来年度以降の新型コロナウイルスワクチン接種を巡り、政府が65歳以の高齢者ら重症化リスクの高い人を対象に、秋から冬にかけて年1回接種する方向で検討していることが9月7日、関係者への取材で分かった。
重症化予防を目的とする。
費用の自己負担が生じる可能性のある定期接種への切り替えも視野に判断する。
無料の「特例臨時接種」は来年3月末で終了する方針。
重症化率の低下や、法的位置付けが5類に移行したことなどから、政府は特例臨時接種の要件の「まん延予防上の緊急の必要」はないとみなしたとみられる。
厚生労働省は9月8日に予防接種基本方針部会を開き、来年度以降の接種の在り方について専門家から意見を聞く。
年内に結論をまとめる見通し。
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