下は中島みゆき作詞作曲「銀の龍の背に乗って」という曲の歌詞です。
ググってみると、
2003年フジテレビの木曜10時枠で放送された連続ドラマ「Dr.コトー診療所」。
累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名漫画を元に、シーズン1、
シーズン2ともに大ヒットを記録し、今なお国民的ドラマとして語り継がれている。
詳しい解説・出自は下記サイトで見られます。
https://otocoto.jp/news/coto-movie0908/
私は民放のドラマは全然見ていないので、この曲の存在さえ知りませんでした。
でも、先ほど洗濯物を干しながら、アレクサが選んだ「中島みゆきの歌」に
登場した、この曲、この歌詞に感動しました。
みゆきさんが描いた世界とは全然違う場所で、
今まさに、我がミュージカル研究会は同じテーマに立ち向かっています。
蒼ざめた海の彼方のガザや中東で苦しむ女性たち、戦禍の難民のために
私は何ができるのだろう?と考え続け、書いた脚本は
「極楽サロンのお喋り会」
出演者は全員、「力尽きて、または寿命で天国に戻り」、
「命の洗濯」をしている魂たちです。
なので、全員が天使とか神様っぽい恰好をしています。
高齢者の趣味の集団ですし、演技力も歌唱力も拙いなかでは、
まぁまぁの出来栄えかな?(11/16公演予定)と自負しています。
でも、みゆきさんの世界の描写は凄いです。
自分の非力を嘆いていただけだった主人公が、
「夢が迎えに来てくれるまで、震えて待っているだけ」状態を止め、
悲しみを翼に変え、傷跡を羅針盤に変え、
綿埃みたいな翼でも、木の芽みたいな頼りない爪でも、
僕は龍の足元へ崖を登り、「さぁ、行こうぜ!」と叫び、
銀の龍の背に乗って、届けに行こう 命の砂漠へ!
何という表現力! 流石、当代随一のSinger-Song Writerです。
メロディーもEmotionalで美しく、感動的。
尊敬しまくり!!!
彼女の足元にも及びませんが、こういった歌芸術に刺激されながら
今度のミュージカルの糧にして、頑張りたいと思います。