自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

非常識な 成功法則 ⑤

2015-01-31 07:11:58 | 推薦図書






P.63 なぜ(ミッションを)紙に書くと実現するのか?

   その理由は脳のメカニズムにある。

   簡単に言うと、脳は、あなたが質問をすると、高精度なアンテナを張って、

   必要な情報を収集しはじめる。


   (中略)(脳に)質問したとたんに、

   標的を追い求める赤外線誘導装置つきミサイルのように、答えを追い続けるわけだ。

   しかも、その情報処理量は、すさまじい。



P.70 脳の驚異的な構造を考えると、目標は、あればあるほどいいということになる。

   脳はパラレルコンピュータであり、いくつもの作業を同時並行で処理してしまう。

   つまり質問を100すれば、100の検索エンジンが同時に動き、

   その答えを見つけつづけるわけだ。
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非常識な 成功法則 ④

2015-01-30 06:51:43 | 推薦図書






P.57 さらにミッションを見出す

   自分が、何のために生きているのか考えはじめる。

   それは「ミッション」(使命感)といわれるものだ。

  (これがあれば)自分のやりたいことの実現スピードが速くなる。


   その理由は、
  
   自分の毎日の活動に、目的意識を持つことにより、

   脳のアンテナが非常に敏感になり、

   必要な情報や資源を効率的にキャッチできるようになるからだ。


   するとその結果、必要なことが、必要なタイミングで起こってくる。



P.60 ここで著者・神田昌典氏のミッションが紹介されている。

そのひとつは、

   世界最先端の学習メソッドを通して、日本で教育革命を起こし、

   世界で通用する一流の人材を、短期間で多数創出する。

   その結果、日本の優れた文化・思想・技術を世界に向けて発信する中心的存在となる。


「う~ん、カッコいい」と、私は思います。(本人もそう書いていますが)
そして私の願いは、その最先端の学習メソッドが、
私のような前期高齢者にも通用する(=効果がある)ものであって欲しい!
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非常識な 成功法則 ③

2015-01-29 07:44:54 | 推薦図書






P.43 良い目標と悪い目標   

   良い目標を設定する上で、最も大切なことは、

   自分が本当にやりたいことを見出すことだ。



   (中略)たいていの人は、自分がやりたいことを勘違いしている。

   つまり、やりたくないにもかかわらず、やりたいと思い込んでいる。

   本当にやりたいことを見つけるには、P.44 やりたくないことを書き出す。

P.47  「やりたくないこと」を明確化することによって

   本当にやりたいことが見つかる。

   それは、あなたの潜在的に思っている願望を引き出してくれる。


   世間体、家族からの期待、友人・知人の常識。

   そんな手垢のついた「やりたいこと」ではなく、

   あなたの心が求める、本当の「やりたいこと」に光を当てる。

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非常識な 成功法則 ②

2015-01-28 06:12:55 | 推薦図書






P.7 (著者が)この本を書く理由:

   私は多くの友人と、一緒にリッチになりたい。

   一緒に成功する。

   一緒に稼ぐ。


   そして稼いだお金を世の中のために使うことを、一緒に実践できる人を探している。

   そういう同志を、ひとりでも多く、しかも短気間に集めたいのである。


こういった願望は、暮れに書いた「Serendipity」の本に出てきたような気がします。
「出来る人は、方向性が合えば、素晴らしい企画人と共に、
 世の中の役に立つことをやりたい」といったような……

この本の言う「成功」とは、色々な意味が含まれているのですが、
とりあえずは、
  
   「年収を10倍にする」が目標のようです。

別に年収だけでなく、資格とか、起業とか、何でも良いのです。
自分が本当にやりたいことを見つけ、実現に成功する  ための
破天荒な試みなのです。

著者はそれを実現し、その効率的な攻め方を伝授してくれています。

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非常識な 成功法則  神田昌典・著

2015-01-27 06:04:03 | 推薦図書




勝間和代さんの一押し(?)本、とても良かったです。
参考になる言葉がた~くさん出てきましたが、
一番心に響いたことから書き写していきます。

P.238 家族を大事にすること。

   子供や妻は、自分の影を見せてくれる存在である。

   家族に嫌な面があったら、それは自分の姿を忠実に映してくれる鏡である。


   家族が暮らしているのは、お互い学びがあるからである。

   相手の嫌な面を見るたびに、自分はどんな学びを得るべきなのかを考えること。

   その学びを得なければ、同じことが繰り返し起こることになる


著者は男だから「妻子」という表現ですが、女性からも同じですよね。
「アッそ~、じゃあ直すわ」という風に簡単にはいかないのですが、
腹が立つたんびに、うううと、この言葉を思い出しています。

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「命の格差は 止められるか」 ⑦

2015-01-26 06:55:32 | 推薦図書




P.211 社会の仕組みを変え、人の行動を変える

       ---健康格差をなくすためにできること


これを知りたくて、この本を、時間をかけて読んできました。
個人レベルとして、「①喫煙しない ②バランスのとれた食生活 ③適度な運動をする
          ④ストレスをコントロールする
など、具体的でわかりやすい項目に落とし込み、国民に知らせる」ことがひとつ。


P.212 社会疫学の観点から導き出される、健康を守るためのポイントは、

   P.213 社会全体として貧困や失業などが 
   健康に悪影響を及ぼすという傾向があっても、
   それを個に当てはめるべきではないのです。

   なぜなら、パブリックヘルスが対象にするのは、
   社会全体で、その責任を個人に求めることではないからです。
 


P.214 個人がなぜ(非健康的な)行動をとるのかについて、
   一定の傾向がわかった時に、上流の理由を考え、検証し、
   彼らがダイエットをしたり、禁煙しやすくなるような社会をつくっていくのが
   パブリックヘルスなのです。

   (中略)個人の行動変容は、社会全体の枠組みを形成する中で、
   はじめて実現可能になるのです。


   著者の主張
   ①消費者だけでなく、「生産者」に対しても働きかける。

   ②個人を治療するだけでなく、肥満を生み出している環境も「治療」していく。
    (コミュニティセンターをつくり、サロンでの市民同士の交流を図るなど)

   ③業界を超えた連携を図っていく。

上記のような取り組みを推進するためには、
医療・ヘルスケアの分野だけでなく、食品業界も加え、
さらに、教育・通信・建設や交通、メディアなど、
これまであまり連携を図ってこなかった他業界との連携を図っていく必要がある。
また産官学の横の連携も今後、より一層必要とされていくようです。

著者は、多くの人が、この本に出てきたような色々なアプローチの中から
ちょっとしたヒントを得て、
それぞれの生活の中で応用・実践を進めて欲しいと言っています。

P.218   自分が正しいと思うことを、

    自信を持って実行していってください

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「命の格差は 止められるか」 ⑥

2015-01-25 05:48:49 | 図書メモ




P.200 行動経済学とは: 意図通りに人が行動しない理由を研究する分野

   2002年にノーベル経済学賞をとった、心理学者でもあるDaniel Kahneman氏らが

   発展させた。それまでの経済学は、現実とそぐわないことがよくあった。

   
   行動経済学では人の意思決定の過程には、ふたつの機能が共存すると考える。

   その機能とは、SystemIとSystemIIと呼ばれ、

   SystemIは、直感に近い判断や感情的な判断を司る。
   SystemIIは、理にかなった合理的な判断をする。

著者の主張は、

   健康改善のための取り組みは、そのほとんどがSystemII、つまり、
   人は理にかなった行動をする前提でつくられました。

   しかし、時に私たちの競合となる民間企業の広告戦略は、

   どれも直感的で感情的な SystemIに基づいて設計されています。

   私達に「考える」余裕を持たせず、感情的に、発作的に、
   自分たちの商品やサービスを選ばせようとしているのです。

   その結果、知らないうちに不健康なものを手にとってしまいます。


P.204  理性は感情に勝てない

う~む、懐かしい(最近良く目にする)言葉です。
そう、勝間和代さんの文章によく登場する、「象さんと象使い」の例えですね。
なので、たばこのコマーシャルのように、
メーカーがSystemIで<たばこを吸うことはかっこイイ>と煽るとき、
パブリックヘルスの専門家が
SystemIIで、
たばこのパッケージの端に小さな字で「健康に対する注意喚起」をする程度では、
勝負は目に見えているのだそうな。
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「命の格差は 止められるか」 ⑤

2015-01-24 05:53:01 | 推薦図書
暫く写真の説明をサボっていましたが、昨日&今日はPerthの公園で見た鳥です。




P.143 ソーシャルキャピタル(社会関係資本)とは

   人とのつながり(結束)により得られるもの 

   日本語でこのイメージを表すのは、

   絆・お互い様・遠くの親戚より近くの他人・情けは人のためならず  

   「地域や人とのつながりや信頼感をもとに、
   人が他人を思いやる強調的な行動をとり、
   それが地域全体や自分の財産になる」 という考え方

P.144 Social Supportは、個人同士のやりとりがもとになっている。

   Social Capitalは、地域やコミュニティなど
   グループ全体の調和や協調性、結束力を表すもの


P.145 (米国での研究の結果、)質の高い行政が行われた都市では、
   住民が積極的にコミュニティ(自治会等)を立ち上げたり、
   地域住民がお互いを信頼し合って法律や施策を尊守しました。
   
   一方で、政治腐敗などで荒廃が進んだ(中略)都市の住民たちは
   「行政はお上のもの」と考え、当事者意識が低く、
   法律や施策も押し付けられたものとして、
   抑圧され搾取されているという意識がとても強かった。


P.146 地域の「絆」の測り方

   絆やつながりなど、

   「目に見えないけれども社会に存在しているもの」を測るのが、

   社会疫学者の腕の見せどころ

だそうです。


P.147 Social Capitalは周りの人との信頼関係をつくり、地域の絆を高めます。

   これに加えて、健康の面でも、地域の見張りの役目を果たします。


おぉ、この辺でやっと、私の実生活と著者の提案に繋がりが見えてきました。
世田谷区が実施している「元気リーダー」制度(高齢者の体操グループに指導者を派遣
および、その指導者の育成)が、このSocial Capitalに当たるわけです。

ここまでの記述にあった地域ぐるみの冠婚葬祭や、環境整備(道路清掃とか雑草取り)は
「趣味やボランティア活動で忙しい私には、ちょいと負担だわ」と思ってきました。
でも、それは農村地域の話と、割り切って、
私は世田谷区がやっているような、都会型の健康運動に取り組んでいるんだ!と、
自信を持って言えるような気がします。(私は第4期元気リーダーなのです!)

P.154 資本主義社会において、格差をゼロにするということは不可能です。

   しかし、Social CapitalとSocial Supportは、

   「地域の結束力や人との絆を高めれば、

   自然災害や貧困などの不利な状況にかかわらず、

   住民の安全と健康を保てる」ことを教えてくれているのです
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「命の格差は 止められるか」 ④

2015-01-23 06:06:28 | 図書メモ






P.82 幼少期の教育が本当にその後の健康を決めるのか   

著者の結論は、追跡可能な一定範囲の大きな母数の被験者の実験結果から、

   P.84 幼少期に特別な授業を受けた子供は、普通の教育を受けた子供に比べ、

   学年を再履修になるような成績不振率が半減、高校卒業率が高くなり、

   大学進学率も倍以上に。


   肝心の健康面についても、喫煙率が20%程度低くなり、

   年収・持ち家率・生活保護の需給率などを比較すると、全て良い方向に。


P.86 (上記の結果から)教育への投資は  (社会的に) 非常に利回りがよい   

P.87 教育の充実は目に見える効果を測ることが難しいため、どうしても予算が
   つきにくい傾向にあります。しかし、投資対効果が高いこと、
   将来世代の健康を守るのに非常に重要であることを訴え、
   今後、取り組みの充実を図っていくべきだと考えています。


なんとなく、直感的に、「そりゃそうでしょうよ!」と、言い放ってしまいがちな、
そんな文章ですが、重大な内容だと思います。
だって、報道される「貧困母子家庭の教育や食事」「疲れきっている親」
「勉強の遅れどころか、友人も作りにくく、劣等感に繋がりやすい生活」など、
心が締め付けられるような問題が山積しています。

私が敢えてここに書く理由は、
一人ひとりの国民が、「そうだ、教育は大事なんだ!」と納得するだけでなく、

こういう科学的な実験結果を使って、
政府は効率的な予算編成をして欲しいからです。
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「命の格差は 止められるか」 ③

2015-01-22 06:07:59 | 推薦図書






P.24  確かに、病気の治療は長生きするために必要不可欠です。

   そして、病気を治すのは医者が専門とすることです。

   それでは「健康」は誰が考えるのでしょうか?

   健康な社会をつくるのは、誰の役割なのでしょうか?


   日本人の健康に関する議論の中で、まさにその役割を担う
   「パブリックヘルス」の視点が抜け落ちていると感じました。


上記の質問に対する答えは、
以前にご紹介した、「今すぐできる体質改善の新常識」に出ていたと思います。

  <東京都西多摩郡日の出町の保健婦さん>

常に、最新の医学情報を勉強し、住民の健康状態(含む:妊娠・保育)を把握し、
必要に応じて、的確な手立てを講じる。
上記の本を読んだときは、この「保健婦」のシステムがきちんと機能していれば、
日本の将来は暗くない、と思ったものです。

でも、今は忙しすぎて、住民の把握が精一杯で、
「手立てを講じる」までいけないのが実情のようです。
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