パシフィコ横浜で行われた某フェスティバルでは何故か地元産直品を売るコーナーがある。確か一昨年も買った、「松月堂 わびすけ」の「生ドーナツ」。
確かに旨い。甘みが強く、他では食べられないプレミアムな食感である。
甘みが強く、食感、味わいはドーナツとは一線を画す。そして、最も不可解なのが、生という表現。何が生なんだ。
見たところ、揚げていないのは一見して分かる。恐らく焼いているのだろう。揚げていないから生なのだろうか。生というと加工していない素のままの印象があるが、この「生ドーナツ」は明らかに加工してある。
「生ドーナツ」の何が生なのかと検索すると、年間にドーナツを500個食べるという溝呂木さんという方が、「生」の理由をネット上で説明してくれている。その理由の筆頭に、「生のような食感」を挙げている。「わびすけ」の生ドーは、恐らくこれだ。確かに、従来のドーナツとは異なっていて生っぽい。しかも、賞味期限が極端に短く、恐らく製造の翌日がその期限だ。この点も生っぽい。
なるほど。
その溝呂木さんによると、生ドーは各地で販売されているらしい。「わびすけ」が元祖ではないようだ。
ともあれ、藤沢の生ドーを買える機会は少なく、年に一度のフェスティバルしかチャンスがない。今年のフェスティバルが今から待ち遠しい。
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