オペラ・Carmenに魅せられて数年が経過。
ミュージカルに闘牛士の歌を入れたり、
健康体操でジプシーの歌を取り入れたりしてきました。
そして今年は、Jose とMicaera(Joseの田舎の婚約者)の「手紙の二重唱」を
夫婦で歌いました。
実はCarmenが歌う超有名なアリア、ハバネラは譜面上は易しいので、
私はすぐにでも歌えます。でも、これはメゾ・ソプラノの曲で、音域が低いのです。
それで何が困るって・・・・・
楽に声が出ちゃうので、ベルカントでなく喉声になってしまうのです。
だから、ボイトレ先生から「コマさんはハバネラを歌っちゃダメよ」と言われています。
「せっかく努力を重ねてハイ・ソプラノが綺麗に鳴るようになってきたところなのに
そんな曲をやってしまったら、元の木阿弥よ!」
そう、私は外見は<血気盛んな><元気でドスの効いた>カルメン風なのですが、
<「イロケ、ないぞ~」という外野の声は無視!>
声は<弱っちい、か細いコロロチューラ>に近いのだそうな・・・・
本当はドラマチックな女優風のカルメンを決めてみたいのに、
世の中、ままならないモノです。
で、ミカエラのソプラノで我慢しています。
ま、「手紙の二重唱」は、知る人ぞ知る、可愛い名曲なので好きな方です。
歌うのは楽しいのですが、難しい曲です。
だから楽しいのは歌っている二人だけで、聴かされる方は、辛いのかも?
うぅ、世の中、うまくいってないぞぉ~~