p.64 愛が自分の体から こんこんと 湧き出てくるのを
感じることができますか?
こういう人が少ないことに苛立つ著者ですが、2024年現在は
2015年発行当時と一向に変わらない情況またはより酷い?
愛する家族や対象が無いゆえに、または愛されたことがなく?
「誰でもイイから殺して、死刑になりたかった」とか
「○○○○のせいで不幸になったから仕返ししたかった」などの
無差別殺傷事件が増えているような現代です。
p.66 自分の中からこんこんと湧いてくるエネルギーを
他者や社会に惜しみなく与えることができる人は、
自分が「愛の源泉」であるという感覚のある人です。
逆に愛を出し惜しみする人は、自分の中の愛情が不足して
いる人です。
実は、愛は使えば使うほど湧いてくるものなので、
自分の中の愛が欠乏することを恐れず、
どんどん使うことです。
東城先生の料理教室でも似たようなことを教わりました。
こちらはもっと分かりやすく、
「お金も力も、出し惜しみせず、出し切って、回せ、回せ!
もちろん、高価な宝石や贅沢な遊びを奨励しているのではなく、
「
本当に困っている人がいたら、信用して融通してあげること」
利息や見返りを期待せずに、その人のためになることをする。
「あなたと健康社」の場合、その助けられた人々が「お礼に」と、
バンバン寄付されるので、成城学園前駅近くの一等地の敷地が
バンバン増えてきたそうです。
現代は自分の老後資金をしっかり確保する必要がある時代ですから
現金をおいそれてばら撒くことはできません。
でも、愛なら惜しみなくばら撒くことが可能です。
もちろん、無節操に誰かれなくふりまくのでなく、
本当に必要としている人にさりげなく・・・・・
目測がはずれたり、逆に傷つくことがあっても、
「良い勉強をさせていただいた」と感謝する。
そうやって、愛もお金も出しまくっていると、
補って余りあるなにかが膨らんでくるのだと教わりました。
リタイアしてすぐに3年ほど通った料理教室での教えが、
この上田教授の著書に繋がり、私からも誰かに伝えられれば
最高なのですが、道遠し。でも、できる範囲で、
ミュージカルのテーマとして訴えたり、歌詞に活かしたり、
私なりに努力する毎日です。