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私より20歳若い著者が発信するターゲットは多分同世代と、それに続く若い世代。
でも、団塊世代である私が読んでも、十分に刺激的で発奮させられます。
押さえておくべき言葉の定義は、
p.4 使い切れないほどのお金があるのがキャッシュリッチであるのに対して
使い切れないほど時間があるのが時間リッチなのです。
「時間リッチ」な人になれば、自分の時間がないことで自分の夢や
やりたいことを諦めたりする必要はなくなります。
著者が考える「本当に豊かな人生」とは
この忙しく慌ただしい現代社会において、いかに自分の時間を持ち、
何をするにも時間に困らず、さまざまなことに対して
常に自分がしたいように時間を使うことができるということ。
問題は、誰でも、「それなりに努力して、まぁまぁ出来てるつもり」になっていること。
著者が警鐘を鳴らすのは、
p.18 私たち自身が意識的に気をつけなければ、私たちの時間は(新しい科学技術を通じて)
どんどん搾取されてしまうでしょう。しかしその一方でこれらの科学技術やサービスを
上手く使い、活用できるならば、時間を奪われるどころか、
上手に自分の時間を増やすことができるのです。
p.19 しばしば「若さ」というものが価値を持つ日本社会ですから、多くの人が
年を取ることを怖がっているのではないかと思います。しかし、年齢を重ねることで
熟練したスキルを身につけ、考え方・思考も円熟味がまし、収入も上がるとすれば
どうでしょう。さらに年を重ねても、さらに健康になって行くのであれば、
誰も年をとることを怖がったりはしないはずです。むしろ、年をとることは良いこと
だと思えてくるでしょう。時間リッチとは、まさにそんなイメージなのです。
おこがましい言い方ですが、私自身、勝間さんや色々な人の本を読んで、
時間管理を学び、ミュージカルと健康運動を両輪とする人生をフル稼働しています。
さらに「健康」「運動」「筋トレ」に関しても、常に世界の最新情報を求めて、
できることにはチャレンジし、詳しい人を探して、効果を聴いたりしています。
読書したり、こういった活動をすることは、ある程度のエネルギーが必要です。
これを「面倒くさい」と思う人は、「時間を搾取される」側にいき、
「面倒がらずに、自分が主体的に動く」人は、より活動範囲が広がり、深みを
増していくようです。