
   そういう人こそ、昼間は食べずに働き、
   夜は好きなものを食べて休むことが大切なのです。


何度もご紹介していますが、
私自身は、朝は味噌汁と果物+ヨーグルト、Coffee
昼は<玄米+ごまに簡単なおかず>の時もあれば、ナッツやクッキー程度のときも。
夕食は普通にいただいています。デザートも必ず。

身体が重いと感じるとき、調子が悪い時、仕事が立て込んでいるときは
南雲式です。
さて、あなたは何を選びとりますか?
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小食への道

2016-03-29 08:17:57 | 図書メモ


少し古い本ですが、

  「空腹」をチャンスに変える ナグモ式食べ方革命  2012/9

著者・南雲吉則医師の薦める「一日一快食」は難しいかもしれませんが、
選択肢がいくつか示されています。

勘所は、
<食べたい気持ちを我慢して、延命や痩身を目指す>ではなく、

P.36 明るいうちは胃を休める
というコンセプトで、
「腹六分」とか、「毎食一汁一菜にする」など。
お腹がグ~と鳴るほど、本当に空腹だったら、
いつでもおやつ(ナッツや玄米おにぎりなど)をつまむことが出来る。

そして目指すのは、


P.48 ①夕食は好きなものを心ゆくまで味わい、すぐ眠る
   ②朝も昼もゴボウ茶などの水分ですませる
   ③空腹でお腹が鳴ったら低糖質のおやつを少量つまむ

上記三箇条だけ見ると、「あ~、こりゃ駄目だ!」と思われる方が多いでしょう。
自力整体ナビゲータは、
自分の嗜好・生活習慣を、一旦忘れて、外から俯瞰し、
面白そう!と思えたことに挑戦してみる勇気があります。

何故なら、「新しいことは、一定期間続けてみて、体調をチェックし、
      さらに続けるか、元に戻すか? いつでも見直しが出来る」のですから。

師匠の矢上先生も、「興味があれば、やってごらん」という感じで、
ご自分がやってみて「良かった」食べ方を紹介されるのです。

10年以上前、私が膝痛に悩んで、治したくてたまらなかった時期は、
単食法(朝食抜きで、昼は炭水化物、その他の食物は夜に、と分けて食べる)
その後、糖質制限とか、空腹睡眠法とかいろいろ提案されました。

私自身は、その都度、挑戦してみて、行きつ戻りつしています。
身体が重いと感じるときは、結構減らします。
排泄の量も考えながら、減らし過ぎだなぁと思ったら玄米を増やします。
師匠と違って、私は甘いものや果物が好きですから毎日食べています。

<がんじがらめ>ではなく、
<臨機応変><自由自在><イイ加減>がお薦めです。

  
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バレエ考

2016-03-28 07:59:27 | 健康法


バレエ関連の書物には、なかなか良い言葉や情報が満載です。
たとえば1996/1発行の

  ダンスマガジン ダイエットブック

P.37 (海外の本格的なバレエ学校の生徒たちが考えねばならない厳しい問題)

   バレリーナというのは芸術家ですから、これを目指すために
   生徒たちはいろいろなことを要求されます。

   たとえば、避けて通れないのは容姿の美しさ。
   それから、からだが柔らかいかどうかといった資質。
   もちろn、ダンスの技術も進歩しなくてはなりませんが、
   それも、きちんとからだをコントロールできるか、
   体力はあるか、リズム感はあるか、と複雑です。

   毎日コツコツと努力する勤勉さも大切です。
   そのうえで表現力も必要ですから、それを養うだけの
   感受性や作品を理解する能力も必要です。

   そこで、自分がバレエ・ダンサーとして本当に才能があるか、
   プロとしてやっていけるのかということを
   生徒たちは12~15歳ころに真剣に考え始めるのです。


P.38 (中略)バレエとは全身を使って、すべてを調和させて踊ること。
   それは
   からだも心も高みで調和して初めて到達できる絶対の美。


これほど(=恐れ多く)厳しく、難しい趣味とは知らず、入門した私です。
「単に踊ることが好き」「素敵な(憧れの)人がやっている」という理由で、です。
ところが、
真剣にやっている人たちから、張っ倒されそうな<気楽な>練習態度でも
<健康効果は物凄い>のです。

少なくとも、体幹筋肉を鍛えるには、最強の運動です。
現代日本人の「猫背、顎だし、О脚、蟹股」スタイルの改善には、
バレエは本当に、理想的だと思います。

ごくフツーのオジサン・オバサン達が、
気楽に姿勢のチェックをしてもらえるバレエスタジオに行く時代が来れば、
日本人はもっともっと恰好良くなる筈です。

儚い夢ですが……



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バレエに挑戦する意味

2016-03-27 09:44:57 | 図書メモ


健康法の一つとして、リタイアしてからバレエの勉強を始めました。
むか~し、職場の友人で、とても素敵な人がいて、
彼女がバレエをやっていたからです。

「素敵な人がやっているから」といって、
「私が素敵になる」という保証はゼロでも、やってみるのが私の信条です。
リタイアして、時間が出来たら挑戦しよう!と30年以上、心に秘めていました。

58歳からですから、トウシューズも履けないし、ターンも出来ません。
やってみて初めて分かったことは、
<バレエの基礎レッスンは、とても苦しい>ということです。

エアロビクスやタップダンスのように、リズムに乗って楽しく汗をかくのでなく、
インナーマスルを極限まで使って、脂汗をかきながら、身体を動かすのです。

その練習は、初めはスポーツではなく、謎解きパズルのようです。
「どうやったら引き上げながら下がれるのか??」」
「どうやったら膝を真横に向けられるのか?」
「どうやったら目が回らずに回転できるのか???」

謎だらけの作業を、苦しみながら、工夫しながら続けていると、
ある時、答えが天から降ってきます。
先生からつっつかれて、直されまくって、やっと分かる場合もあります。

遅々としてですが、謎解きの解が分かったときの喜びが、
苦しみを打ち消してくれるようになり、病みつきになりました。



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「ご縁とお役目」 10  人が病気になる原因

2016-03-26 06:00:15 | 図書メモ


P.172 私たちの本質は魂であり、
   この肉体はこの世でさまざまな体験をするために魂が纏う
   不自由で特色ある道具(着ぐるみ・乗り物)です。


P.173 大切にしたいこと、それは
   「内側から聞こえる声に耳を傾ける」ことです。

P.174 一方、エゴというのは「強い思い込み」から生まれた自我です。
   人間は何かとその自我に振り回されます。
   自我を滅却できれば本当の理想郷が誕生するのだと思いますが、
   これもまた、私たちの課題です。

   (中略)心の声は一般に「直観(直感)」と呼ばれますが、
   私たちはそれを理性で抑え込む、つまり潜在意識の奥底に閉じ込められた
   ファイルとして封じ込めるクセがあります。

   それが長期間にわたると心身のバランスを欠き
   ついには病気になるのです。
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「ご縁とお役目」 9 より良い方向へ

2016-03-25 22:16:56 | 図書メモ


社会の歪み、不自然さなどを改善するためには?
という問いに対する著者の答えは

P.159 単純明快に言えば、老後保障をしっかりできれば

   しつこいデフレ(物価の持続的下落現象)が解消できると同時に

   1000兆円とも言われるタンス預金が世の中に出回るのではないでしょうか。

P.160 理想というか目標を言えば

   「亡くなるまで面倒をみます」というスタイルを確立すること。

P.161 老後の保障がある程度の確立を見ると、殆どの高齢者が
   今とは比べ物にならないくらいお金を使うと思います。
   
   そもそもあの世にはお金を持っていけません。   
   身内が高い相続税を払うくらいなら生前に使い切った方が
   本人にとっても世の中にとってもはるかに有益です。

確かに、私も<老後の心配>が無いのなら、
もっとコンサートに行ったり、お洒落な洋服を買ったりすることでしょう。
いやぁぁぁ、上手なマッサージを受けたり、エステなんてイイな~~~

デンマークの介護を見学に行ったときのHost family宅は
食事のときは常にキャンドルを灯し、上等な食器に上等な家具で、
素晴らしい住環境とお金のかけ方に驚嘆したものです。

でも!!
老後の保障が無いから、そんな贅沢はできません。
よっぽど<夢中になってやりたいこと>なら、ケチる気はありませんが、
不要不急の贅沢は、する気がおきません。


私が本で読んだり、北欧に見学に行って感じたことは、
①<老後の保障>をするには、国民から所得税や消費税をたくさん取って、
  社会保障費の収入をしっかり確保し、

②無駄な医療費などの歳出を、しっかり抑え、

③どこまで保証するのかを、国民が常に監視し、議論し、変化させていくことが必要。

では我が国の状況を変えるには?
ニワトリが先か、卵が先か?
政府の采配は信用できないし、医療費は膨らむ一方だし、
国民が政治への関心を示し、投票し、国政を自分のこととして考えることは稀だし……

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「ご縁とお役目」 8

2016-03-24 06:08:43 | 図書メモ


P.118 自分に合うことから「至福の時間」を生み出す

   生きていると、そこかしこで「自分に合うもの、合わないもの」が見えます。
   それが仕事だったり家族だったりすると、
   ある程度は自分でも努力した上で周囲の気持ちをわかろうとする、
   
   相手に合わせようとすることは不可欠ですが、
   それでも努力の結果として合わないものはお別れするしかありません

   (中略)互いの個性を理解した上で、本音で好きだと思えること、
   楽しいことをすればいいわけですが、(中略)実は簡単です。

   必死になれること、それをやればいいのです。


人並はずれて<極楽トンボ>(=能天気?)のように思われている私ですが、
実は…………しがらみに悩むことも多々あります。
ミュージカルなどという、多くの人の協力を得て作り上げる趣味をやっていると、
喜びの大きさの分だけ、苦労もあります。

でも、それは趣味の世界だから、よっぽど疲れたら、辞められます。
では家族関係は? 自分で選んだ伴侶、自分で決めた人生、・・・・
これらは簡単に辞めることはできません。

「あの時我慢したから、、今の幸せがある」と思えることが多々あります。
何故我慢できたか?というと、

  <必死になって、やりたいこと>があったから。 だと思います。
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「ご縁とお役目」 7  ガイア理論

2016-03-23 17:21:19 | 図書メモ


P.94 そもそも地球は「ガイア理論」と説明されるような生命体です。
   ガイアはギリシャ神話に登場する大地の女神です。

   ガイア理論というのは、地球と生物が相互に関係しあって、
   すべての環境を作り上げている状況をひとつの巨大な生命体とみなす考え方。
   かつてのNASAの地球科学者&化学者であるジェームズ・ラブロックの理論。

P.95 食事のときに「いただきます」「ごちそうさま」をちゃんとやってほしい
   と言うのも、生命を頂戴することへの感謝と同時に、
   私たちが頂戴す生命を育んでくれた地球への感謝の証を届けるためです。

   だから粗食がいいわけで、人間、遠慮が必要です。
   慎み深い行動は地球のためでもあると同時に、
   己の信頼を勝ち取るための作法です。

著者は、P.95ある日突然といった感じで「肉食を卒業」したそうです。
   P.93 食事は野菜、穀物、発酵物、小魚などを中心とした粗食がお薦め。

私は…………意外に色々なものを食べています。
   夫が作ってくれるものは、何でも食べますが、
   基本は玄米を少し。野菜をたくさん。味噌汁。魚。
   デザートや果物も楽しみます。

美味しく食べて、たくさん運動する・・・この生活が定着して、
体重の増減は殆ど無し。今の食べ方が理想なのかな?と思っています。
(もとい、Partyなどで食べ過ぎれば、体重はいっとき増えますが、すぐ戻ります)


   
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「ご縁とお役目」 6 <人は死なない>

2016-03-22 12:30:13 | 生き方


P.68 誰もが避けられない死というイベントを意識することで、
   限られた時間の中で豊かな生に向かって歩こうとする、
   私たちの幸福感はそんなところから滲み出てきます。

   さらにそこで大切なのは、
   「人は死なない」という事実を知ることです。

   今回の生で授かった肉体は滅びますがまずはここに気付くこと。
   そうでないと湯物論者のように現生利益にしがみついて
   単に死を怖がることになります。

   その仕組みがわかると、滲み出た幸福感の中に
   「また会える」という感情が生まれ始めます。

   
   他界した大事な人や愛しい人とはあちらの世界で会えるし、
   次回の転生後も(前の生のことは覚えていませんが)違う役割で会えるでしょう。
   そもそも大事な人や愛しい人は、いつも私たちのすぐそばに居ます。
   
   私たちが死を迎える日、つまり現生を卒業するその日まで
   彼らは優しい眼差しで見守ってくれているのです。

   その仕組みを踏まえると、残りの人生を心配する必要がなくなります。
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「ご縁とお役目」 5 自分で自分を正す方法

2016-03-21 05:38:53 | 生き方




P.60 「歩きスマホ」の問題

   目の前のことに囚われてしまって周囲が見えなくなっている状況では
   客観的な状況判断ができません。

   そうならないためには、少し力を緩め、
   第三者的な目をもつことが重要です。
   それが「俯瞰的な視点(鳥の目)を持つ」ということです。

   自分と自分の周囲を俯瞰できるようになると自戒の念が生まれます。
   自戒は謙虚へとつながりますので、
   徐々に自分への評価も上がるのです。


   (中略)「審美眼」はそういう点でも発揮されます。
P.61 歌舞伎役者や脳狂言師たちの立ち居振る舞いが美しいのは、
   まさに審美眼によるものです。

   単にたくさん稽古をしているからだけではなく、
   どんな姿勢が人として美しいのか、
   どんな振る舞いに美が存在するのか、
   どんな動きが機能バランスにマッチするのか、
   彼らは経験則で学んでいるのです。
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