私は自力整体を創始者から学び、変遷を見てきました。
矢上裕先生が常々言われているように、
先生の研究により、自力整体は常に進化し続けています。
同時進行で、私の中でも「70年間培ってきた身体思考」が
育ち、体験を糧に、発展を続けています。
様々なボディワークを経験し、呼吸法などの東洋医学から
自力整体の世界へ、すんなりと繋がりました。
自力整体の前は「ヨガ」にはあまり興味はなく
どちらかというと「退屈」な(=動きが少ない)ワークでした。
が、自力整体の中にはヨガのポーズと同じものがたくさんあり、
それぞれの意味を知る必要性を感じました。
その後スタジオ経験や書物から学んで、自力整体との違いを確認。
ヨガの良さも理解して、安心して両方を味わっています。
同じように、バレエも<美を追求する芸術>としてではなく、
操体法の一つとして興味があり、研究を楽しんでいます。
(もちろん、ライフワークのミュージカル活動に芸術として
取り入れて練習はしていますが。)
ひとつのきっかけは、鍼灸師である島田智史氏が
「バレエ整体」という本を出され、東洋医学的な解説と、
動きに関する解説が、本当にしっくり染み込んできたことです。
もうちょっと早く出会っていれば、トウシューズを履けたかも?
と思うくらい、タイミングは遅かったのですが、ゼロよりはマシ。
姿勢つくりと腕の動きの優雅さの点において、
バレエは最強だと思います。多分、筋トレ領域においても?
これからは美しい音楽に載せてバーレッスンをすることで
転倒防止や筋力強化に繋げる方法も研究する意欲が湧いています。