立ち飲み「芽論」で、地元の先輩方から様々なアドバイスを頂く中、ボクは、「うまいうどん屋はどこか」という質問をした。
すると、「うまい店は、もうやってねぇなぁ」というご返事。てっきり、うどん屋って、夜もやってるのかとばかり思ってた。
すると、「あ!一軒だけ、まだやってっか」と、嬉しい言葉。道順を教えてもらい、行ってみると、なんとその店は、6年前に来た「鶴屋」。
あぁ、このむしろのような暖簾、懐かしいじゃないか。
店内も以前のまま。うどんを湯がく釜から、ものすごい水蒸気があがる。
カウンターに座り、瓶ビール(550円)と「おでん豆腐」(300円)をオーダー。
ねきたっぷりの「おでん豆腐」は、単なる温奴ではない。おでんの出汁が染みた豆腐である。これを酢味噌で食べる変わり種。
これが、また格別なのだ。
出汁と酢味噌の重層的な味が実に不思議。ビールも豆腐も進む、進む。
さて〆は「ぶっかけ」。
さすが讃岐。コシが違う。
出汁もうまいし、言うことなし。
うどん県にいることを実感する、幸せな瞬間だ。
■「鶴丸」の過去記事
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