※この記事は緊急事態宣言が発出される前に訪問した際のものです。
友人MJが「いこい」に行きたいと言った。心の中で、「えぇ~!」と思った。「いこい」はもうこりごりだった。あの、客を見下した態度は本当に不愉快な気持ちになる。しかし、多分そういう噂も含めて、MJは「行きたい」と言っているのだろう。仕方ない。そのリクエストに応えてあげなければ。
「いこい」は6年ぶり3度目。拙ブログで「拝啓 若旦那殿」を書いて以来である。もう2度と、この店の暖簾はくぐらないと思っていたが、まさかまた来ることになるとは。人生は分からない。
相変わらず店は大混雑していた。それだけで、もうげんなり。しかし、仕方がない。MJの希望を満たしてあげるために突進した。2人分のスペースを作ってもらい、その喧騒の中に身を沈めた。
「飲み物は?」
あ~、このプレッシャーが嫌なんだよなぁ。MJは、そんなことは気にせずに飲み物を思案している。MJはマイペースの男なのだ。かなり長い時間をかけた割に、飲み物はサッポロの赤星となった。
「つまみ、どうする?」
「何がいいの?」
あ、そうか、ここは自分がイニシアチブをとって、いろいろ頼めばいいのか。そうはいっても、よく分からない。
「『煮込み』はマストだよね」。
「じゃ、『煮込み』二つ」。
だが、店員らは忙しくて、なかなかアイコンタクトがとれない。何だか、ストレスフルな展開だ。
その数分後に、ようやく「煮込み」をオーダーしたのだが、それだけでもう疲れてしまった。
店内は騒がしく、大きな声を出さなければ会話が出来ない。何だか全てが面倒になって、「これで出ようよ」とMJに提案した。MJには悪いけど。
やっぱり、この店とは相性が悪いのだろう。とにかく楽しくねぇ。
雰囲気だけでも味わえたなら良かったが、MJも納得してくれた。さぁ、次行こう!
おはようございます。
昨夜は楽しくて、つい飲み過ぎました。
しかし、和歌山に煮込みがないとは驚きです。でも、おいしいものがたくさんありますね。