夫婦で百名山巡りをしていた頃は
ロープウェイでショートカットなんてとんでもない!
不遜にも、乗り場の長蛇の列に並んでいる人々に、
「そんな時間があれば、歩っちゃった方が早いわよ~」と
心の中で叫んでいました。
そんな時代から僅か10年足らずで、自分たちもロープウェイ組に。
そして毎年、この特別な山のお花畑を楽しんできました。
「特別」の意味は、スキー場の通年利用に成功し、
入笠ボランティア協会という、地域の組織に守られているからです。
「守る」の意味、戦う相手は「鹿の食害や外来植物の浸蝕」です。
鹿に関しては頑丈な柵が張り巡らされ、人の通り道は各自の責任で
しっかりと閉じるよう、管理されています。
ハイカーの靴にくっついてくる雑草や外来植物は、ボランティアさんが
見つけ次第除去しています。
花を愛する人たちの気持ちが伝わってくるのが嬉しい山。
花の種類が一番多いのは7月半ばですが、8月になっても
まだまだ楽しめる入笠山。車椅子になっても行きたい山です。
上は多摩川台公園にも咲いていたクサレダマ(草レダマ)
6/12&13にこのブログで紹介した花ですが、ここの花は
「涼しいこの場所が大好き!」という感じで咲き誇っていました。