自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

「病気にならない人は……」 3 朝食は・・・・

2017-09-30 08:37:28 | 図書メモ


P.120 朝食を食べる習慣がある人とない人は、50歳を過ぎると明暗をわける

わぁ~~ぉ!
これって脅し?!?
整食法は、ヤバいのか??

私自身は「整食法」で救われたし、69歳の今も健康なので、
「朝食抜きは、悪くないと思いますよ~」と言いたいです。

ただ、75~80~90になって、著者の森さんが言うように、
<若い頃の朝食抜きのツケ>が来るのか、来ないのか?

それに、著者のいう「完全な朝食抜き」と、
自力整体でいう「朝食抜き」はちょっと違いますしね。
(つまり、味噌汁などの水分は推奨されています。)

私のお薦めは、
<鵜呑み>にせず、
<自分自身で、体調を観察しながら>
<変化をつける>ことです。

身体の使い方や、登山の歩やき方、立ち方、座り方、、、、
全て、「これが唯一の万人にとっての正しいやり方じゃっ!」
というものは無いと思います。

一時、見つけたぞぉ~! これで一生、安泰だぁ!
と思うことがあっても、変える・変わることを恐れず、
常に研究・挑戦・実践・検証が必要だと思うのです。

*****************
いずれにしても、著者の論点は、

P.121 1日2食が長年の習慣になると、カラダが省エネモードになって
   消費エネルギーを抑えてしまうため、カラダに脂肪がつきやすくなる

   (中略)1日3食の人よりも食事と食事の間隔が長くなるため、
   食事をしたときに血糖値が一気に上がります。

   すると、血糖値の上昇を抑えようと、
   インスリンの分泌量も多くなります。こうした状況が長年続くと、
   やがてインスリンの分泌量が少なくなったり、
   働きが悪くなったりして、
   糖尿病の発症につながると考えられるのです。



      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「病気にならない人は……」 2

2017-09-29 05:39:05 | 図書メモ
夫の左に見えているのが、「トロルの舌」という岸壁です。


P.31 やせているのに中性脂肪が高い人は、、、、、

   中性脂肪が高い原因は、一般的には、
   糖質を多く含む菓子類、飲料、穀類、フルーツ、アルコールの取り過ぎが
   考えられます。(中略)太った人が多いのはそのためです。

   (中略)でも中には、太っていない、どちらかといえばやせているのに
   中性脂肪が高い人がいます。


実は、私、これです。(正確にはLDLコレステロールが高め、という意味で)
ま、家系的に<加齢とともに体重が落ちていく傾向>があるのですが、
自力整体をやって10年、リタイア後バレエや卓球を始めて9年、
登山・ミュージカルも相変わらず続けているので、5kgは減りました。

昔は「かなり太目(豆ダンプと言われていました!)」だった私が、
最近は「痩せてますね」などと言われて、
嬉しそうな笑顔で「いやぁ、それほどでも・・・・」とか言っていたのですが、

この2年ほど、世田谷区の健康診断で赤点がついてしまいました。
理由は(多分)、
➀夫婦とも家に居るようになって、植木の手入れが行き届き、
  自家製の枇杷や柿などがたくさん獲れ、大量に食べるようになった。
  (ひどい時には、1日に枇杷20個、柿10個・・・美味しいので・・・)

②緩めの糖質制限で<穀類が減った>→<好きなお菓子や果物は止めない>
  
③トシと共に夜の外出が減り、
  家で夕食を楽しみながらアルコールを飲む分量が増えた・・・

何事も、中庸が大切です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「病気にならない人は 何を食べているのか」 森由香子・著 2017/2

2017-09-27 05:45:07 | 図書メモ


同じ著者の「老けない人は何を食べているのか」(2015)の続編です。
時代の進行により、この本にも最近話題の言葉が頻発です。

健康オタクの間では「常識」でも、一般には馴染みが薄い事柄、
知ってはいたけど、ちゃんとした理由を知らなかったこと、
そうは言われてもねぇ・・・という事柄など、
気楽に読めて役に立つ情報満載です。

ただし、私自身が試したわけではないので、
評価は各自、自分で試して、検証してくださいね。

*****************
P.25 血圧が高めの人に、1日大匙1杯の酢が救世主

私自身は血圧が正常(低め)なので、あまり興味がなかったのですが、
気づいてみれば
夫を含め、周囲の親しい人たちは皆、高めだそうです。

著者がお酢を進める理由は、
P.26 お酢を飲んだ時、

   お酢の主成分である酢酸が細胞に取り込まれ、
   エネルギーとして使われるときにできるアデノシンという物質に

   血管を広げる作用があり、血管が広がれば血液は流れやすくなるので
   血圧が下がる、というわけです。


しかし、これを実験したのは<お酢のメーカー・ミツカン酢>で、
実験期間は10週間。対象人数が書かれていないことも気になります。
でも、お酢はフツーに台所にあるものですから、
血圧高めでお困りの方は、試してみると良いでしょう。

やり方は簡単。
1日大匙1杯程度のお酢を、料理(酢の物やマリネ、ドレッシング)に加えるだけ。
必ず、血圧を測り続けて、ビフォーアフターを検証してくださいね。


   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50歳からは「筋トレ」しては いけない  5 阿修羅の骨呼吸体操

2017-09-26 05:46:55 | 図書メモ


「阿修羅の骨呼吸体操」とは著者・勇﨑氏が、ラジオ体操に代わり得る
健康体操として、考えたものだそうです。(youtube で見られます。)

「陰陽」を意識し、呼吸を途切れさせることなく滑らかに動く様は、
踊りのようでもあり、武道のようにも見えます。

ただ、私が目指すところの、
「動くことが楽しくて仕方ない、踊りのような体操」とは違って、
すごく真面目(悲壮?)な感じがして、ちょっと難しそう。

いつか、思い出して挑戦したくなるかもしれませんが……
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50歳からは「筋トレ」しては いけない  4

2017-09-25 05:36:04 | 図書メモ


ラジオ体操について
P.190 なぜダメなのかを具体的に言うと、
   ラジオ体操のひとつひとつの動きが、
   機械仕掛けのロボットの動きのようだからです。

   「始まり」と「終わり」が明確に決まっている区切られた動きでは
   「呼吸」がスムーズに繋がりません。

   だから「生命の動き」ではなく、
   「ロボット」のような動きになってしまうのです。


上は著者の勇﨑氏の意見です。
私は「土砂降りの日でも出かける、ラジオ体操マニア」ですから、
それほど悪いとは思いませんし、工夫次第だと思っています。

確かに、号令一下<あまり美しくない筋肉運動をする>のは、
笑顔が浮かばないから、楽しくはないなぁと思っています。
しかも、殆どの人が、各動きの意味など、あまり考えずに
うにゃうにゃと動いているだけのように見えるので、
あ~、もったいない!と思っています。

(実際、私のラジオ体操は、バレエ風に途切れなく動いています。)

でも、早起きして、顔馴染みが集まること自体が素晴らしいことなのです。
私は、「教えて~」と言ってくれる人には、何でもお教えしますが、
こちらから出しゃばることはしません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50歳からは「筋トレ」しては いけない  3

2017-09-24 05:43:12 | 図書メモ


P.186 「若い人、若々しい人、元気な人のからだは軽く、
    老人や元気のない人のからだは重い」

    なぜ?

    元気で<からだが軽い>人は、
    「垂直」に、尻尾から頭に向かう「生命エネルギー」の力が強い。
    もう一つは、
    からだを浮かす骨の働きと、その他の骨との連携、
    つまり「骨連動」がよく働いているからです。


ううぅ~、難しい! いったいどうすればイイんだよ?
と言いたくなりますね。
私のお薦めは、

身軽に働くこと!>です。

住居を整理整頓して、ゴミを排除する。
不要なモノはもちろん、視覚的にうるさいものは、
不要でなくても、どこかにしまう、または隠す。

生活をしていれば、常にゴミは出るし、汚れも溜まります。
これらの長期滞在を許さず、サッササッサと動いて綺麗に暮らす。
そうすると、「必要な筋肉が育ち、姿勢も良くなる」と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50歳からは「筋トレ」しては いけない  2

2017-09-23 05:57:36 | 図書メモ


p.47 骨格の歪みは矯正が必要

   理由は、
   ①からだ全体のバランスを保つことができなくなるから
   ②呼吸がスムーズにできなくなるから
   ③内臓が圧迫を受けるから

   ④臓器の機能不全が連鎖するから
   ⑤総合的な代謝不全が生じるから
   ⑥免疫機能が低下して疲れやすくなり、体力を回復しにくくなるから

   ⑦からだの総合的な活力が失われるから

   ⑧思うように動けなくなるから
   ⑨加齢が進むから
   ⑩最終的には病気になるから

p.48 ようするに「骨格の矯正をしないと」寿命が縮んでしまうのです。


そう言われれば、確かに、最終的には良くない状態になりそうです。
でも、子ども達や若者がどんなに姿勢が悪くても、
必死になって注意する人は居ないし、自分自身の姿勢でさえ、
「バレリーナじゃないんだから、そんなに綺麗な姿勢なんかできないよ」
「ずっこけ座りが楽だし」「背中を伸ばしているのは疲れる!」
という声が多数派です。

これは、著者が言うように、学校教育できちんと躾けるべき問題のようです。
私自身は10年前に自力整体に出会ってから、
脇伸ばしや骨盤ほぐしが習慣になって、「狛さん、姿勢イイよね」
と言われるようになりました。

意識の上で、「姿勢を良くしよう!」と思っても、
筋肉が凝って縮こまっていたら、背中は伸ばせません。

「スポーツは嫌い」「動くことは苦手」「体のことには無関心」
こういう人が増える一方で、極端な荒技に挑戦する人も居ます。
まさに両極化の中で、国民の医療費を抑え、
心身共に健全な人を増やす施策・政策を望みます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50歳からは「筋トレ」しては いけない  勇﨑賀雄・著 2017/5

2017-09-22 05:43:33 | 図書メモ
この旅行の主目的<トロルの舌>というポイントの近づきつつあります。


表題の本の副題は

   何歳でも動けるからだをつくる「骨呼吸エクササイズ」

著者は 身体哲学研究所所長、からだの学校・湧氣塾主宰。1949年生まれ。
早くから「骨」に着目し、形態学、進化生物学、比較動物学などを基に
独自の「骨文法」を確立・・・・

私はどんな本でも、読みながら、気になる言葉があると付箋を貼り、
読み終わってから再度チェックし、どうしてもメモしておきたい箇所を
このブログに書いています。

で、この本は付箋だらけになってしまい、どうなることやら?
なのですが、とにかく、書き進めましょう。

P.40 世界的な登山家・竹内洋岳さんの言葉
   身長180cm、体重65kgですから、かなり細身。
   「筋肉量はおそらく山に登らない一般の人より少ないでしょう。」

   「筋肉はむしろできるだけ少ない方がいい。
   筋量が増えれば体重が重くなるし、酸素の消費量も多くなる。
   低酸素の高所では、体についた不要な筋肉は酸素を無駄遣いするので
   使い道のない荷物を持っていることと変わらない」

大リーガーのイチロー選手も「筋トレは不要」と言っているそうです。
つまり、長年言われてきた常識<強くなるためには筋トレが必要>が
覆りつつあるようなのです。

だからって、「体操や筋トレが全然必要ない」ということではなく、
日常生活で正しい姿勢を保ち、正しい動作をして、
「必要な筋肉だけは、しっかり使い、ケアする」ことなのでしょう。

この数年、「筋トレやコアトレが必要だ~」の大合唱だったと思いますが、
ここにきて、風向きが変わったことを感じます。
時代の注目は「筋肉」よりも「骨」に移りつつあるようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 2

2017-09-21 05:54:49 | 図書メモ
現地ガイドさんは二人いて、若い人は<私が知らない映画スター>に似ている!
と、同好のツアーメンバーが言っていました。


P.140 糖質制限食、私もやってみた!

ということで、幕内氏の実践レポートが載っています。
「何でも試してみないと気が済まない性格」だそうです。
私も同じ傾向があります。

でも、その試し方は、あまりにも工夫(やる気)がなく、

  <ハナから、嫌々>という気分が伺えます。

ま、元々「とんでもない理論だ」という思いが強く、
「試してみなきゃ分からないことが有るのかも」という程度では、
食事を楽しむ雰囲気には、ならないと思います。

その試し方は、
「普段通りの伝統食(ごはんが7割を占める)を食べる家族」と同じ食卓で、
ご飯に代わるおかずを自分の分だけ買ってきて、一緒に食べる……

これだけでも、「気が滅入る」ことなのに、
P.141 いつの間にか家族がそれら(自分用の特別なおかず)を食べてしまうから、
   購入した食品に自分の名前を書くようにした……

P.142 半月後、だんだん買い物が面倒になり、(中略)アルコールが増え、
   (中略)ある日、どうしても満足できないため、一口だけご飯を食べ、
   (中略)それが泊まらなくなり、挫折

「何でも試してみる」という場合、
➀先入観なしに行う。
②理論が気に入らないけど、やってみる。
③その理論が本当かどうか、興味津々でやってみる。
などなどの気構えで、
結果は随分違うと思います。
*****************

私の場合は、最初から「へぇ~、新しい食べ方!面白そぉ~!」
でも、「好きなモノ・必要と思うモノは食べる!」
「主食の穀類だけ減らしてみよぉ!」というスタンスです。

「主食(澱粉質)を食べられなくて苦しい」という思いは無く、
おかず(実はサラダ)が少し増えただけ……という感じです。

「だからこの本の内容は間違いだ」とは言いません。
やみくもに文字通りの「厳しい糖質制限食ダイエット」をやって
身体を壊す若者たちには、良い<警告の書>だと思います。

なにしろ若者は澱粉が好きだし、子孫を残すためには、それが必要だから、
痩せるために「無理な我慢」をしてはいけないと思います。

ただ、子孫を残すトシを通り過ぎた高齢者は、
糖質を徐々に減らしていっても良いんじゃないの?と、私は思っています。
これは「誰が○○と言っているから」という理由ではなく、
自分自身の経験や体感からの、ささやかな実感です。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世にも恐ろしい「糖質制限食ダイエット」 ??

2017-09-20 05:59:03 | 図書メモ
写真の男性はノルウェー人のガイドさん


<粗食の勧め>で有名な幕内秀夫氏の著書です。(2014/6)
伝統食と民間食養法を研究され、帯津三敬病院などで長く指導され、
私が好きなタイプの、信頼のおける方です。

でも、、、「世にも恐ろしい……」は、言い過ぎじゃないですかねぇ?
何故なら、私も、自力整体の<複数の親しいナビ仲間>も、
「糖質制限食」のお陰で、体調が良くなった人が多いからです。

全ての議論の前に、言葉の定義を明確にする必要があります。
幕内氏は「糖質制限」を、

  「全ての糖質(穀類、芋、豆を含む炭水化物)を全く食べない」

という風に解釈されています。ところが、
私を含む「糖質制限エンジョイ派」は、そんな大それたことは考えません。
芋・南瓜、豆類・根菜類は大いに楽しみ、

たまには、ご飯やケーキまでも、おかずやデザートとして楽しみます。
「じゃあ、どこが糖質制限なのよ!?」という問いへの答えは

  「主食としての穀類を止めています

日本の伝統食は、「主食のご飯 + 一汁三菜」だと思いますが、
私の食べ方は、<主食抜きの「一汁三菜」>です。
この三菜の中に上記の根菜や野菜類が入ります。
味噌汁やスープに押し麦やキヌアを入れることもあります。

この食べ方になって既に数年ですが、始める前より体重が3kgくらい減って、
筋肉は増え、山歩きも体操指導も元気に楽しんでいます。
ミュージカル製作も歌うことも、支障なく、楽しめています。

「10年後にツケが来るんだぞぉ~~!」などと脅されても、
「現在の体調が良く、食べる方も出す方も順調なら、イイんじゃない?」
と、思うのです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする