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居酒屋さすらひ 2128 - 『とっちゃん』スピリットを継承 - 「立ち飲み しろちゃん」(横浜市鶴見区鶴見中央)

2024-07-30 07:00:25 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

「アベ商店」を出て、会は解散となった。けれど、まだまだ飲み足りない。

実はひそかに計画している店があった。

ブロ友、電気がまさんが訪問されていた「鶴見川橋もつ肉店」に足を向けた。MAPを頼りに歩くと、以前鶴見をさすらった時に見つけた「中華 吉野」の方に向かっているのが分かった。どうやら、「鶴見川橋もつ肉店」は「吉野」の先にあるようだ。あの時、この先にはもう何もないと思い、「吉野」で手を打ったが、その見立ては間違いだったことに気づく。あと数分歩いていれば、「鶴見川橋もつ肉店」を自力で発見できていたという、ちょっとした悔しさみたいな感情が湧いてきた。

その「鶴見川橋もつ肉店」に着いた。

電気がまさんの情報通り、お店は人気店だった。店内に入ったが、一人として入る余地がない。こりゃ困ったなとお店の中央で立ち尽くす。店員も新規客の自分のことを把握していると思うのだがスルー。3分くらい店内で何かアクションがあるのを待っていたが何も起こらず、お店を出た。

なら、もう向かうお店は一択。

「しろちゃん」である。

立ち飲み「とっちゃん」から、急激に店名を「しろちゃん」に変えた。看板の色も黄色から白に変わった。あのアイコニックな工事現場のおとっちゃんもいなくなった。ただ、店歴の末期ではあったが、「とっちゃん」に入れたことはラッキーだったと思う。どういういきさつで、店名が変更されたかは分からない。事業承継だったのかもしれないし、別の理由があったのかもしれない。

お店は相変わらず混んでいた。

店内に入るとカウンター奥を指示され、ポジションした。

厨房は3人から4人の若い子たちが働いている。動きが手慣れているから、恐らく「とっちゃん」時代からのスタッフだろう。自分の前にいるのはSixTONESのジェシーに似たイケメンの子で、その彼に「ホッピーセット」白(430円)をオーダーした。ちなみに「中」は210円だから、「中」2杯おかわりで840円(恐らく税込)という設定。仕切りの違いもあると思うが、「アベ商店」とは全く違う値段設定だ。

さて、つまみに何をいただこうか。

ホワイトボードにある豊富なメニューも「とっちゃん」時代と変わらない。いろいろ悩むが、立ち飲みでは滅多にお目にかかれない「ナチョス」をオーダーした。

ジェシーからは、「少し時間かかります」と言われたが、それはもう仕方ない。

お隣りに立つ男女はご夫妻で、常連さん。その向こう側に立つお父さんもジェシーと会話をしている。スタッフの紅一点は可愛いらしい子だが、働きものだ。いい動きをしている。

ジェシーの忠告通り、「ナチョス」がなかなか出てこない。厨房の動きは丸見えだから、「ナチョス」が今、どうなっているのか注視していたが、オーダー後から作っているのか、それともレンジで温めてているのか判然としない。自分が不安そうな顔をしていたのか、ジェシーが「今やってますから」と声をかけてくれた。

やがて、待望の「ナチョス」が出てきたが、大衆立ち飲みとは思えない、本格的な出来で驚いた。しっかりトルティーヤもついている。これはまた最高のつまみとなった。

スパイシーで、かつチーズのまろやかさが抜群。これは本当にうまい。

「ナチョス」を待っていた時間が長く、結局この一品にて終了。

「鶴見川橋もつ肉店」がどのような店かは分からないが、自分としては「とっちゃん」ー「しろちゃん」が鶴見最高の立ち飲みだと思う。

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