自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

勝間式タイムパフォーマンス  その2 時間資産を形成するための投資

2024-12-31 05:48:35 | 図書メモ

さぁて。

実は、ここからが面倒くさい話しで、

何かの「リターンを得る」ということは、何かの「投資」が必要なのです。

勝間さんが薦めていることは、

p.32 若いうちから、一日のうち自分の時間の2割を、自分の将来の時間のために

   投資することを心がけると良いでしょう。どんなことに投資するかというと、

   将来、より良い時間の使いかたができるように、その方法を探したり、

   そのためのスキルを身につけたりするために行動する時間にあてるということ

   なのです。

 

   (中略)日々、2割の時間を、将来の時間の使いかたのために投資していると、

   一年前、二年前、三年前の自分からすれば、投資した分が現在の自分に対して

   それなりのリターンとなっていることを実感できます。

p.33 時間の使いかたがうまくなり、その分、自分の自由な時間が増して行くという

   ことになるのです。

   (中略)お金も時間も、日常生活は8割で回し、2割は将来のための余裕として

   投資に充てる。この発想があるかないか五年後十年後の生活が

   ガラッと変わってしまう。キャッシュリッチ、時間リッチになるには、

   そうした強い覚悟が必要です。(中略)

 

   その余裕がある毎日を過ごしている人からすれば、常に10割を使い切っている人は

   非常にリスクの高い生活を送っているように思えてきます。毎月の収入を全部使い

   切ってしまい、仕事やプライベートに忙しくて、常にギリギリで生活しているという

   ような印象を抱くことでしょう。

 

p.34 運動などに代表される時間割引率の低い行動というのは、その日、その時、すぐに

   その投資の成果は実感することは難しいものです。しかしそうした行動は、

   三か月後、半年後、一年後には確実な成果として現れてきます。そのような行動に、

   充分な時間を投資するという思考と行動の習慣が重要なのです。

 

私の実感としては、毎日の買い物に使えるお金のやり繰りのことでさえ、

「考えても、増やしようがない。」「たりないものは足りないんだ!」という考えの人が

多いのが現状です。なのに、目に見えない(=差し迫って、やってもやらなくても困らない)

健康に投資する人たちは本当に少数派です。

 

つくづく、時代は「両極に別れつつある」と感じます。

私のブログ読者は「健康や運動、食べ方に関して、Literacyがある方々」だと思います。

そういう人に対して、そうでない人たちは「意識高い系」とか「目茶ストイック」と揶揄し、

「とてもついていけない」「そうまでして長生きなんかしたくない」と言います。

 

食べ方、身体の使い方、人生の終わり方などは、人それぞれですから、強制はできません。

でも、国や世界の医療費を減らし、お金を困窮している人にまわすことは重要だと思います。

「自分さえ良ければ」ではなく・・・・・

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年をとることを科学するジェロントロジー  その5  ターニングポイント

2024-12-01 11:06:40 | 図書メモ

以下、キレキレのダンサーだった著者が「変わったきっかけ」です。

p.2 <はじめに>より  47歳を超えたあたりに、瞬発力やキレが

   ガクンと落ちたと感じたのです。そこから自分の体について

   今まで以上に興味を持つようになりました。

 

   今の自分に合ったトレーニングは何か。今の自分に必要な食事・栄養は

   何なのか。

   それまで「今が楽しければいい」と思って、好きなように生きてきました。

   食事もお酒も、ほとんど制限することはありませんでした。ところが

   「思うようにダンスができなくなるかも」という危機感から、

   「好きなように」だけでは駄目なのだと、本能的に察知したのです。

 

p.3  自分の体に対する考え方が変わるのと同時期に、ダンスに対する考え方も

   「いかに自分が恰好よく踊るか」から

   「いかに多くの人たちへダンスの魅力を伝えられるか

   という考え方へシフトして行きました。

 

   (中略)<ダレデモダンスなどの活動を通して>医師、理学療法士、救急救命

   ドクター、ピラティスの指導者といった専門家の人たちと一緒に仕事をする機会を

   増やして行いったのです。いつしかダンスを通して、

   「健康を維持してできるだけ長く元気で活躍できるためにどうすればいいのか、

   といった若い頃には考えもしなかったことを、考えるようになっていきました。

p.4  そんな時に出会ったのがジェロントロジー「加齢学」です。

 

誰でも、「体力・パワーの最高点」に昇り詰めたら、下降に転じます。

若い頃と同じことはできなくなって当然なのですが、上手に考え方をシフトできれば

加齢は疎むべきことではなく、歓迎できるモノに変わるのです。

私自身も、このトシになって断片的だった昔の知識が繋がってきているのを感じます。

生徒さんたちへの接し方・伝え方・効果の検証法などが格段に改良されたのが分かり、

「加齢のご利益」を享受しています。

 

サムさんのレベルとは大違いですが、私と共通の感じ方が出ているのでご紹介します。

p.6 人間は老いから逃れられません。いくら医療で老化スピードをゆるめても、

   身体は少しずつ変化して行きます。しかし、人間はそれと同時に

   最期の瞬間まで成長を続けることができる生き物なのです。

 

   たとえ体が衰えて20代の頃にできたことができなくなったとしても、

   それまでの経験や知識を使って、新たな境地にたどり着くことができる。

   実際、僕自身、60歳になった今が一番心も体も自分史上最高です。

 

   20代の頃は力任せに踊っていたのが、今は無駄な力を削ぎ落とすことを

p.7  覚えて、かえって自由に踊ることができるようになってきた。

   初めてダンスに出会った瞬間からずっと踊ることが好きだったが、

   胸を張って今が一番踊っていて楽しいと言い切れる。もしかすると、

   これからもっと楽しくなっていくかもしれない、という予感さえあります。

 

   「加齢」と聞くと不安に感じる人が多いことも、よくわかります。

   老いることから逃れることはできませんが、それを前向きに捉えて、

   楽しく元気に格好よく、自分の人生として過ごす事は出来る筈。

   そのための知識を、皆さんと共有できればと思います。

   自分のやりたいことを実現するためには、知識も不可欠です。

 

p.8 (中略)皆さんにとって、歳を重ねることが「不安なこと」から

   「ワクワクすること」へ変わることを願っています。

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勝間式 ロジカル不老長寿   その7  低アミロース系白米とは

2024-11-12 21:49:36 | 図書メモ

フツーの人は聞いたことがないと思われる言葉「低アミロース系白米」

勝間さんの説明によると、

p.82 私たちの老化の最大の敵の一つに、糖尿病という生活習慣病が

   あります。糖尿病というのは、簡単に言えば、

   血糖値のコントロールができなくなる病気です。

 

p.83 それはインスリン抵抗性と呼ばれるような、血糖値をコントロールする

   ホルモンの効きが悪くなることによって発症するのですが、

   その最大の理由の一つに、習慣的にGI値(血糖値の上昇度合)の高い

   食べ物を摂取していることが挙げられます。

 

   GI値の高い食べ物として、私たちの身近にあるのが何といっても、

   コシヒカリとその改良種を中心とした、日本で流通する

   低アミロース米系のほとんどの白米が挙げられるでしょう。

   低アミロース米とは、うるち米の中でもよりもち米に近い成分のもので

   アミロースといわれるでんぷんが少なく、アミロペクチンと言われる

   でんぷんが多いものです。そしてアミロースの含有量が少ないほど、

   甘くもちもちした食感になり、近年では好まれています。

 

   こうした低アミロースの白米の何が問題かというと、砂糖のような

   強烈な甘さは感じないのに、それを食べればやたらと血糖値が上がって

   しまうことです。砂糖の場合は甘さが強いため、たくさんの量を摂る

   ことは実際なかなか難しいものです。大量に食べると味覚や満腹感の

   ほうが勝ってしまうでしょう。

 

   ところが白米の甘みはほんのりとしていますし、味付けの濃いおかず

p.84 なんかと一緒だと、いくらでも食べられてしまう感じがします。

   実際に大量に食べることも可能でしょう。特に大した運動もしないで

   白米ばかりを大量に食べていたら、糖尿病予備軍になることはまず

   間違いありません。

 

   (中略)糖尿病を避けたいというなら、お米を食べる際は白米ではなく

   玄米に置き換えて食べることが好ましいと思います。もしそれでも

   白米が食べたいというなら、せめてササニシキのような高アミロース米を

   選択することをお勧めします。近年の研究では特に日本人女性の場合、

   米の摂りすぎは、糖尿病発症の危険性が高まることが分っています。

 

さて、こういう情報をどのように受け取るか?は、人それぞれです。

男性の多くは「好きなモノを諦めてまで、長生きしたくないや」でしょうか。

女性も「え~っ! お米は美容食でしょ~~~?」または

「その情報って、いつかまたひっくり返るんじゃ?」という婉曲的拒否??

 

かくして、フードリテラシイに目覚めた人たちは「意識高い系」などと

揶揄されて、それぞれの道をゆくことに・・・・・。

それで私は、バカボンのパパみたいに「それでいいのだ」と呟くのみ。

 

本当は、それでイイとは思っていませんが、嗜好の世界に踏み込むことは

夫婦でも親友でも出来ないことだからです。(かくして我が夫は早世の結末)

紫式部の心境とは、ちょっと違いますけどね。

 

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くびれ母ちゃんの、最強ながらトレーニング  村田友美子・著

2024-11-03 05:42:21 | 図書メモ

実はこの本、3年も前に読んで、以下のような感想も書いています。

2021/7/11と7/12です。

https://blog.goo.ne.jp/komaria_1948/s/%E3%81%8F%E3%81%B3%E3%82%8C%E6%AF%8D%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93

今回、久しぶりに図書館に並んでいるものを手に取り、

パラパラしたら、なにか、新鮮な再発見をしました。

 

数年前も良い感じで出来たのですが、その後に得た知識で、

実技のコツがさらによく分かり、自分の変化・成長を感じられました。

ハウツー本で、何度も読み返して感動することは少ないのですが、

村田さんのやり方は本物だと思い、勉強させてもらっています。

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太りたくなければ体の「毒」を・・・・・  5   機能治療とは

2023-02-15 05:53:50 | 図書メモ


著者は p.21 日本ではまだ珍しい「機能治療」のアプローチで
   肥満をはじめ、さまざまな不調に悩む人たちの健康を
   サポートしている

   機能治療とは、大元の原因を追究し、損傷した部分を
   修復しながら、根本的に解決する医療です。

うぅ~~む。去年、似たような治療の本を読んだな~~・・・・・
確か、副腎疲労を引き起こす物質を追求し、排除していく(?)

p.23 食事や生活環境の改善で新たに入ってくるオビソゲンを
   減らし、同時に解毒機能など体本来の働きを高めていくと
   それまでの悩みが嘘のように、するする痩せたり、
   健康になったりします。

これらの医師が提案(説明)しているのは、
p.30 ここでいう肥満とは、「食べ過ぎによる肥満」ではなく、
   体内の機能、もっと言えば、
p.31 「遺伝子とホルモンの異常による肥満」なのです。

   これは、便利さと引き換えに自然から隔絶してしまった
   人間の、いわば宿命のようなものかもしれません。

その対処法として
   ●どれだけ意識的に食べるものや触れるものを選び、
    オビソゲンの害を抑えるか

   ●いかに早期老化を自然な老化に近づけ、
    より健康に生きていくか、が問われてくる。


   さらに重要なことは、オビソゲンが
   「世代間の受け渡しが可能」だということ。
   母親の体内にオビソゲンが入り込むと、胎盤を通じて
   胎児にオビソゲンが引き継がれます。

   つまり、現代人の早期老化の元凶は、
   生まれたときから始まっているのです。

私もそのように実感しています。
昔の職場やコーラスなどで知り合った欧米の多くの方々が
かなりのインテリにもかかわらず、相当太目でした。

現在喧伝されているダイエット法や瘦身理論が、正しいものでも、
遺伝子自体が歪められて親から引き継がれていたら、悲しいです。

救いは、最近知り合いになったアメリカ人女性(適度な細身)です。
どういう食事とか運動をやっているのか質問したら、
「週に1回ヨガを習って、家でも朝に行っているだけ」だそうな。

「自力整体もそうですが、ヨガも素晴らしいライフスタイルです。
現代は、何か信念をもって取り組んでいれば良い」ということなら
救いはあるのだと思いました。

もちろん、意識的にオビソゲンを排除する生活が第一ですが。
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丹田発声・呼吸法で医者要らず   小島弘基/松井和義/Satomi・著  2020/1

2022-08-24 05:35:14 | 図書メモ


表紙の副題には
   52歳で折り返し 120歳で現役
   若々しい身体と声をつくる

などと書いてあれば、読まずにはいられません。
私も日野原先生の新老人の会で「丹田呼吸」を習ったし、
関連の書物も色々読んできましたが、発声法は初めてです。

ボイストレーニングの方法
p.34 一音一音の母音をできるだけ伸ばし、大きな声で
   各音10秒ずつ発声します。こうすることで
   丹田をしっかり使って発声する感覚をつかみます。
   
   声を息にのせて10秒間で出し切り、息を吐きだすことが
   目的です。

この後、徒然草、論語、般若心経などが登場しますが、
文章だけでは殆ど分からないので、体験版無料CDを申し込みました。
結果は・・・・・試してからご報告しましょう。

尚、殆ど同じ内容で同じ著者たちによる本、
若返りと長寿の根本「光・丹田呼吸で超免疫体質」2021/7
   コロナ時代を生き抜く究極の呼吸法
という本も読みました。

とりあえずメモしておきます。
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デキる人は、ヨガしてる  10  人生を楽しむ?

2022-08-23 05:45:03 | 図書メモ


野沢和香氏のヨガへの想い
p.224 「バランスが良い」と感じられる人は
   
   向上心を持ちながらも、今の自分に満足されている方。
   仕事でもそれ以外でも、叶えたいことがあって、
   そこに向けて日々頑張っていらっしゃると思うのですが、
   かといって、それにとらわれていない

p.225 一生懸命取り組みながらも、結果には執着しない
   苦しそうじゃない。楽しそう。

**********************************
あとがきより
p.227 私たち人間も、自然界に影響を与え、そして
   自然界から影響を受けている、つまり
   私たち人間もその自然の一部なのです。

   そのことに気づき、自然に守られ生かされていることを
   知る必要があります。

   自分の心や体の状態に普段から意識を向けて
   丁寧に生きていくことで、
   人生そんなに苦しくないよね、楽しいよね、
   と感じられるようになる

**********************************
一つの大きな世界観に集約されてきました。
ヨガの世界を知り尽くした方々には当たり前のことかも?
でも、「知っていても、尊敬される存在で居続けることは別モノ?」

今までに読んだ<ヨガに関する本>の中では、
とても示唆に富んだ、良い本だと思いました。

ただし、、、戦禍に苦しむウクライナやアラブ難民の立場になったら、
愛する夫が戦死したり、子供が殺されたりしたら、、、
ヨガが役に立つのか?? 甚だ疑問です。
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老筋トレ    枝光聖人・著  2019/8

2022-08-13 06:18:12 | 図書メモ


副題は
   毎日の不便を「喜び」に変える筋力アップの方法
   高齢者の「やる気」と「安全」に配慮

と、くれば、読まざるを得ません。
著者はボディビルダーでもあるので、美しさ志向ではなく、
シンプルな健康法として、男性には喜ばれそうです。

筋トレの種類は7つで、
   ①目覚めたら: 起き上がる (クランチ)

   ②体を絶たせる: 腕立て伏せ → 片足スクワット

   ③椅子に座る: 両足スクワット

   ④椅子から立ち上がる: 両足スクワット その2

   ⑤歩き出す: 交互に踏み出す

   ⑥段差を超える: 腹筋(大腰筋)

   ⑦階段を上がり降り: 片膝スクワット

トレーニングは週に2回、1セット回数は4~5回でオーケーだそうです。
「なんだ、簡単じゃん!」と思いますが、
実は、簡単じゃない点もあります。

フツーの高齢者にとって、「何曜日の何時から」と決めて実行すること、
1セットを正しく、効果的に行うことの2点です。
どんな体操でもそうですが、無意識に、流してしまうと、効果は半減。

だから、正しいフォームで、時間を決めて仲間と一緒にするのがお得です。

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崑ちゃん90歳  4  崑ちゃんの健康習慣

2022-08-11 05:54:40 | 図書メモ


素敵な高齢者の生活習慣からは、たくさんの学びがあります。
例えば、
p.49 筋トレ
   (以前は死・寝たきりへの不安が色々あったが)
   筋トレで得た筋肉が、ぼくにとてつもない自信を与え、
   その結果、得体の知れない不安も具体的な恐怖も
   消滅してしまいました。

   猫背で、ヨタヨタ歩いていた86歳の老人が、90歳の今、
   胸を張って背筋を伸ばし、大股の速足で歩いています。
   息切れもなくなり、肺が二つ揃っている人に負けない
   だけの肺活量を誇っています。

p.50 ぼくは今、筋トレに忙しくて、
   その成果を喜ぶことにも忙しくて、筋肉痛に耐える、
   身もだえするような快感を味わうのにも忙しい

   そやから、考えても答えの出ない不安や恐怖に怯えている
   ひまがない
のかもしれません。

   「この調子なら、自分の死ぬ日まで自分の脚で歩きつづけられるやろうし、
   毎日おいしくごはんを食べて、まわりを笑わせながら楽しくすごせる
   なによりも、100歳まで仕事を続けられるかもしれないし、
   続けたいと考えるようになりました。


私は正直、筋トレが大嫌いです。
でも、上記のような話を見ると、、、う~~む、
やっぱり<苦しくても、身悶えする快感を求めるべきか?>
と、悩んでしまうほど、崑ちゃんの考えは魅力的です。

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最強のアンチエイジング   米井嘉一・著  2019/3

2022-08-04 05:38:19 | 図書メモ


書籍のタイトルに「最強」が闊歩する時代ですが、
内容は、そんなに違う気がしません。

この本で面白かった概念は、
p.64 パイレーツの法則
   ビジネスの世界でも「2:8の法則」とも呼ばれ、
   よく知られているもの。
   ●2割の社員が8割の利益を稼ぐ
   ●2割の顧客が8割の売り上げに寄与する
p.65 ●2割のアリが8割の食料を調達する
   といった法則で、
   全体の10に対してまんべんなく対応するのでなく、
   その中心となる「2」に目を向けようということ

   パイレーツとは海賊のことで、海賊がどこかの島を
   占領しようとするときには、敵の兵隊が10人いた場合、
   一番強そうな2人をまずやっつける。そうすると敵は
   戦意を失い、島の占領は8割方成功したのと同じだ、という話。

著者が言いたいのは、ビジネスの話でなく、健康法のことなので、
以下の話に続きます。
   (私たちは)効果的な2割に目を向けるのではなく、
   自分のやりやすいところ、好きなことばかりをやって
   しまいます。

   (中略)本当はそうではなく、客観的に自己評価するか、
   あるいは誰か第三者に、
   「あなたはここが弱点だから、その弱点に注目すべきだ」
   と指摘してもらい、それをやったほうが効果が上がるはず

確かに、、、私たちは「嫌いなことは先延ばし。または避けて通りがち」
でも、「好きだから、ストレスにならず、長続きする」という点も。
私は後者です。どちらが良いかは、選択した本人が最期の時にわかること、
または分からないまま逝ってしまうかも?

私は、色々な視点や考え方を知った上で、選択することが大切と考えます。
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