四谷三丁目ではこれまで「南昌飯店」を贔屓してきた。小姐がいい人だし、料理もうまい。ただ、こないだ行ったら、「炒青菜」が恐ろしくしょっぱかった。そんなとき、「新記」というお店を発見した。四谷三丁目駅交差点の角のビルにある。どうやら香港の麺屋さんらしい。
お店に入る。左手は窓越しのカウンター。窓の外から四谷三丁目の交差点が望める。
メニューを眺めて思案した。もしかするとランチと組み合わせた方がいろいろ食べられるし、お得かも。
麺と叉焼飯のセットと「炒青菜」を単品でオーダーした。半叉ラーメンセットみたいなもんだろう。麺は香港式と日式で選べるらしい。前者は汁なしの細麺、後者は日本のラーメンだ。香港式の麺をいただく機会はあまりないから前者をチョイス。
まず、叉焼飯。
八角が効いたタレにつけられた叉焼が食欲をそそり、一口いただくと、もう箸が止まらなくなった。これホントにバカうま。
そして、香港麺はタレがやや辛いのだが、これもやはり箸が止まらなくなった。具材として載っている雲呑もグッド。うまい!思わずそう口にすると、店員の一人がうなづいている。さっきまでにこりともしなかった店員たち。
「炒青菜」もまずまず。にんにくがうまみを引き出している。
値段も安価だし、これは「南昌飯店」よりもいいかも、と思ってみた。けれど、「南昌飯店」の小姐に会えるのはそれで一つの楽しみだし。甲乙つけがたい。
次回、「新記」をリピートするか、「南昌飯店」に戻るか。実に悩ましいことになった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます