大和から小田急線で、新宿まで戻ってきたが、ちょっと小腹が空いた。どこ行こうかなと考え、思いつくのは、あの店である。
「岐阜屋」。
新宿は、もうここ一択。
線路側から攻めてみた。金曜日夜の、しょんべん横丁は賑わっていて、路上にまでテーブルが出され、グループの若者が酒を酌み交わしている。混雑しているかと思いきや、幾つかの席は空いていた。席について、「酎ハイ」と「蒸し鶏」をオーダー。このコンビで、気持ちは上がる。
線路側も決して広いとは言えないが、通路側よりは断然余裕がある。この解放感を知ったら、もう通路側には戻れない。また、線路側の方がお店の人が優しい。
2つの顔を持つ不思議なお店。収入とか経営って、どうなっているのだろう。
すると、自分の隣に初老の紳士と若い娘さんが来た。2つ並んだ席が空いてなかったので、ひとつ席をずれると紳士はお礼を言いながら、「これなんだっけ」と自分が頼んだつまみを尋ねた。
「蒸し鶏ですよ」というと、「あぁ〜、あぁ」と声を出した。
あまり、詮索したくはないが、紳士のお連れさんが、あまりにも若い。不倫か? それとも親子? しかし夫婦ということはまずないだろうな。もし、親子だったら、それは羨ましい。娘は、自分の誘いは断らないと思うけど、多分「岐阜屋」には来ないだろう。年季の入った店に免疫がないのだ。それは息子も同じ。自分が、まぁまぁこぎれいだなと思っても、彼らはそう思わない。
息子は「きちぃな」とよく言う。
「酎ハイ」をおかわりする。周囲のペースより、明らかに早い。
さて、締めの展開を考えるか。
前回は、「炒飯」をオーダーして、若干の悔いが残った。「ラーメンにすれば良かったな」と。そうしたら、今夜はもう迷うことなく、「ラーメン」だ。思い返せば、自分は「岐阜屋」の「ラーメン」をいただいたことがない。果たして、いかに。
3杯目の「酎ハイ」と「ラーメン」をオーダー。
待望のラーメンである。ラーメン専門店ではない、中華のラーメンは、とにかく優しい。奇をてらうことがないから、万人に愛されるし、お値段だって優しい。
その値段、420円。
本当にこれでいいのかと申し訳なく思えてくる。
国民食だったラーメンがいつしかマニアが好むものになってしまったことが実に嘆かわしいが、それを横目に、「岐阜屋」のラーメンをいただく。
うまいよ。抜群にうまい。
今夜も大満足。これからは、「蒸し鶏」と「ラーメン」をスタンダードにしようか。
家族から大ブーイング間違いなし!
でも美味いよ。
家族からのブーイングなら、まだいいけど、仕事でのブーイングは致命傷だなぁ。若い時は許されたけど。
やっぱり、にんにく食べたら、腹にきますか。自分は腹具合が悪くなる訳ではありませんが、おならは2倍増しで臭くなります。だから、危険ですよ。
会社一気難しい人って、会社一のうるさ型の人ですか?
大和市のご出身なんですねー。