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居酒屋さすらい 1016 - スペインバルのパイオニア - 「Tio Danjo(ティオダンジョウ)」(渋谷区恵比寿)

2016-05-25 19:11:27 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

恵比寿の「Tio Danjo」も、熊猫がなかなか行けなかった名店のひとつだ。

恵比寿における立ち飲みバルの先駆け的存在。いや、日本の立ち飲みバルの手本になったお店である。

これまで、店の前を通り過ぎたことは幾度となくあった。だが、いつ通っても混雑している。

「また次回」、「また次回」として、いつの間にか時日が過ぎていった。

 

資料によると、「Tio Danjo」がオープンしたのは今から20年も前。スペインバルという、今でこそカテゴリーは確立したが、その当時は先進的なものだったに違いない。

その老舗バルの扉を、この日ようやく開けることができた。

入店して、まず思ったのは、意外に砕けた店ということ。

お店のお姉さんの対応や店内の内装がカジュアルだ。

カウンターの適当な場所に陣取って、周囲を見渡す。

生ハムが美しい。

 

スペインビールとマッシュルームをいただく。

スペインといえば、「マッシュルームの鉄板焼」(600円)。

これ、マスト。

スペインのちょい悪オヤジらは、マッシュルームに命をかける。

 

一昨日行った「Tribar」とは雰囲気が違う。

何が違うか。

それは、どっしりとした安定感。本物だけが持っている余裕さ。そんなところだろうか。

 

店のお姉さんがフランクで、ついついそのペースにはまってしまいそう。

酒もタパスも超本格派。

 ここはハレの立ち飲みだ。

 

だが、残念ながら、「Tio Danjo(ティオダンジョウ)」は、調布に移転。恵比寿で育ったバルの胞子は調布で花開く。

いずれ調布にも足を運びたい。

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