わたしが住む北区豊島は、その昔東京メトロが開通していない91年以前は、陸の孤島だったんだろうなと思う。
住所が王子から豊島に変わる、庚申通り商店街まで、JR王子駅からは徒歩25分、同東十条からもゆうに20分は歩く。
豊島5丁目団地ともなれば、1時間は歩くのではないだろうか。
そんな豊島にも居酒屋は少なくない。
当欄においては未だ1軒も掲載していないのは、「いつでも行けるさ」という灯台下暗し的考えがあるからだ。
せっかく、妻子が不在で自由人になっているのだから、この機会に行かなければ、と思い立ち、近所の居酒屋に行こうと考えたが、真っ先に頭に浮かんだのが、「スギショー」という店。
だが、この店居酒屋ではない。
持ち帰り専門の焼き鳥屋なのである。
何回か、買いに行ったのだが、実はそのとき、店内にカウンターがしつらえられ、しかもそこに缶ビールが販売されていることが分かったとき、わたしは「こうしちゃ、いられない」と思ってしまったのだ。
「もしや、立ち飲みでは?」という思惑は外れてしまったが、それでも十二分に居酒屋的要素を醸しだしている。いや、むしろそういう微妙なスタンスをとっている店だからこそ、居酒屋放浪walkerの血が騒ぐというものだ。
「あのカウンター越しで飲まなければいけない」という使命感を抱きながらも、実は悪戯に時間ばかりを費やしてきたのだった。
そこで、この日は是が非でもその問題をクリアしたいと思い、「スギショー」へと向ったのだった。
我が家を出て、馬場公園の前を通りすぎる。たばこ屋の角を曲がり、庚申通りに。庚申通りを左折し、終点まで。終点を右折。そこから50mほど行った路地を左折すれば、店舗がある。
こじんまりとした店舗である。
開店したのは07年頃だったか。ウチのポストに手作りのチラシが投函されていた。早速、行ってみることにした。
火は炭火焼き、身は大きくもなければ、さりとて小さくもない。メニューは鳥から豚の定番メニューから牛や野菜類に至るまで豊富だ。
珍しいところでは、「やげん串」(100円)「トントロ串」(120円)、「トマトベーコン串」(150円)なんてものまである。
一度、塩で食べてみたら、妻の評は「辛い」だった。
そのため、二度目の来店はタレでお願いした。
さて、三回目の訪問となったこの日、満を持してカウンターに座りビールを飲もうかと目論み店に到着。
元WBCバンタム級世界王者、薬師寺保栄氏に似ている店の主人に「カウンターに座っていいか」と聞いて席に。そこに置いてある玩具のような自販機から350mlの缶ビール(スーパードライ)を購入してプシュっとやった。
まず、はじめに鳥の「もも」(100円)から、次に「ぼんじり」(100円)を攻め、次に「かしら」(120円)を焼いてもらった。
肉は柔らかく、しかもジューシィー。
さすが、炭火焼きだけのことはある。
店の主人は、あまり多くを語らないが、実は後日、同店をネットで検索していたら、ブログを開設していることに気がついた。
ご主人の経歴を見て、びっくり。脱サラをして店を始めたのだという。
脱帽!
さすがにカウンターは火の近くで熱い。
わたしは、外に出てもう一本ビールを飲むことにした。
店の外にもベンチが用意されていて、座れるようになっているのである。
最後に「鶏レバー」をいただいて店を辞した。
カウンター席僅か2、店舗外にベンチシート。
焼き鳥屋が立ち飲み屋に発展した店もあるのだ。
頑張れ、「スギショー」!
ところで、「スギショー」って?
ご主人の名前が杉山昭二さんとか?
それとも、ショー・コスギの大ファンとか?
最近、久々に同店のブログを拝見したところ、なんと店が移転しているではあ~りませんか。
「ケーヨーD2の目の前」ということは環七沿いか!
新年明けて2回ほど「ケーヨーD2」に買い物に行ったけれど、全く気がつかなかったし。
しかも、ブログによればメニューも増えているとのこと。
① 「スギショーオリジナル皮煮込み」(350円)
② 「焼きおにぎり」(90円)
そして、味噌ダレの追加。
①の「煮込み」はなんたって皮ですよ、皮!
これは、絶対食べなきゃいけません。
販売期間は11月から3月までの冬季のみ。
また、店頭で失礼します!
少しずつ、そして確実に成長している同店。
こりゃ、立ち飲み屋やりましょうよ。
ねえ、ご主人!
住所が王子から豊島に変わる、庚申通り商店街まで、JR王子駅からは徒歩25分、同東十条からもゆうに20分は歩く。
豊島5丁目団地ともなれば、1時間は歩くのではないだろうか。
そんな豊島にも居酒屋は少なくない。
当欄においては未だ1軒も掲載していないのは、「いつでも行けるさ」という灯台下暗し的考えがあるからだ。
せっかく、妻子が不在で自由人になっているのだから、この機会に行かなければ、と思い立ち、近所の居酒屋に行こうと考えたが、真っ先に頭に浮かんだのが、「スギショー」という店。
だが、この店居酒屋ではない。
持ち帰り専門の焼き鳥屋なのである。
何回か、買いに行ったのだが、実はそのとき、店内にカウンターがしつらえられ、しかもそこに缶ビールが販売されていることが分かったとき、わたしは「こうしちゃ、いられない」と思ってしまったのだ。
「もしや、立ち飲みでは?」という思惑は外れてしまったが、それでも十二分に居酒屋的要素を醸しだしている。いや、むしろそういう微妙なスタンスをとっている店だからこそ、居酒屋放浪walkerの血が騒ぐというものだ。
「あのカウンター越しで飲まなければいけない」という使命感を抱きながらも、実は悪戯に時間ばかりを費やしてきたのだった。
そこで、この日は是が非でもその問題をクリアしたいと思い、「スギショー」へと向ったのだった。
我が家を出て、馬場公園の前を通りすぎる。たばこ屋の角を曲がり、庚申通りに。庚申通りを左折し、終点まで。終点を右折。そこから50mほど行った路地を左折すれば、店舗がある。
こじんまりとした店舗である。
開店したのは07年頃だったか。ウチのポストに手作りのチラシが投函されていた。早速、行ってみることにした。
火は炭火焼き、身は大きくもなければ、さりとて小さくもない。メニューは鳥から豚の定番メニューから牛や野菜類に至るまで豊富だ。
珍しいところでは、「やげん串」(100円)「トントロ串」(120円)、「トマトベーコン串」(150円)なんてものまである。
一度、塩で食べてみたら、妻の評は「辛い」だった。
そのため、二度目の来店はタレでお願いした。
さて、三回目の訪問となったこの日、満を持してカウンターに座りビールを飲もうかと目論み店に到着。
元WBCバンタム級世界王者、薬師寺保栄氏に似ている店の主人に「カウンターに座っていいか」と聞いて席に。そこに置いてある玩具のような自販機から350mlの缶ビール(スーパードライ)を購入してプシュっとやった。
まず、はじめに鳥の「もも」(100円)から、次に「ぼんじり」(100円)を攻め、次に「かしら」(120円)を焼いてもらった。
肉は柔らかく、しかもジューシィー。
さすが、炭火焼きだけのことはある。
店の主人は、あまり多くを語らないが、実は後日、同店をネットで検索していたら、ブログを開設していることに気がついた。
ご主人の経歴を見て、びっくり。脱サラをして店を始めたのだという。
脱帽!
さすがにカウンターは火の近くで熱い。
わたしは、外に出てもう一本ビールを飲むことにした。
店の外にもベンチが用意されていて、座れるようになっているのである。
最後に「鶏レバー」をいただいて店を辞した。
カウンター席僅か2、店舗外にベンチシート。
焼き鳥屋が立ち飲み屋に発展した店もあるのだ。
頑張れ、「スギショー」!
ところで、「スギショー」って?
ご主人の名前が杉山昭二さんとか?
それとも、ショー・コスギの大ファンとか?
最近、久々に同店のブログを拝見したところ、なんと店が移転しているではあ~りませんか。
「ケーヨーD2の目の前」ということは環七沿いか!
新年明けて2回ほど「ケーヨーD2」に買い物に行ったけれど、全く気がつかなかったし。
しかも、ブログによればメニューも増えているとのこと。
① 「スギショーオリジナル皮煮込み」(350円)
② 「焼きおにぎり」(90円)
そして、味噌ダレの追加。
①の「煮込み」はなんたって皮ですよ、皮!
これは、絶対食べなきゃいけません。
販売期間は11月から3月までの冬季のみ。
また、店頭で失礼します!
少しずつ、そして確実に成長している同店。
こりゃ、立ち飲み屋やりましょうよ。
ねえ、ご主人!
単身赴任者御用達の焼鳥屋で…安い美味い(笑)!
どうやら、立ち呑みもできるらしいです。
ま、アパートの真ん前なので、
うちの夫はわざわざ立ち呑みはしませんが…。
たまに、数本買って、晩酌するのが楽しみだそうです。
焼き鳥、好きな人多いですよね。
旦那様もきっと大好きなんでしょうね。
単身赴任者御用達って、スゴイ!
立ち飲みしながら、寂しさを分かち合うんでしょうか。
わたしが以前住んでいた浦安のアパートの目の前も焼き鳥屋でした。
たまに、アフリカ系の男性2人がビール飲みながら、談笑している姿を見て、嬉しくなったりしました。
単身赴任者に限らず、社宅アパートの皆さんにも好評。
夕方から炭火の煙が通りに流れます。
会社帰りに車で買いに寄ったりするお客も多く。
あとは…なぜか…中・高校生。
部活帰りか、はたまた塾帰りか(笑)。
焼き鳥屋はそうでなくてはいけません。
しかし、煙作戦とは。それはそそられちゃいますよね。
一応、熊猫は八戸生まれです。
数ヶ月住んでましたが、それ以来行く機会はありません。
そのお店、一度行ってみたいです。