正午に着いた熊本市内は晴れていたが、仕事を終えると、一転して土砂降りになっていた。
この日はとある研究会。
すでにこの研究会も12年くらい参加しているが、少しずつ研究会の色が褪せてきて、旅行のような雰囲気を漂わせつつある。
この日も、研究会というよりも、その後の懇親会に力点が置かれているような感じだった。
その懇親会の会場が馬肉料理の「むつ五郎」である。
地下にある店舗で、階段を下りていくと、こじんまりとしたお店に行き着く。
清楚な暖簾に「むつ五郎」の文字が粋だ。
店内に入ると右側がカウンター席。左側が小あがりになっている。
この日は事前に予約していたため、小あがりに通された。
なかなか居心地がいい。
厨房とカウンターには隔てるものがなく、板前と客は常に顔を見ることができる。
この開放感がお店の小気味のいいリズム感に繋がっているような気がする。
まずはビールで乾杯。
この直後から怒涛の馬づくし料理が運ばれてくるのである。
まずは、「馬刺し」(2,200円)。
どうだい、この霜降りは!
お次は「馬煮込み」(700円)。
なんて、濃厚なスープなんだろう。とろりとした味噌風味。そもそも関東の味噌と明らかに味が違う。
そして、一風変わった料理が「馬珍刺し」(800円)。
まさに、その名前の通り、馬の男根である。輪切りにされたそれはなんと生である。
一口食べて「馬並み」になれば、と思ったが、その後わたしのモノには変化はない。
味は余りしない。特製のタレをつけて食るのだが、どうも噛んでしまうと、痛いような気がして、どうにも味わえなかった。トレイシーローズは偉い(なんのこっちゃ)!
「馬ホルモン焼き」(1100円)。
ホルモン好きには溜まらない一品だった。
弾力のいいシロを焼いたもの。臭みはなく、醤油と味噌を混合したタレで焼いてある。
〆は「馬汁」(500円)と「馬にぎり」(1800円)。
馬刺しの握りなんて初めて。でも、これが実はオツだったりして。
まさに馬料理のオンパレード!
唯一、馬料理でなかったものがコレ。
「一文字のぐるぐる」。
つまり、辛子蓮根だ!
漫画「美味しんぼ」でも登場し、一躍全国区になった郷土料理ではないか。
と、わたしは理解していた。
だが、実はそうでないことが判明してしまったのである。
実は、写真の辛子蓮根の周囲にある食べ物こそが「一文字のぐるぐる」なのであった!
いやはや恥ずかしや!
ご指摘頂いた「なぞなぞ」さん、ありがとうございました。
今後とも、よろしくご鞭撻の程、お願い申し上げます。
さてさて、気を取り直して。
この店、必ずしも馬肉料理ばかりでなく、地魚があるのも嬉しい。刺身も豊富でそれほど値段も高くなかった。
酒の種類はもちろん焼酎がメインだ。
我々は「黒霧島」を頂いたが、その他にも焼酎のラインナップは揃っている模様。
店を出ると、7,8人のお客が待っていた。
見たところ、観光客でもなさそうな雰囲気。
「良く、来るんですか?」
と聞くと、「3,4回目です」と若い男性は答えてくれた。
行列が出来るいいお店のようだ。
この日はとある研究会。
すでにこの研究会も12年くらい参加しているが、少しずつ研究会の色が褪せてきて、旅行のような雰囲気を漂わせつつある。
この日も、研究会というよりも、その後の懇親会に力点が置かれているような感じだった。
その懇親会の会場が馬肉料理の「むつ五郎」である。
地下にある店舗で、階段を下りていくと、こじんまりとしたお店に行き着く。
清楚な暖簾に「むつ五郎」の文字が粋だ。
店内に入ると右側がカウンター席。左側が小あがりになっている。
この日は事前に予約していたため、小あがりに通された。
なかなか居心地がいい。
厨房とカウンターには隔てるものがなく、板前と客は常に顔を見ることができる。
この開放感がお店の小気味のいいリズム感に繋がっているような気がする。
まずはビールで乾杯。
この直後から怒涛の馬づくし料理が運ばれてくるのである。
まずは、「馬刺し」(2,200円)。
どうだい、この霜降りは!
お次は「馬煮込み」(700円)。
なんて、濃厚なスープなんだろう。とろりとした味噌風味。そもそも関東の味噌と明らかに味が違う。
そして、一風変わった料理が「馬珍刺し」(800円)。
まさに、その名前の通り、馬の男根である。輪切りにされたそれはなんと生である。
一口食べて「馬並み」になれば、と思ったが、その後わたしのモノには変化はない。
味は余りしない。特製のタレをつけて食るのだが、どうも噛んでしまうと、痛いような気がして、どうにも味わえなかった。トレイシーローズは偉い(なんのこっちゃ)!
「馬ホルモン焼き」(1100円)。
ホルモン好きには溜まらない一品だった。
弾力のいいシロを焼いたもの。臭みはなく、醤油と味噌を混合したタレで焼いてある。
〆は「馬汁」(500円)と「馬にぎり」(1800円)。
馬刺しの握りなんて初めて。でも、これが実はオツだったりして。
まさに馬料理のオンパレード!
唯一、馬料理でなかったものがコレ。
「一文字のぐるぐる」。
つまり、辛子蓮根だ!
漫画「美味しんぼ」でも登場し、一躍全国区になった郷土料理ではないか。
と、わたしは理解していた。
だが、実はそうでないことが判明してしまったのである。
実は、写真の辛子蓮根の周囲にある食べ物こそが「一文字のぐるぐる」なのであった!
いやはや恥ずかしや!
ご指摘頂いた「なぞなぞ」さん、ありがとうございました。
今後とも、よろしくご鞭撻の程、お願い申し上げます。
さてさて、気を取り直して。
この店、必ずしも馬肉料理ばかりでなく、地魚があるのも嬉しい。刺身も豊富でそれほど値段も高くなかった。
酒の種類はもちろん焼酎がメインだ。
我々は「黒霧島」を頂いたが、その他にも焼酎のラインナップは揃っている模様。
店を出ると、7,8人のお客が待っていた。
見たところ、観光客でもなさそうな雰囲気。
「良く、来るんですか?」
と聞くと、「3,4回目です」と若い男性は答えてくれた。
行列が出来るいいお店のようだ。
トレイシーローズって誰ですかぁ~?
旦那に訊いたほうが良いですかぁ?
…馬肉美味しいですよね。
青森県や私が育った秋田県北部は、『馬肉文化圏』。
煮込みなんかは普通に食べてました。
母の実家、秋田県二ツ井というところには、馬肉チャーシューが評判のラーメン屋さんがあります。
あっさりしているけれど、甘さがある、懐かしい味の中華そばです。
普段食べ慣れないせいか、わたしには珍味ですね~。
ライチ!さんのご近所では普通にスーパーとかでも売っているんですか?
馬肉チャーシューのラーメンも気になるところです。ウマそうです。
トレイシーローズは旦那さんからよく聞いておくように。テストに出ますよ。
皿の端に乗ってる葱料理です
ご指摘ありがとうございます。
てっきり、辛子蓮根が一文字のぐるぐるだと理解していました。
いやはや恥ずかしいっス。
ウチに帰り次第、修正します。