早とちりの読者は、今日のタイトルを一目見ただけで、
「へぇ~~、そうなのぉ? 私なんか、もっともっと運動してるけど、
全然筋肉質にならないし、痩せもしないわよ」と思うでしょう。
しかしタイトルにある「たった15分の運動」とは、以下の内容なのです。
P.170 30秒走ったら、90秒休む。もう一度、走って休む。
そして15分経過するまで、これを繰り返す。
(中略)この運動のメリットは?
ヒト成長ホルモンがたっぷり生成されるようになる。
体のパフォーマンスを強化し、若さを保ってくれるアンチエイジングのホルモンだ。
この項での著者の主張は、
<週1の「たった15分」の運動で筋肉質になる>
でも、このインタバル全力疾走って、物凄いハードな運動です。
(「最初は15分もたないだろう」とあります。)
しかも<数百メートル走れる場所>と、ストップウォッチが必要。
これを週1回15分やれば、
毎日1時間ジョギングするより心肺機能が良くなるそうです。(P.171)
もちろん、マラソンやトライアスロン、サッカー選手を目指す人たちは、
もっと激しい運動をしていると思います。
P.165 正しい運動をするのは(中略)脳のキャパシティを広げ、
インスリン感受性を高め、心疾患のリスクを低減し、
ストレスを減らしてくれる。
だが残念なことに、ほとんどの人は運動のしかたを間違えて
長時間しすぎており、筋肉を回復させていない。
あ~、悩ましい!
私にとって、「全力疾走」なんて20年以上、やっていない・・・筈。
多分、明日朝、散歩の合間に公園で走ったら、転んでしまうかも。
それとも、快感で病みつきになるか?
しかし、この著者は「アメリカ人で、40代男性」という、「遠いお方」。
何十万ドルという調査費をつぎ込み、実験・実証された内容が、
日本人のオバサンである私に、どこまで当てはまるのか?
「自分で試してみるっきゃない」わけで、私の心は揺れに揺れています。