自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

年をとることを科学するジェロントロジー  その4 「美」も重要

2024-11-29 05:46:02 | 生き方

以下は著者の表現する一般論です。

p.140 人は年齢を重ねるにつれて健康を意識し、外見の変化を意識し、

   美容への関心も強くなっていく傾向があります。p.141 だいたい一般的に

   高齢になることは良くないこと、格好が悪いことと思われがちで、

   なんとか年齢に逆らって若い頃のような意味での美しさを手に入れようと

   する人は多いようです。

  

   (中略)一方、健康な体であることと見た目は必ずしも一致するわけでは

   ありません。健康な体の人は、さまざまな体型、容姿でそれぞれ健康なのです。

   

   (中略)若さを基準とした理想的な「美」から遠ざかる不安は、

   「年をとることは格好が悪いことだ」との思い込みを生み出します。

   むしろ、少し意識を変えてみることが大切です。

 

p.143 僕自身はというと、あまり見た目のことは気にしていません。

   TPOに応じて、ハイブランドの服を着る時もありますが、そのくらいです。

   おそらく、体を鍛えているという自信があるからでしょう。

 

   ほかの人に対しても、同じことを感じます。自信があるとか、教養があるとか、

   内面から湧き出てくる輝きがある人の方が、自然と外見も美しいと感じます。

   頭の中で悪いことばかり考えていると、そういう人相になるでしょうし、反対に

   心がきれいな人は見た目もきれいになっていくのです。

 

   たとえ表面だけを綺麗に取り繕っても、長続きはせず、いずれほころびが出て

   くるのではないでしょうか。

p.144 他にやるべきことを挙げるとしたら、時代の流れに追いつく意識でしょうか。

   年を重ねても時流に乗っている人は、ダンスでも、ビジネスでも、恰好よく

   見えます。

   20代の頃の見た目や価値観を密閉しようとせず、心を開いて時代の流れを

   受け入れる。自分より若い世代の間で流行っていることがあれば、

   先入観なく飛び込んでみる。

 

私自身でいえば、心を閉ざすつもりはないのですが、新しいモノに関して、

良いと思えないことが多くて困っています。

バレエでいえば、オーソドックスな古典+コンテンポラリーまでは

「綺麗な動きだな~」と思えます。が、、、Street Dance系の

猫背・膝曲がりスタイルになると「うぅ~む。格好よくみえない・・・・・」

となってしまうのです。

 

だから、「美は重要」と言われても、「美の基準」についていけないので

少し悲しい思いをしています。

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年をとることを科学するジェロントロジー  その3 

2024-11-28 05:41:37 | 身体の探検

後半の知識編では、たくさんの「勇気をもらえる情報」が紹介されます。

たとえば、

p.138 年をとることで、自然と伸びていく能力もあるということが分っています。

   それが「結晶性知能」です。

   人間の知能には「流動性知能」と「結晶性知能」の二つがあります。

   流動性知能とは、新しい情報を獲得し、それをスピーディーに処理する知能

   のこと。残念ながら、流動性知能は年齢の影響を受けやすく、年をとるにつれて

   衰えてしまう人が多いと言われています。

 

   一方の結晶性知能とは、これまで経験したことや勉強したことから獲得していく

   能力のこと。結晶性知能は60歳頃まで上昇し続け、その後もほとんど低下しない

   と言われています。このため、若い頃には理解できなかったことが、年をとって

   初めて理解できる、ということが起きるのです。

 

p.139 「今が一番、踊っていて楽しい」と僕が感じている理由も、結晶性知能のため

   かもしれません。確かに体力も筋力も衰えて、できない動きもあります。ですが

   ダンスを一番よくわかっている状態であることは間違いありません。音を自由に

   使えるようになってきたので、楽しいのです。力任せであったり、派手な動きで

   見せるのではなく、僕の持つ経験からくる自由度の広さや深さで元しく踊ることが

   できます。

 

   ジェロントロジーでは、この結晶性知能を生かして、

   創造性のある活動をすることが、心身の健康につながるのではと考えられています。

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年をとることを科学するジェロントロジー  その2  目次

2024-11-27 05:44:38 | 身体の探検

読者の中には、目次を眺めただけで、何となく分かってしまう方もあれば、

全然想像がつかない方まで、色々だと思います。

その色々な方々が、それぞれの興味で、こういう学問の存在を知り、

興味を持ってくださることを祈っています。

 

もちろん、日本にも「高齢者の運動に関する研究」などは医療系大学とか

高齢科学研究所の類で発表された文献はあります。

が、高名なダンサーである著者の視点で説き明かされる内容には

親しみがわき、分かり易いのでお勧めです。

 

 

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習志野市の紙芝居師 関 嘉民さん

2024-11-26 07:58:34 | 生き方

今朝のNHKニュースで紹介されていた紙芝居師さん。

生きがいの街頭紙芝居 これからも | NHK

生きがいの街頭紙芝居 これからも | NHK

【NHK】戦前戦後と子どもたちの娯楽として人気を集めた街頭紙芝居。習志野市には今でもボランティアで演じる男性がいます。がんを経験しながら活動を続けるその思いを取材し...

NHK千葉

 

「元々、ご夫婦で劇団員」というキャリアがおありなので、

お上手なのは当たり前(?)・・・・・というか、すぐに納得。

 

素晴らしいのは、脚本家の奥様と二人三脚で制作されていて、

紙芝居芸術を街角で繰り広げ、後輩も育てようとされている姿勢です。

 

私も将来、ミュージカル劇団の維持が難しくなったら、

1~2人でできる「音楽紙芝居」をやってみたいなぁ~

という夢が膨らみ始めました。

 

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いつまでも動ける。年をとることを科学するジェロントロジー GERONTOLOGY  SAM・著  2022/4

2024-11-25 06:24:17 | 身体の探検

またしても「良い本、見っけ!」

著者はStreet DanceとかHip Hop系のダンサーさんなので、今までは

殆ど興味を持っていませんでした。

 

が、、、この本は

若くなくなったダンサーが、「円熟した身体だからこそできる演技」に目覚め、

無理なく楽しくできる方法を追求し始めているので、物凄く面白いです。

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あなたは、うで体?あし体?  解説

2024-11-24 05:52:14 | 操体法

上のコピーはPCのScreen shotで撮ったモノをはりつけただけなので

解像度は悪いですが悪しからず。

「ないよりマシ」と思ってくださいね。

 

最近は書籍離れが進み、街の書店の閉店も相次いでいて先が思いやられます。

良い情報は、ネットだけでなく、著者の思い入れが詰まった書物が一番です。

そこからどれだけの内容を汲み取れるか?理解できるか?は、読み手の技量次第。

でも、書籍は残るものですから、何度でも味わえ、その都度新しい発見も可能です。

 

そういう意味で、私はせっせと「自分が読んでよかった本」をご紹介しています。

是非、手に取ってお読みくださいね。

 

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あなたは、うで体?あし体?  目次

2024-11-23 05:48:50 | 身体の探検

良い本は発刊時、1週間は書店に並びますが、その後はどんどん消えていきます。

6年も前のこの本も、多分現在の書店には並んでいないことでしょう。

でも、上記の目次などを見て、興味が湧いたら、アマゾンで取り寄せるとか、

図書館にリクエストを出すなど、すれば読めると思います。

是非、手に取ってみてください。

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あなたは、うで体?あし体?  鴻江寿治・著  2018/9

2024-11-22 08:21:42 | 身体の探検

6年も前の本ですが、頷ける点が多い、良い本でした。

著者は医者とか研究者ではなく「アスリート・コンサルタント」だそうです。

 

鴻池理論の骨子は

p.12 人間の体は2種類に分かれている

   うで体=猫背型、あし体=反り腰

   人間はそのどちらか2種類にきっちり分かれています。もちろん何事も

   例外がゼロとは言えず、稀にどちらのタイプか判断できない100%バランスの

   取れた人がいないことはありませんが、ほぼ全員がいずれかに分かれると

   いっていいでしょう。そのため、私のセミナーでは集まってくるアスリート

   たちを競技種目や性別、運動能力によって分けたりせず、うで体=イコール猫型か、

   あし体=反り腰型だけを基準に分け、それぞれのタイプごとに体の使いかたを

   指導し、トレーニングを行っているのです。

 

様々な老若男女・体型・骨格タイプを、本当にこんなに単純に二分できるのかなぁ?と

不思議に思いますが、私にかんしては確かに当てはまっていました。

 

p.14 人間は生まれた時はうで体だと思われます。やがて身長が伸び内臓も成長して

   体が固まってくると、その間の生活習慣や環境、親からの遺伝などによって、

   そのままうで体の人と、あし体に変わる人に分かれていきます。その要因の一つは、

   普段着ている洋服です。体にピタッとしたタイトな服を上半身に来ている人は

   あし体に、上半身に緩い服を着ている人はうで体になりやすく、こうした傾向は

   近年ますます顕著に感じます。

 

なるほど。友人たちや生徒さんを見回すと、納得です。

恐ろしい(?)のは、この二つを理解すると、

服選び、くつ選び、椅子選び、寝具選び、そしてリビングのレイアウトにまで

影響が出る(=選び方を間違うと、ダメージが大きくなる)ようなのです。

明日からは具体的な例をみていきましょう。

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いのちを長持ちさせる ひとさじの油  オメガさと子・著 2020/7

2024-11-21 08:58:51 | 健康料理

「からだに良い油を摂ろう」という本は、この2~3年増えています。

私が信頼する医師とか著述業の方々の書籍も色々ありますが、

「身体が欲していない、たいして美味しくもないモノを??」という

ちょっとした反発があって、無視してきました。

 

でも、改めてこの本を読むと、

「やっぱり必要か?」と思わされる点があり、先月から毎日食しています。

私の摂り方は、

①朝のヨーグルトパフェ(フルーツに発酵小豆、ナッツなど)に小1杯くらいを

②昼に(気が向けば)酢もやし、人参ハブチュなどのおかずにタラリ。

 

先日、久しぶりに会った若いアメリカ人女性に 

「オメガ3の油って、どう思う?」と聞いたら、

「サプリメントを毎日飲んでいる」そうで、吃驚。

え~~っ! そんなに若くて綺麗で健康そうなのに???

 

いえ、そういうのは関係なく、

工学系博士課程在籍のインテリである彼女は

「食べ物や身体に関する論文を読み、自分に必要そうなら導入する」という理論派。

 

今や、自然に手に入る食べ物を、「何でも美味しくいただく時代」ではなく、

人工的なトランス脂肪酸や添加物を避け、身体が必要とする(欠乏しがちな)モノを

選びぬいて摂る時代のようです。

 

というわけで最近、亜麻仁油、えごま油等が私の食卓の常連になりました。

水煮のイワシや鯖缶にも良質の魚油が多いそうなので、週に2回は食べます。

 

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寒さ到来! マイムマイムでWarm up!

2024-11-19 05:48:37 | 唄と踊り

https://www.google.com/search?q=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A0&rlz=1C1CHZN_jaJP970JP970&oq=%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%A0&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyCQgAEEUYORiABDIOCAEQRRgnGDsYgAQYigUyBwgCEAAYgAQyBwgDEAAYgAQyBwgEEAAYgAQyBwgFEAAYgAQyBwgGEAAYgAQyBwgHEAAYgAQyBwgIEAAYgAQyBwgJEAAYgATSAQk0NTUzajBqMTWoAgiwAgE&sourceid=chrome&ie=UTF-8#fpstate=ive&vhid=FaBNjShybDsdZM&vld=cid:bd393764,vid:trMj65wx_C4,st:0&vssid=l

異常気象で温かかった東京も、結構冷えるようになってきました。

私はラジオ体操の後に数人の仲間のためにHIITとか美容体操の類をお伝えしていますが、

たくさん動かないと冷えてしまいます。

 

HIITは4分で簡単に燃焼できる優れものですが、

今日ご紹介するマイムマイムも簡単なのでお薦めです。

なんといっても、青春時代(中学生時代?)にフォークダンスとして

踊った経験がほろ苦くも懐かしい思い出だからでしょうか。

 

しかし、ステップはダンスエアロでも頻出の「ヴァイン」で、

昨今はプロ野球やサッカー選手でもウオームアップに使っているようです。

その後、片脚で飛びながら手をたたいたり、隣の人とタッチしたり、

コミュニケーションの楽しさも味わえるのが良い点です。

 

 

 

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