本郷三丁目付近を居酒屋求めて歩いていた。
わたしは、19年ぶりに春日にある母校を訪れ、気分が高揚していた。「どっかで一杯やってくか」と居酒屋を物色していたのだ。本郷通りを赤門のほうに折れると、ちょっと小汚い店に出くわした。
わたしの直感で「ここは!」と思い、ドアを開けて入ってみたのである。
店は相当古そうに見える。
推定でも昭和40年代に建てられたビルの1階。内装は汚れており、カウンター席もどことなくベトついているように感じた。
それは、それでわたしは慣れているからとりたてて気にもとめるものでもないが、清掃が行き届いていないであろう、壁の汚れはいささか気になるところであった。
メニューを見る。
瓶ビールが600円と出ている。かなり高い!
一方、生ビールは400円だ。瓶ビールを高く設定する店は少なくないが、これはちょっとバランスを欠いている。
どういうことなのだろうか。
「白糸ハッピーセット」というメニューが目に飛び込んできた。
刺身と焼鳥、そして生ビールと枝豆で770円というセットだ。
これってかなりお得じゃないか!と直感したわたしは早速カウンター越しに注文した。
だが、これがとんでもない代物だった。
まずは焼鳥。
「レバー」と「豚バラ」が酷く貧粗なのである。
前代未聞の焼鳥なのだ。
焼鳥の卸で端材を買ってきたんじゃないかというくらいに1本の串に刺された肉が異様に小さいのだ。
店員はどういうつもりでこれを出したのだろう。
これでお客が満足すると思っているのだろうか。それとも770円のハッピーセットだから、このくらいが丁度いい、などと思っているんだろうか。
そして、眼前の枝豆が更に熊猫の気持ちをヒートアップさせた。
鞘が全て黒いのだ。
どう見ても新鮮でない。
刺身はハマチとマグロ、そして鯵。
いずれも、他の2品よりは体裁よく並んではいるが、焼鳥と枝豆の惨状を見ていると、この刺身も何かいわくつきなのではないかと勘ぐりたくもなる。
どれひとつまともなものではなかった。
ビールを飲み干したが、もちろんお代わりするつもりはない。
一刻も早く、店から出ていきたかった。
770円の「白糸ハッピーセット」はとにかく、凄まじかった。
食べたが最後、不愉快な気持ちになること間違いない。
わたしは、19年ぶりに春日にある母校を訪れ、気分が高揚していた。「どっかで一杯やってくか」と居酒屋を物色していたのだ。本郷通りを赤門のほうに折れると、ちょっと小汚い店に出くわした。
わたしの直感で「ここは!」と思い、ドアを開けて入ってみたのである。
店は相当古そうに見える。
推定でも昭和40年代に建てられたビルの1階。内装は汚れており、カウンター席もどことなくベトついているように感じた。
それは、それでわたしは慣れているからとりたてて気にもとめるものでもないが、清掃が行き届いていないであろう、壁の汚れはいささか気になるところであった。
メニューを見る。
瓶ビールが600円と出ている。かなり高い!
一方、生ビールは400円だ。瓶ビールを高く設定する店は少なくないが、これはちょっとバランスを欠いている。
どういうことなのだろうか。
「白糸ハッピーセット」というメニューが目に飛び込んできた。
刺身と焼鳥、そして生ビールと枝豆で770円というセットだ。
これってかなりお得じゃないか!と直感したわたしは早速カウンター越しに注文した。
だが、これがとんでもない代物だった。
まずは焼鳥。
「レバー」と「豚バラ」が酷く貧粗なのである。
前代未聞の焼鳥なのだ。
焼鳥の卸で端材を買ってきたんじゃないかというくらいに1本の串に刺された肉が異様に小さいのだ。
店員はどういうつもりでこれを出したのだろう。
これでお客が満足すると思っているのだろうか。それとも770円のハッピーセットだから、このくらいが丁度いい、などと思っているんだろうか。
そして、眼前の枝豆が更に熊猫の気持ちをヒートアップさせた。
鞘が全て黒いのだ。
どう見ても新鮮でない。
刺身はハマチとマグロ、そして鯵。
いずれも、他の2品よりは体裁よく並んではいるが、焼鳥と枝豆の惨状を見ていると、この刺身も何かいわくつきなのではないかと勘ぐりたくもなる。
どれひとつまともなものではなかった。
ビールを飲み干したが、もちろんお代わりするつもりはない。
一刻も早く、店から出ていきたかった。
770円の「白糸ハッピーセット」はとにかく、凄まじかった。
食べたが最後、不愉快な気持ちになること間違いない。
でも,ちょこっと1回だけ行って,これほどの文章が書けるんなら,グルメ研究家にでもなった方がいいんじゃ。
「まだやってるんだ」というのが正直な感想でした。
お店は古く、確かに地元や東大生に愛されてきたのだと感じます。
しかしながら、わたしの場合は、このブログに記述した通りの感想です。
1回の来店で何が分かるか。
確かに、おっしゃる通りでしょう。
でも、そのファーストインプレッションでおおよその印象が決まってしまうことも否定できません。
「白糸」はわたしを満足させてくれませんでした。そればかりか、その金額が妥当なのか分からない古い材料と思われるものが出てきました。
わたしはリピーターにはなりません。それは、わたしの責任ではないと思います。
確かに、贔屓にしている店がけなされることは、残念なことです。
しかしながら、この意見を「適当なことばかり言って」と相手にしないか、それとも「そういう意見もあるのか」と受け止めるのか、それは、お店の姿勢であり、今後お店が成長するのか、衰退するのか、というものに関わってくるものではないでしょうか。
生意気なことばかり申し上げ、お気に障ったことと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。
何も「個人的な印象なんかブログに書くな」といっているわけではないんですが,店に対しても,白糸を愛し懐かしく思っている人に対しても,愛のない文章だと思いました。
「俺は嫌な思いをした,二度と行かねえ」そんなのは,普段あちこちで誰でも経験していることだと思います。元記事の最後,俺みたいなこんな「不愉快な気持ち」になるんだから,みんな行かない方がいいゼ。ただそれだけの文章に思えました。
飲食店を評価するブログなどといったものは、元々が非常に偏った個人の主観ですし、多くのレビューがある飲食店評価サイトであっても、自らの好みとあわなければ、その評価は全く役に立たないものになります。
信頼に足ると思う情報であれば信用するでしょうし、好みと合わないと思えば、そもそも個人のブログなど閲覧することも無いですから、あまり熱く反応される必要はないかと思います。
思い入れがあって店を愛していらっしゃるなら、愛する店をけなされ、腹立たしい気持ちは十分にわかりますが、「なんもわかってないしょうがねえやつだな。俺の愛する店には二度とくんじゃねーよ!」という事で、一個人の主観的意見には、公に噛み付くことなく、スルーしておいて、今まで通り通われるのがよろしいのではないかと思います。
あまり反応されてしまうと、「もしや、店の関係者の方なのでは?」と思われ、むしろお店にとってマイナスになるような気が、個人的にはしてしまいます。
このブログは、「俺は二度と行かねえ。」と思った店であっても、大人の対応でスルーすることなく、自分が赴いた店として、他店同様に紹介した上でぶった切るというのが、お店とのなんのしがらみなく、自腹で払って好き放題書いている故の、飲食店相手に商売でやっているサイトと違って、とても面白いところだと、僕はそう思っています。
お店が評価されるように、こうしたブログも同じように評価されるのだと考えます。
評価されなければ、誰も読まずに相手にしない。ただそれだけではないでしょうか。
「愛」というのが抽象的でよくわかりませんが、「白糸」も同じように、わたしには愛が足りなかったように思います。
公なるものに書く必要はないとのご指摘ですが、わたしのブログの目的のひとつに、監視的な役割を持たせたいと常々考えています。
サイレントマジョリティーでは、何も解決しないからです。
自分が不愉快な思いをしたくない。だから、サービスが悪い店の抑止力になればと思うところです。
最後に、書き方については、ご指摘のとおり、行き過ぎた表現もあったかと思います。
これは、わたしの反省とさせていただき、今後気をつけてきたいと思います。
ふらいんぐふりーまん師。
貴重なご意見、ありがとうございました。
評価するのは、読者であって、ブログは参考でしかないと考えるご意見はまったくもって同感です。
店の目的はお客に満足をさせること。
それができなければ、商売ではないでしょう。